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天災、人災

1月17日に阪神大震災の慰霊追悼式に出席致しました。

悪夢のような大震災から早いもので12年が経過し、大震災の爪あとがわからないぐらい街中はきれいに復興しております。

神戸市民、神戸市他の関係者の皆様のこれまでのご努力に心から敬意を表します。
震災直後、市民の方々全員が助け合いの心をもって必死に毎日をおくられました。私の実家も倒壊し、一人暮らしの母はご近所の方だけでなく、見ず知らずの方々にもずいぶんお世話になりました。

当時、日本中の人々が地震への危機感を持ち、非常時への備えの重要性を認識しました。

しかしながら「のど元過ぎれば暑さを忘れる。」で、12年経過した今でも万が一の場合における対応策は万全とは言えないのではないでしょうか。行政レベルでの非常時対応策の準備と周知徹底、各地で実施されている防災訓練への参加等によって、「減災」に取り組むことが重要です。

 また、近年、集中豪雨や竜巻等の異常気象が頻発するようになっています。その相当程度は地球温暖化がもたらしているのではないかと懸念されています。天災は防ぎようがなくとも、地球温暖化による異常気象、感染症の増加、生態系の変化等の悪影響をくい止めることはできるはずです。日常の自動車の使用、冷暖房の使用によって地球温暖化が進んでいます。ひとりひとりが取り組むことができる地球温暖化防止策を市民の方にお知らせして、かけがえのない地球環境を守っていく必要があります。

 「亥の年は荒れる」と言われます。早速、1月13日に千島海溝でマグニチュード8 3の地震がありましたが、津波の影響もなくホッといたしました。今年一年が、初日の出を拝むことのできた元旦のお天気のように、穏やかなものとなりますことを心から祈念申し上げます。

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