それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

聖パトリックとベジタリアン祭

2012-03-17 22:15:32 | イギリス生活事件簿
今日は聖パトリックを祝う日だったそうだ(毎年あったはずだが、記憶にない)。

それに合わせてということなのかどうなのか、隣町でベジタリアンのお祭りが行われていた。

この間、ラケルと飲んでいてその話になり、面白そうだからついていくことにした。

今朝行く準備をしていると、バレとアレックスも行きたいということで、4人で行くことになった。

エースは徹夜で飲んでいたそうで、朝帰りした彼は「オレ、寝るわ・・・」と言い残し、部屋へ引きこもった。

街に出ると、聖パトリックのコスプレをした人々が何人かぞろぞろ歩いていた。

聖パトリックが何なのかはよく知らないが、聖人を祝う祭りはヨーロッパ中にある。

他方、日本では聖人という概念は縁遠いもののようにも思えるが、「誰々を祀った神社」というのはそこらじゅうにあるわけだから、遠からずかもしれない。

会場は市民会館で、あらゆるホールにベジタリアンに関する出店が並んでいた。

僕ら4人はただひたすら試食を食べ続け、お腹一杯になって帰ってきた。

正直、お祭りというよりは、「デパ地下」という方が適切なイベントだった。

前にも言ったが、ベジタリアンという思想は動物保護とか環境保護とか色々なものが混ざっているので、出ているお店のなかには色々な環境系NGOも混じっており、面白かった。

一番印象的だったのは、有機野菜を売るお店の料理試食で、それは本当に美味しい野菜料理だった。

有機野菜より、その料理売ってくれよ、と強く思ったのであった。