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だんじり祭り(春祭り)

神戸市の春の風物詩、だんじり祭り。
毎年5月のはじめに、各地区をだんじりが勇壮に駆け巡ります。

私も始めてだんじり祭りを見学させていただきました。
だんじりの屋根で踊るハッピ姿の若者衆、車中で鐘や太鼓を打つ囃子方、
だんじりの前に腰を据えて指揮の団扇を振る長老衆、曳き綱を曳く女性や子供達。

だんじりの迫力にも驚きましたが、年齢層を越えて地域の伝統文化を継承している
住民の皆さんの姿に感動しました。

地域のつながりが薄れがちな現代で、絆を深めることのできる
素晴らしい行事だと思います。

Danjiri

各地から だんじりが一堂に会した姿は壮観でした。勇壮な練りまわし演技、ぴったり息のあっただんじり囃子、各地区の特色があり、目を奪われます。
Danjiri2

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地域公共交通活性化・再生のための提言

私も委員の一人として積極的に検討を続けてきました、自由民主党国土交通部会:地域公共交通小委員会で、この度「地域公共交通活性化・再生のための提言」を取りまとめ、6月15日に武部幹事長に対して申し入れを行いました。(下の写真で、左から2番目が私です。)

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最近は、自家用車の普及、人口減少、道路渋滞等により、鉄軌道、バス等の輸送量が減少し、赤字経営となって路線廃止等が生じていることは、ご存知のことと思います。

この委員会は、昨年来16回にわたり、この問題について検討を重ね、先進事例の調査・検討を行って参りました。(今年4月17日(月)には、北海道へDMV(=デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle)、JR北海道が開発した、線路の上と道路の両方を走る車両(バス)のことです。)の視察に参りました。→この視察内容は、4月17日付ブログに掲載しています。是非、そちらもご覧下さい。)

バス等の地域公共交通は、高齢者や児童・生徒をはじめ生活交通の手段として不可欠です。同時にまちづくりや地域の活性化、道路混雑緩和、また地球温暖化防止といった環境対策としても重要な役割を担っています。

私は、地域公共交通機関の活性化・再生に一生懸命取り組んで参ります。
今回の提言の内容を是非一度ご覧になって下さい。

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新バリア・フリー法成立!

Bfff

新・バリアフリー法が、衆議院本会議で全会一致で可決され成立しました。

私は昨年9月の初当選後、交通バリア・フリー法とハートビル法の一体化に取り組むことになり、当選前から引き続きバリア・フリーに携わることができる喜びを感じておりました。当選前に取組んでいたことをこの場で少し紹介させてください。

運輸省に勤務していた頃のことです。平成10年7月に消費者行政課長になり、上司の羽生運輸政策局長の命令でバリア・フリーの予算要求をすることになりました。当時はバリア・フリーという言葉もほとんど知られておらず、言葉の説明から始める状況でした。

予算にはシーリングという制約があり、前年度予算より増額して要求することは難しいため、10年8月末に提出する11年度予算要求に盛り込むことは断念せざるを得ませんでした。羽生局長とがっかりしていたのですが、9月下旬になって10年度の第3次補正予算を組む動きをキャッチし、俄然、力が出てきました。というのも、補正予算にはシーリングの制約がないので、前年度予算等にとらわれることなく自由に要求できるからです。

鉄道事業者や関係機関と協議を重ね、「そんな予算要求につきあう暇はない。」「予算をつけても無駄で不要になるだけだ。」「国と地方公共団体と鉄道事業者の負担割合はこれでは納得できない。」等の多くの批判を跳ね返して、駅にエレベーターやエスカレーターを設置する工事に対する予算50億円を勝ち取り、補助制度を創設することができた平成10年12月中旬には課員と喜びあいました。心配した予算執行についても、11年3月末までに50億円全額が使われ、ありがたいと思うと同時に待ち望まれていた予算なんだなと実感しました。

交通バリア・フリー法

この補助制度ができましたので、新しくできる駅はバリア・フリー化させようと11年4月からは法律を作る作業に取りかかることにしました。早速、日本身体障害者連合会松尾会長、日本盲人会連合村谷会長、近畿大学教授三星先生、東京都立大学教授秋山先生、慶応義塾大学教授藤井先生、東洋大学助教授白石先生や海外の学識経験者をはじめとする多くの関係者のご意見を伺い法律案を練っていきました。

「『バリア・フリー』という言葉は、障害(バリア)を取り除く(フリー)という意味で英語ではマイナスのイメージを持っている。日本語でいうバリア・フリーは英語では『アクセスできる(be accessible)』という。それよりも、最初から障害のある人もない人も共に使える『ユニバーサルデザイン(universal design)』が適切な言葉である。」と教えていただいたのも、その時でした。

平成11年12月23日に建設省、警察庁、自治省と法案提出についての合意が成立したときには半年以上の労苦が報われ、課員共々嬉しく感じました。元日と2日以外休日返上での法案作成作業を経て平成12年2月に閣議決定後国会に提出、5月下旬に衆議院、参議院共に全会一致で成立したときには、国民の皆様に喜んでいただける法律作成の担当者となることができて幸せであると思いました。

新バリア・フリー法

交通バリア・フリー法には、施行(平成13年4月)から5年後に見直すという条文が盛り込まれています。私は昨年9月の初当選後、今度は議員の立場で交通バリア・フリー法とハートビル法の一体化に取り組むことになり、引き続きバリア・フリーに携わることができる喜びを感ました。日本身体障害者連合会小川会長、日本盲人会連合笹川会長、脊髄損傷会妻谷会長、DPI三澤議長をはじめとする関係者の方々と再びご相談を始めることができました。

平成18年1月31日の自由民主党バリア・フリー議連で議連事務局長に指名され、国土交通省等の関係各省からヒアリングを行い、2月7日に日本身体障害者連合会小川会長他の関係者からヒアリングを行い、2月17日にバリア・フリー議連としての意見を取りまとめ、決議を行いました。引き続いて、北側国土交通大臣、川崎厚生労働大臣、小川文部科学大臣等に申し入れを行いました。

2月13日の衆議院予算委員会で北側国土交通大臣、川崎厚生労働大臣、小川文部科学大臣、安倍官房長官に対し、新バリア・フリー法についての質疑を行いました。

新バリア・フリー法は2月28日に閣議決定されて国会に提出されました。その後、参議院で審議が行われて4月28日に参議院で全会一致で可決され、衆議院に送付されました。

衆議院国土交通委員会は建築基準法の改正等法案審議がたてこんでいましたので、6月7日にやっと趣旨説明が行われました。6月9日に質疑、13日に参考人質疑と横浜での現地視察、14日に質疑と委員会での採決を経て、6月15日に本会議で全会一致で可決され成立…という経緯があったわけです。

新バリアフリー法の審議経過、案文等の資料です。PDF形式です。ぜひご覧ください。

Pdf_1 資料をダウンロード

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衆議院国土交通委員会視察

午前の参考人質疑に引き続き、午後は法案審査のためのバリアフリー施設の視察を行いました。その後、6月3日(土)に東京都港区で起きた、エレベーター事故に関する視察を行いました。

視察場所

  • みなとみらい線馬車道駅(横浜市)
  • 横浜ワールドポーターズ(横浜市)
  • 港区立障害保健福祉センター“ヒューマンぷらざ”(東京都港区)
     

みなとみらい線は、平成16年2月に開業した新しい地下鉄です。馬車道駅では、改札、コンコース、案内板、エレベーター、トイレ等のバリアフリー化された施設を視察しました。平成11年に駅のエレベーター、エスカレーターを設置する補助制度を創設した時には考えられない様な素晴らしい設備で、「ここまで進んだのか」と隔世の感を覚えました。

横浜ワールドポーターズは、平成11年に完成したハートビル認定建築物で、店舗、映画館、展示場等の複合商業施設です。駐車場の車椅子スペース、案内受付、小型の会話補助装置「トーキングエイドライト」等を視察しました。以前に較べると、障害をお持ちの方が相当自由に活動することが可能になっていると感じました。

港区立障害保健福祉センターでは、今回の事故現場をたずね、港区、シンドラーエレベーター、管理会社から状況説明を受け、質疑を行いました。的確な回答はなく、責任を回避する姿勢がにじみ出ており、これではなかなか事態の改善は難しいのではないかと重い気持ちになりました。

安全、安心が大前提であるべき交通システムや施設での事故や事件が最近相次いでおります。事業者はもちろんのこと、政府や全ての関係者に気のゆるみがないか、初心に帰って真剣に見直さなければいけないと強く感じました。

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日本のみなとを考える若手議員の会 視察

私は、港湾とかかわりの深い若手議員でつくる、「日本のみなとを考える若手議員の会」のメンバーです。このたび、博多港と北九州港を視察いたしました。

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初日は博多港で国土交通省鬼頭港湾局長、福岡市江頭副市長の説明を受けながらコンテナターミナルの視察を行いました。博多港はコンテナが高く積み上げられ手狭に感じられましたが、水深15mの新しいコンテナバースの整備が現在進められています。

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北九州へ移動し、夕刻は末吉北九州市長等の関係者と意見交換を行いました。
二日目は、まずひびきコンテナターミナルに伺って、国土交通省中尾港湾局技術審議官、北九州市港湾局伊藤理事から説明を受けました。

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ひびきコンテナターミナルは、平成17年4月から共用されている水深15mの最新鋭の施設ですが、荷物が少ないことが気になりました。博多港、北九州港は東南アジアから北米への日本海を抜ける絶好の場所に位置しています。両港をうまく統合することによって釜山港等との競争に勝てるのではなかと感じられました。

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北九州市中心部からひびきコンテナターミナルへのスムーズな交通アクセスを目的に整備が進む「新若戸道路」の沈埋トンネル建設現場を視察しました。

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小倉港から海事広報艇「みらい」に乗船し、巌流島、関門海峡を抜けて、太刀浦コンテナターミナルを船上より視察し、新門司地区で下船しました。

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3月16日に開港したばかりの北九州空港に向かいました。ピカピカで新しく、きれいな空港ターミナルで、多くの利用客で賑っていました。設立されたばかりのスターフライヤー社の最新鋭のエアバス A320に搭乗して羽田まで帰りました。機体の塗装も黒、機内の座席も黒の革張り、各座席にモニター画面がついており、高級感のある、好感がもてる飛行機でした。JALやANAに伍しての健闘が期待されています。

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(参加議員)

  • 山本 明彦会長
  • 梶山 弘志事務局長
  • 赤澤 亮正
  • 金子 恭之
  • 竹下 亘
  • 谷  公一
  • 西川 京子
  • 渡辺 具能
  • 盛山 正仁

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