machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

方言

2013-10-21 | Weblog
東北の人は寒くて口が開かないからズーズー弁になったとか子供の頃に聞いたことがあるが、実際は江戸時代の国境が方言の壁になっている。

出雲の言葉が東北弁とよく似ているそうだ。

「桃太郎」は吉備の国から、出雲に金棒を持った鬼を退治に出かけているが、敗れた出雲は日本海伝いに北へ逃げて東北に落ち着いたのだろう。

弥生人は朝鮮からの渡来人で朝鮮の百済や新羅、任那、高句麗の勢力争いが日本列島で展開し、半島や大陸の言葉の違いが方言として定着していったのだと思う。

若い頃、数日かけてのツーリングで東北を回り岩手の小学校に泊めてもらったことがある。用務員のおじいさんとの会話は3割程度しか理解できなかった。理解できたのは単語のみで英語を聞いていると同じくらいだった。

方言のルーツを研究すれば先祖のたどってきた道と歴史が分かる。さらに昔に遡れば人類の歴史と起源が分かる。

そんなことを知ってみたい。
コメント