『製作家が語るギターの歴史と音楽&楽器弾き比べ』 - ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



今日はギター製作家・田中清人さんによる『製作家が語るギターの歴史と音楽&楽器弾き比べ』でした。
田中さんは兵庫県丹波に工房を持ち、ルネッサンス・ギター、バロック・ギター、19世紀ギター、現代ギターの他、ビウエラ、クィンテルナ、フィーデルなど古楽器も製作する製作家。自作のギター4本と1830年のパノルモを持参いただき、ギターの起源からルネッサンスギター、バロックギター、19世紀ギターの歴史(楽器の変遷)を構造の違い、弦、調律、音色、材料などに触れながらお話と演奏をしていただきました。
ゲストにマリア味記子(みきこ)さんを招いて美しい歌声とギターの演奏を聞かせて頂きました。マリアさんはシンガー・ソング・ライター、モデル、音楽プロデューサー、アートセラピスト、フリーランス・アナウンサーと多彩な活動をされている方で、田中さん製作のテルツギターの様な590mmの小型の美しいギターを持ち、田中さんとのデュオを披露してくれ、皆さんうっとり。田中さんの本職は製作家で、演奏家ではないのでサロン講座と言うことで実施しましたが、レクチャーコンサートと言う呼び方の方が良かったかなと思いながら聴いていました。

参加された方の中にはプロのギター製作家やリュート製作家、またミューズの講師陣もいらっしゃいました。最後には質問コーナーと楽器を実際試奏する時間を持ち、皆さんに楽しんでいただきました。
今後もコンサートだけではなく、暫くお休みしていた講座も企画していきたいと思っています。

既に3月は二つの講座が決まっています。『爪の削り方とタッチ』と『ラスゲアード~基本から応用まで』です。詳細はHPのコンサートの予定ページでご覧いただけますので、是非チェックしてみてください。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« ニュー・イヤ... パールマン&... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。