先日の日曜日(5/23)はフラメンコギタリストの池田浩さんによる『ラスゲアードの基本~応用』でした。ギター持参でいろんな方にご参加頂きました。中には初めての方でジャズギターをやっている方もいらっしゃいました。
ラスゲアードと言うとフラメンコの特許みたいなイメージがありますが、意外と古くからあったんですね。バロックギターも掻き鳴らす奏法を結構使います。そして、フラメンコでどんどん進化して行ったんでしょうね。クラシックギタリストのラスゲアードとフラメンコギタリストのそれとは音が随分違います。これはラスゲアードに限らず、親指の単音弾きだけでも違いますよね。フラメンコギタリストの音は歯切れが良く、ビリ付音混じりのフラメンコらしい音です。これは楽器の違いもありますが、やはり弾き方が違います。同じ楽器で真似をしてもなかなかフラメンコらしい音が出ません。ただし、ラスゲアードの基本は同じですから、池田先生の講座はとても参考になります。今回で3回目ですが、毎回大好評です。
彼の右手の動きをビデオカメラで大きなスクリーンに写しながら、解説して頂き、参加者が実践し、時折先生が見て回って細かなアドバイスをして頂くのでとてもよく分かります。参加者のお一人が『今まで分からなかったことが今回で全て分かりました』と大満足のご様子でした。
話しは変わりますが、今回会員の皆さんにアンケートをお取りしたのですが、その中に『ギターの基礎』『初級者向けの講座』などのご要望がありました。楽器に関してや、奏法、練習の仕方など初級者の皆さんにもご参考になるような内容の講座を今後考えて行きたいと思っています。皆さんもご要望がありましたら、メールでも結構ですし、このブログへのコメントでも結構ですので、どしどしご要望をお寄せ下さい。よろしくお願いします。
山下高博
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