4月にスタートした『合奏を楽しむ会』が今日で丁度6ヶ月になります。
そこでナビゲーターを務めていただいている高岡誠さんにお話を伺いました。
この合奏を楽しむ会は初心者から上級者までいろんなレベルの方々に一緒に楽しんでいただけるように高岡さんは苦心されているそうです。しかも初心者の方にも楽譜を読む力、初見の力を付けていただければと言う事で、『今月の名曲』として毎月新しい曲にチャレンジするとともに、年間を通して仕上げていく曲の2本立てで指導をされています。
年間を通して仕上げていく曲は『美しき青きドナウ』、そして『今月の名曲』として今までにチャレンジしてきた曲は次の通りです。
4月 シベリウス/フィンランディア
5月 ウェルナー/野ばら
6月 中村八大/上を向いて歩こう
7月 中村八大/上を向いて歩こう(皆さんのリクエストでリピート)
8月 メンデルスゾーン/無言歌“信頼”
9月 禁じられた遊び
高岡さんは最初に皆さんにアンケートで希望を聞くとともに、皆さんにとって初めての曲も入れたりして選曲に配慮されています。そして初心者の方にも初見にチャレンジ出来る様に易しいパートを作り、弾ける人にはそれなりに難しいパートをと配慮して編曲してくださってます。それでも初見が難しい人には希望があれば事前に楽譜を送ってくださっているそうです。そして半年経った今日、ある参加者の方が『少し楽譜が読めるようになってきました。音も綺麗になってきました。』とおっしゃってくださったそうです。うれしいですよね。
また高岡さん曰く『合奏もリズムに乗ることが大切ですからね。』とリズムに乗ることも大変重要な点として指導されているそうです。更にこれは高岡さんらしい事なのですが、『毎月のキーポイントとして合奏する曲に関連したCDやテープを聴いてもらったり、エピソードを話したりしてはいろんな観点からその曲への理解を深めてもらえるよう努力しています。』とのこと。それが参加者からは『毎月出会う曲が新鮮に感じられていい』と評判の様です。
私は指導を高岡さんにお願いして良かったと感謝してます。これだけ真剣に取り組んでいただき、また準備も大変だと思うのですが、きっちりとした仕事をしていただいています。小さな事ですが、皆さんの名札まで高岡さんが用意してくださっているんです。本来ならミューズで用意しなければならないのに・・・。
そんな高岡さんの指導で合奏を楽しみながら読譜力をつけ、拍子感、リズム感を養い、アンサンブル力を身に付けていく、こんないい事はないですね。
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