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阪神・淡路大震災15周年に際して

~ソトコト3月号より~ 

 早いもので阪神・淡路大震災から15年が経ちます。

今年も1月17日がやってきました。

 午前5時46分に神戸市役所南側の東遊園地をはじめ市内各地で黙とうがささげられ、その後、市内各地で防災訓練が行われました。また、兵庫県公館で開催された15周年追悼式典には皇太子殿下ご夫妻、総理大臣、衆参議長、最高裁長官がご出席され、皇太子さまから心温まる励ましのお言葉を頂戴しました。

仮設住宅はなくなり、街はきれいに復興しましたが、それでも建物が立っていない虫食い状に残っている空き地を見かけると、ここの人はどうしておられるのかと辛い震災の思い出がよみがえります。心に重いものを感じている人は少なくありません。自宅や会社の再建をされた方でも皆さん多くの負担を背負っておられます。一人暮らしの高齢被災者の方におかれてはなおさらです。

自分の住んでいる地域に地震や火事、洪水等が起こるはずはないと油断せずに、万が一の場合に備えなければなりません。不測の事態に備える準備が必要です。普段から心がけていないことはいざという時にはできないものです。天災は忘れたころにやってきます。水・食料等の準備と防災訓練は欠かせません。

最近ではどこでもご近所づきあいが希薄になっていますが、地域のつながりも大事です。阪神大震災は見ず知らずの人が手を差し伸べて助け合いました。私の母も潰れて戸が開かなくなった家から、ご近所の方に扉をやぶって助けだしていただきました。街中の人々全員が協力しあいました。命の大切さ、人の心の温かさをありがたく、深く感じました。時が経っても震災の時の感謝の心、助け合いの心を忘れないようにしたいものです。

早いもので震災を知らない子供たちがもう15歳になっています。記憶を風化させることなく次の世代にこの経験を伝えて行かなければなりません。普段の準備と助け合う心を忘れずに、地域全体で訓練に励み、備えをしていくことの大切さをこの機会に考えてみては如何でしょうか?

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(写真)思いを記した竹筒にろうそくが灯る

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(写真)早朝の追悼の集いで菊の花を献花

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