衆議院国土交通委員会視察
午前の参考人質疑に引き続き、午後は法案審査のためのバリアフリー施設の視察を行いました。その後、6月3日(土)に東京都港区で起きた、エレベーター事故に関する視察を行いました。
視察場所
- みなとみらい線馬車道駅(横浜市)
- 横浜ワールドポーターズ(横浜市)
- 港区立障害保健福祉センター“ヒューマンぷらざ”(東京都港区)
みなとみらい線は、平成16年2月に開業した新しい地下鉄です。馬車道駅では、改札、コンコース、案内板、エレベーター、トイレ等のバリアフリー化された施設を視察しました。平成11年に駅のエレベーター、エスカレーターを設置する補助制度を創設した時には考えられない様な素晴らしい設備で、「ここまで進んだのか」と隔世の感を覚えました。
横浜ワールドポーターズは、平成11年に完成したハートビル認定建築物で、店舗、映画館、展示場等の複合商業施設です。駐車場の車椅子スペース、案内受付、小型の会話補助装置「トーキングエイドライト」等を視察しました。以前に較べると、障害をお持ちの方が相当自由に活動することが可能になっていると感じました。
港区立障害保健福祉センターでは、今回の事故現場をたずね、港区、シンドラーエレベーター、管理会社から状況説明を受け、質疑を行いました。的確な回答はなく、責任を回避する姿勢がにじみ出ており、これではなかなか事態の改善は難しいのではないかと重い気持ちになりました。
安全、安心が大前提であるべき交通システムや施設での事故や事件が最近相次いでおります。事業者はもちろんのこと、政府や全ての関係者に気のゆるみがないか、初心に帰って真剣に見直さなければいけないと強く感じました。
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