連休の最中の今日5月5日(金)にミューズサロンで今月最初のコンサート、森本千絵(Vn)&野村芳生(Gt)によるヴァイオリンとギターのデュオ・コンサートが行われました。
天気も快晴、暑い位の一日でしたが、コンサートも熱気に包まれ大盛況でした。
少しでも良い音で聴いていただくため演奏中はエアコンを止めていたため、演奏者の熱演に聴衆の熱気が加わり蒸し暑い会場となりましたが、迫力ある演奏に「素晴らしかった!」と皆さん感嘆の声を上げて熱心に聞き入っていました。
プログラムは野村芳生さんがブログでも書かれていたように、今まで演じてきた曲の中からこれぞヴァイオリンとギターの醍醐味!と言う名曲を集めたものでした。
<第1部>
ニコロ・パガニーニ・・・・カンタービレ
マウロ・ジュリアーニ・・・協奏風二重奏曲 ホ短調 Op.25
1.マエストーソ
2.主題と6つの変奏曲
3.メヌエット アレグレット
4.ロンド アレグレット
<第2部>
ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル
「フレースエの花々」より
1.ローンテニス
2.何年もたってから
3.夏の避暑地へ
ジェイソン・R・テーラー・・・「エコーズ」(2001)
アストル・ピアソラ・・・・・・「タンゴの歴史」より
1.ボーデル 1900
2.カフェ 1930
3.ナイトクラブ 1960
一部のパガニーニとジュリアーニは19世紀ギター(シュタウファーのレプリカ)を
使い、2部はモダンギター(フレタ)を使っての演奏でした。やはりそれぞれ持ち味があってこの様に使い分けるのはとてもいいものですね。
最後のピアソラは私も大好きな曲でヴァイオリンの森本さんにもとても合っていると思う程に熱演であり好演でした。
野村さんもおっしゃっていましたが、昔はギターのコンサートと言うとソロコンサートが殆どでしたが、今ミューズで行われるコンサートはギターとヴァイオリン、ギターとフルート、ギターとピアノ、ギターデュオと多彩になってきましたね。ギターにはそれだけ色々な形態で演奏できる機能、要素、作品がある訳ですから皆さんにももっとアンサンブルを楽しんでいただきたいですね。
欲を言うと1~2曲はギターソロやヴァイオリンソロがあっても良かったかな?なんて欲張りな事を思ったりもしましたが、皆さんはどう思ったでしょうか?
でもホント、今日は楽しめたコンサートでした。
千絵さん、野村さん、明日と明後日のコンサートも頑張ってください。
山下 高博
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