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駐車禁止

 昨年6月に駐車監視員制度の導入による違法駐車の取り締まりが強化されました。そのお蔭で、慢性的に渋滞していた幹線道路の混雑が解消される等、目をみはる成果があがりました。違法駐車による道路交通に対する影響の大きさを実感し、なぜ、もっと以前から、この様な取り締まりができなかったのかと不思議に思いました。
 しかしながら、解決すべき課題も明らかになってきました。トラック事業者は、原油高騰で極めて厳しい経営状況にある中、さらにドライバーの2名乗車等で駐車の取り締まり強化に対応してきていますが、このコスト増をどのようにして運賃に反映させられるかが深刻な問題であることは皆様周知のとおりです。
また、昨年来問題点が認識されながら、はかばかしい進展が見られないのは、駐車スペースの確保です。駅前や商店街等の都心における駐車場は絶対的に不足しています。この数年、駐車場が増加したとはいうものの、商店街へのお買い物の方の車や荷物の搬出入等のトラックを駐車する場所はなかなかありません。確保されているにしても、相当離れた場所であったり、お買い物の金額等に比べて駐車料金が高かったりで、実際には使えないものが多かったりします。
 行政担当者と話をしても「ここに何台分確保したが、それ以上は、この様な問題があって進まない。パーキングメーターは手数料なので、都心であってもそうでなくても料金に差をつけることはできない。」と駐車スペースの確保等が如何に困難であるかという問題点は指摘されるのですが、実際の進展がありません。行政側としてできない言い訳を聞いていても仕方がないのです。ドライバーのためにも、商店街のためにも、国民に不満を感じさせない行政をするにはどうすれば良いのか、ユーザーの立場にたって、他人事ではなく自分自身の問題であるという問題意識をもって、取り組んで頂きたいものです。
 長い期間をかけて解決すれば良いというものではありません。取り締まり強化から既に一年が経過しました。取り締まりの強化と、駐車スペースの整備は、本来、同時に行うべきものです。行政側の速やかな対応が望まれます。
(東京交通新聞:平成19年5月28日)

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エコツーリズムと地球温暖化について

 観光の対象である自然環境を守りながら観光を楽しむエコツーリズムの定着を図るため、エコツーリズム推進法の早期成立を願うとともに関係各省が縦割りではなく連携協力してエコツーリズムの定着を図るよう各省に取組みを求めました。
 また、2007年6月のハイリゲンダムサミットに向けて、前日(5月24日)に安倍総理が発表した「美しい星50」に関して、日本がどの様に国際的イニシアティブをとっていくのか、また、我が国の政府、産業界、国民が一体となったこれからの取組みについて若林環境大臣等に対して質疑を行いました。
 詳細は別添議事録をご覧下さい。

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特定住宅瑕疵担保責任法について

一昨年秋の姉歯耐震偽装事件に関しての建築基準法、建築士法に続く、第3弾の法整備である特定住宅瑕疵担保責任法制定について冬柴国土交通大臣等に質疑を行いました。
 特に、この新法によって被害を受けた買主の救済が十分に図られるのか、創設する保険制度によって住宅を提供する中小事業者に過度な負担を強いることにならないかについて大臣から答弁を得ました。
 詳細は別添議事録をご覧下さい。

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