林道入り口のゲート。このあたりまではリゾートホテルの類や別荘が点在しているのだが、ここから先はそのような俗なものは全くなくなる。
山麓線の烏川橋の少し穂高よりの所からゴルフ場の方に入り、「常念岳登山口」の看板に従ってくるとここに来る。ここまでの坂がかなりきつい。激坂がずっと続いて、ほとんど緩斜面がなかったような気がする。林道に入ってから激坂もあるが緩斜面も現れ、若干緩くなったような気もする。登っているときは林道の看板の下の「常念岳登山口↑(5.0km)」の看板に気がつかなかったくらいだから。
林の中の激坂。途中で水を飲もうとしてボトルに手を伸ばすが、こぐ力が弱まって落車しそうになったので、水を飲む度に止まっていた。林道区間では時々緩斜面が現れ、それには救われた。
林道終点から下を見る。終点直前の坂もきつい。林道終点に一ノ沢登山口の登山案内所とトイレ、水場がある。駐車スペースもあるが、停められる台数はそう多くはなさそう。道端や、約1km下ったところの駐車スペースにかなり車が停まっていた。 |
登山道の入り口。一ノ沢コースで常念岳に登ったことはほとんどなかったと思う。というのは、三股からだと日帰りでもついでに蝶ヶ岳も回ってこれるけれど、一ノ沢からだとそれが辛いので。しかし、山登り禁止令が出てから何年経つか。山が、遠い。
今日の断面図。烏川橋から8.4kmで標高差約620mを登る。平均斜度は約7.4%。林道区間は5kmだ。
三股へ行く林道烏川線は急なつづら折りの連続で高度を稼ぐが、この一ノ沢線はつづら折りはあまりなく、コーナーも比較的緩い。なので、下りは上ってくる車にさえ気をつければ、烏川線より楽だ。と、調子よく下っていたら、広域農道との交差点近くまで下ったところで路面に乗っていた乾いた土(周辺の畑の土か?)でスリップして落車しそうになった。直前で60km/h位出ていたから、落車してたら骨折間違い無しだなあ。でも、骨折したらしばらく会社休めていいかも。