2011年4月24日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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昨日は第27回ワンコインコンサートでした。
今回はなかなか変化に富んだ内容でした。
先ずはトップバッターがルネッサンス・ギターで演奏されました。私もルネッサンスギターの演奏は初めて聞きました。4コースのこの楽器はウクレレの先祖と言われており、チューニングはウクレレと同じです。軽やかな響きを聞かせてくれました。

そして、私がいつも初心者の方に出て欲しいと言っていますが、今回1年少々の方にも出て頂きました。ゆっくりとしたテンポでしたが、確実な演奏で雰囲気を出されていました。これからも初心者の方、是非出てくださいね。

桑田圭祐やユーミンの曲をボサ・ノヴァ調にアレンジして、所どころバーデン・パウエル風のところもあり面白く聞かせてくれました方も・・・。

また、先回に引き続き、自作品で出演いただいた方もいらっしゃいます。この方はロックギターをやっていたころがあり、その頃からオリジナル曲を書くようになったそうです。タイトルが「富士山」と言う3部構成になっている曲ですが、最初は物悲しい曲で、最後はロック調の激しいかっこ良い曲でした。

また、今回はなんと長野県安曇野市からもご参加頂きました。朝8時前に家を出てこられたそうです。この方とはブログがご縁で加納木魂さんの630㎜のギターを買っていただいたという珍しい経緯があるのですが、こうやってワンコインにも出て頂けてうれしいかったです。緊張はされていたようですが、しっかり落ち着いた演奏をして頂きました。

そして、今回は浜松で長年デュオ活動をされて来ている中村兄弟にも初めてワンコインに出てもらいました。ピアソラとナザレーの南米の曲を見事に息の合った演奏で楽しませてくれました。

その他、今年の名古屋コンクールの課題曲で出演された方や、常連のメンバーも素敵な演奏を披露して、楽しいワンコインコンサートになりました。
そして、今回の聴衆賞は6番目に演奏された各務昭子さんが獲得されました。各務さんのファンが多いんですね。これからもどんどん出てくださいね。


1. 三浦  彰  プレリュード /アドリアン・ル・ロワ
        足取りも乱れ/フェスタ/グレゴール・ブレーソン
       ファンタジー第2番/アルベール・ドゥ・リプ

2. 杉野森旬子  マルセリーノの歌/P.ソロザバル

3. 野呂 正夫  恋人も濡れる街角/桑田佳祐
         あの日に帰りたい/荒井由美

4. 磯村 幸平  富士山/磯村幸平

5. 浅野 喜正  南のソナチネ/M.M.ポンセ
6. 各務 昭子  ショーロス No.1/H.ヴィラ・ ロボス
 ソナチネ 第一楽章& 第ニ楽章
                /モレノ・トロバ

7. 宮澤きく子  大聖堂/A.バリオス

8. 蔵本 浩史  ロンド風ガボットBWV1006a
                /J.S.バッハ
         瞑想/F.ソル

9. 稲熊 博隆  盗賊の歌/M.リョベート
ティアーズ イン ヘブン/E.クランプトン

10.中村俊一・中村輝夫(二重奏)
  天使のミロンガ/A.ピアソラ
  エスコレガンド/E.ナザレー

山下高博



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