例年ならば、五月以降は目いっぱい登山に勤しんでいるのだが、
今年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から登山を自粛する気運がある。
4月20日頃、山岳関連四団体からも痛切な呼びかけが有った。
よって私もそれ以降、登山を控えているが、疫病退散の祈願を目的とした神社参拝なら許されるだろう。
5月8日は他の用事も有り、男鹿に向かった。
なお県境をまたがない秋田県内の移動については、前日(5月7日)から解禁されている。
鵜ノ崎海岸から見た毛無山
五社堂入口、門前にあるなまはげ像(撮影は2020年3月25日)
男鹿毛無山は花の豊富な山だ。
山麓にあるなまはげの神社・五社堂付近を散策するだけでも数多の花が見られる筈。
まずは参道の入り口。
セリ科のシャク
シソ科のオドリコソウ なまはげが一夜で積んだと言われる999段の石段
石段にニュッと突き出したでかい青紫花はラショウモンカズラ。
その名は、花冠の形を渡辺綱が羅生門で切り落としたとされる鬼女の腕に見立てたとされるが、いかがなものか。
五社堂
裏に廻ると、
またまたラショウモンカズラがうじゃうじゃ。 つつましくクルマバソウ。
チゴユリ
ナツトウダイ キバナイカリソウ
この山はキバナイカリソウが凄く多い。
これはミヤマナルコユリだろうか。 ホソバノアマナ
ホソバノアマナは地味なユリ科植物。
秋田では毛無山でしか見たことが無い。
今頃の季節はシラネアオイの開花がピークだった。
毛無山では大群生にはならないが、道端や林の中にけっこういっぱい咲いている。
シラネアオイ シラネアオイ(白花)
ルイヨウボタン(メギ科) ヤマシャクヤク(蕾)(ボタン科)
ムラサキヤシオ
ヤマツツジは咲き出したばかり。
ウラシマソウ ウラシマソウとニシキゴロモ
ニシキゴロモ ヒトリシズカ
以上。
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