一昨日四日市に行ってきました。私が生まれ育った故郷です。ヤマハに入社して2年目から会社の寮に入ったので住まなくなってから34年くらいになり、今では墓参りに行くくらいなのですが、やはり懐かしいですね。
私は高校時代にギター同好会を作ったのですが、その時の後輩の女性が今でもギターを続けており、その方が指導しているギターサークルの皆さんにギターのお話と演奏をと言うご依頼を受けてお伺いした次第です。
ヤマハに入社した動機もギター音楽の普及をしたいと言うことでしたし、ミューズ音楽館を立ち上げたのも同じくギター音楽の普及と発展を志しての事でしたので、迷わず依頼をお受けしました。
タイトルに「ミューズからの贈り物」と入っていたのですが、これは芸術・音楽の女神「ミューズ」とミューズ音楽館をかけたそうです。
先ずはギターの歴史についてお話をしました。以前ブログにも書いたことがありますが、昨年から大学のギターサークルの皆さんにギターのお話とDVD鑑賞会を提供していますので、その資料からお話しました。4弦ギター→5弦ギター→6弦ギター、そしてフォークギター、エレキギターの出現。この話は結構皆さんご存じないんですよ。
演奏は初心の皆さんがよく弾くクラシックギターの名曲を数曲、映画音楽を数曲、そして演歌を1曲、また私も大好きな後藤千秋さんの「オルゴール」やギタードリームに掲載されていた藤原浩哲さんの「風の中で」など15曲ほどを演奏いたしました。全て短い小品とは言え、これだけ纏めて人前で演奏するのは30年ぶりくらいでしょうか。心を込めて演奏させて頂きました。
演奏の途中で、ギターの構え方、姿勢、楽曲について、奏法についてなどの解説を入れながらの、講習+演奏と言う形で進めました。演奏の後はお茶とお菓子で楽しい時間を過ごさせて頂きましたが、皆さんが熱心に質問されてうれしく思いました。きれいな音はどうすれば出せるか、セーハが苦手なのだが等など本当に熱心でした。皆さんにも大変喜んで頂けましたが、私自身が楽しいひと時を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
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翌日はメンバー数人からメールや電話がありました。『新たな気持ちでギターを弾いています。』といわれて企画した私が一番元気を貰いました。
また緩やかに出来る事を重ねていきたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
後には9人もいたと書いてある。
成人前の体験、お話は、後の人生に膨大な影響を与えることがあります。良くも悪くも。一定歳を取ればこのことは誰にも心当たりがある。
そういう意味で、山下さんが今回行ったことは、ある人には凄いことになるかもしれませんね。山下さんの情熱が加われば、感性豊かな子にはそれほどのモノだったろうと、そんなことを想像したりもしました。
そういう子の誰かが大きくなったとき、「そうあのときのことは、神からの贈り物」と、こんな風になればよいですね。
どんな楽器で弾かれたのでしょうか?この曲には、この楽器とか、2,3台つかわれたのでしょうか?ちょっと興味があるのですが、、、
結構よく鳴るいい楽器ですよ。