日本の技術

青色発光ダイオードの発明でノーベル物理学賞を三人の日本人が受賞したそうで大変おめでたいことだ。

日本の技術が認められたわけだが、ちょっと危ない。
最近は日本は素晴らしいという発言が目につくようになっていた。
自画自賛をするようになると、下り坂に入った一つの兆しなので、今回の受賞はそれに保証を与えたようになり、下り坂に入ったことに気づかずに加速し続けて大事故を起こす事になる。

三人の日本人と言っても一人は日本に嫌気がさしてアメリカ国籍を取っている。
中村修二さんはこの大発明で会社からの報奨金は２万円、裁判を起こして結局８億円受け取って会社を辞めたが日本の他の企業は雇ってくれなかったのでアメリカに渡った。

政府は大企業優先に傾いているが、特許についても企業優先に改正されようとしている。
こんなことばかりしていると、優秀な人材は流出し続け、気が付いた時には日本の技術は空洞になっているよ。

弱いもの虐めばかりしていると、回りまわって自分の首を絞めることに気が付いてもらいたい。