モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

月山弥陀ヶ原で草紅葉を。(2014年9月21日)

2023年10月05日 | 月山/羽黒口

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

月山は今年8月アタマに山頂まで行った(こちら)が、
今日(9月21日)は山頂には行かず、中腹、主に八合目周辺と五合目付近を彷徨ってみた。




朝7時頃、羽黒口八合目から歩き出したら、弥陀ヶ原の木道は霜が降りてツルンツルンだった。

(朝、異様に早いのは秋田市を午前4時に発ったおかげ。理由は八合目の駐車場がすぐ満車になるから。)

 
                                           エゾオヤマリンドウ


花はエゾオヤマリンドウが少し残っている程度、

当てにしていた湿原越しの鳥海山も雲の通り道になっており、よく見えなかったが、
弥陀ヶ原の草紅葉は好い塩梅だった。

キンコウカが濃い場所。




弥陀ヶ原越しに月山主稜線を望む。













北東側を眺めると、新庄盆地は雲海に覆われていた。




奥の山並みは葉山。




8月アタマに来た時(こちら参照)、うっかり見逃してしまったオゼコウホネ。




 (´π`; 花は終わってた。
来年こそ、必ず・・・。

近くの雪田地帯に足を踏み入れたら




イワイチョウの黄葉がおみごと。




ミヤマリンドウ




これはイワショウブか。

 


右上はシロバナトウウチソウ。
この株はいち早く紅葉していた。

このあたりはまだ緑色だ。

 


奥へ進むと、なっ( ̄π ̄;なんとまだ雪が残っていた。




彼方の新庄盆地はまだ雲海に覆われたまま。




無数の銀色にはためく植物は






チングルマの実だった。

アナと雪田の女王、ヒナザクラがまだ咲いていた。



雪田の女王様を見るのはおそらくこれが今年最後になるだろう。

今回は早々に帰路につく。
順当なら立谷川の流れの向こうに鳥海山が見える筈だが・・・



今日は雲をかぶったまま、一度も見えなかった。

山麓の林縁に咲いていた地味なソデ植物たち。

クロバナヒキオコシ




カメバヒキオコシ




また来年、今度は初夏に来てみようと思う(⇒2015年7月5日)。

以上。


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