第一回ワンコイン・コンサート - ミューズの日記
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今日は第一回ワンコインコンサートが大勢の聴衆参加のもと、7人のソロと3組の二重奏で計13名の演奏者が白熱した演奏を披露してくれました。
正直なところこれ程多くの方に来ていただけるとは思っていなく、プログラムも追加印刷したり、イスも追加したりと開始時間が10分近くも遅れると言う盛況ぶりでした。それと今回の演奏者のレベルが思っていた以上に高く、皆さん緊張しましたと言いながらもいい演奏を聞かせてくれました。殆どの方が『気持ちよく弾けました』と言う演奏後の感想からも想像できるように、皆さん楽しんで演奏できた様子です。勿論失敗もあったでしょうが、少々の失敗は問題ではありません。如何に緊張の中で楽しく、気持ちよく演奏するかなのです。
以下、プログラムにも書いたこの会の趣旨であり、私の気持ちです。

『これは会員による会員のためのコンサートです。これから半年に一度はこのワンコインコンサートを企画してまいります。今回は演奏参加されなかった人も次回は是非演奏参加してください。時期についても内容についても会員の皆さんの意見を取り入れて行きたいと思っていますので、どしどしご意見をお聞かせください。そしてこのワンコインコンサートが本当の意味で皆さんのものになってくれればと願っています。
人前で演奏すると言うことは緊張するものですが喜びでもあります。好きなギターを一人だけ部屋に閉じこもって演奏するのが好きな人が居るかも知れませんが、やはり人前で演奏する悦びの方が遥かに大きいと思います。失敗したら『次回こそは・・・』と練習に身が入ります。もし上手く弾けたらその悦びは最高のもので『また次回も・・・』となります。なかなか人前で上手く弾かないものですが、場数を踏んでいく内にだんだんと上手く弾けるようになっていきます。そして人前で演奏することを恐がらずに、楽しむように心がけてください。失敗しても大丈夫。誰に叱られる訳でも、怒られる訳でもありません。楽器を演奏すると言うことは皆と楽しむことですから。皆で楽しみながら、刺激をし合ってレベルアップしましょう。これがミューズ音楽館の理念です。』

そして貼付写真の様に72歳と71歳の高齢者のお二人も失敗はあるものの立派な演奏を披露してくださり、楽しんでくださいました。また、尺八とギターの二重奏も良かったですね。思った以上にこの二つの楽器は合いますね。黒田節を聞きながら『あぁ、新年だなあ』などと感じ入っていました。終わってから皆さんに打診をしたところ、半年に1回ではなく3、4ヶ月に1回はやって欲しいと言う声をいただきました。私も3ヶ月に1回やろうかなと言う気になっています。日にちを決めたら発表しますので是非皆さんご参加くださいね。また、やり方、時期、方法なんでも結構ですのでご意見をお寄せください。お待ちしています。

最後に今日の出演者とプログラム掲載しておきます。
第一部
<ソロ>
1.加藤 奏        ド・ビゼー:組曲二短調
2.成戸 太地       ショパン:ノクターン
              カーノ:ワルツ
3.大村 真也       ディアンス:サウダージのサンバ
<二重奏>
4.加藤 茂・船戸盛夫   カルッリ:ノクターンより第1・2楽章
5。田中文英(尺八)    竹田の子守唄   
  藤喬史(ギター)    黒田節
第二部
<ソロ>
1.成田 和代      サンス カナリアス
2.田中 健之      タルレガ:アルハンブラの想い出
             アルベニス:アストリアス
3.竹口 喜久      ビニャス:独創的幻想曲
             アルベニス:カタルーニャ奇想曲
4.中村 公樹      ラウロ:ベネズエラワルツ第3番
             ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
<二重奏>
5.浅野善正・高原恵子  ソルの喜遊曲ホ長調 Op.62

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