2010年10月9日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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先週の土日は鈴木大介さんのコンサートと公開レッスンでした。
今回は受講生の中から、ジュニアの世界で知らない人が居ないくらい有名になった金田栞奈さんに感想を書いていただきましたので、それを披露させて頂きます。

ミューズ音楽館には3年ぶりの登場でした。

コンサートは大介さんならではの素晴らしい演奏でした。

特に感動したのは音色です。なめらかな音やかたい音、ひびく音、いろいろな音色を
ギターと大介さんが一心同体になって作り出していました。私が個人的に心に残った
曲は、バッハの「無伴奏チェロ組曲BWV1008」、アルベニスの「グラナダ」、そして
アンコールでの「魔笛の主題による変奏曲」です。バッハは大介さん独特の表現力で
圧倒されました。アルベニスと魔笛は今井さんのギターで聞いたことがあるのです
が、今回のフレタではまた違う味が出て印象に残る演奏でした。

翌日はマスタークラスでした。音色(おんしょく)の探し方、演奏するときの気持ち
の持ち方など、いろいろ教わりましたが、やはり大介さんのレッスンの魅力は音楽性
を学べることだと思います。他の人の聴講もすごくためになるものでした。

2日間通して思ったのは、大介さんは研究家なだぁということです。打ち上げでもそ
うだったのですが、本当にたくさんの引き出しを持っていて何でも知っているので
す。大介さんの頭の中はいったいどうなっているのか知りたいです!(笑)やっぱり
ギタリストにはそういうものが必要なんだなぁと身にしみて思いました。
金田栞奈

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