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ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)

2018-10-21 22:19:47 | 笑福亭鶴二

天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)


天満天神繁昌亭・昼席・(2018・10・21)トリは、笑福亭鶴二さん。


1週間トリは、笑福亭鶴二さん。


ほぼ、満席の入り。

一、露の新幸・・・・・・・・・「金明竹」

新幸さん、入門丸四年みたいですが、それなりの歳。
人生経験も豊富で、噺にどしいりとした安定感が・・・・。
それでいて、大きな声と元気さは、どんな若手にも負けない勢い。
これからの、一席一席、が楽しみですな。

それにしても、今の落語家さん上手いですな。、


二、月亭八斗・・・・・・・・・「饅頭こわい」

饅頭こわい、あのどんどんでてくる饅頭を食べるところ。
そばの落語で蕎麦が食べたくなるように、
饅頭食べたくなりたいですな・・・。

冬になると、私は喜八州の“酒饅頭”好きですな。
それと、やはり大阪みやげにもなっている、“551の蓬莱の豚まん”ですな。


三、桂三若・・・・・・・・・・・「妻の旅行」

今、東京を拠点にして活動している、三若さん。

得意の三枝さん作の「妻の旅行」。

夫婦というのは、居なければ淋しいし、居てたら居てるで鼻につくし。
お互い、没頭できる趣味でもあると良いんですが・・・・。

私もこれから、リタイヤでもしようとする時期が近づいているだけに、
夫婦の距離感って、気つかいますな・・・・今から、練習、練習。


四、豊来家玉之助・・・・・「大神楽」

大神楽・・・今、豊来家さん何人、居られるんでしょうか。
調べると、大好きなラッキー舞さんも、豊莱家なんですね。

でも、玉之助さん、小手調べの様なバランスと傘の芸。

ハラハラ、ヒヤヒヤ、もっとみたいですな。


五、笑福亭右喬・・・・・・・「平の陰」

松喬一門の秘密兵器、右喬さん。

得意の「平の陰」、一時の絞り出すような語りは無くなって、
聞きやすい話しっぷりに・・・・。


六、桂小春団治・・・・・・・「冷蔵庫哀詩」

小春団治さんの創作の中では一番のお気に入りの「冷蔵庫哀詩」。
冷蔵庫の中の、人間模様、いや食品模様には、ペーソスを感じる。

ある人、曰く、すべてのものに心が宿ると・・・・。
ものを、粗末にしてはイケないと、大事にそれぞれに宿るいのちを大切に。

なかなか、ものを捨てられない、ごまめのつぶやきでおます。


七、ナオユキ・・・・・・・・「スタンダップ・コメディ」

素晴らしい、一年ぶりぐらいの、出会いですが。

前回、聴いたのとは、一つとしてダブルものはなし。

手ぶり、素ぶり、顔の表情、も一時に比べて豊かに。

そのぶん、陰気さも無くなったが・・・テンポも増して笑いの量も増量。

いつ聴いても、期待以上の高座でおますな。


八、笑福亭竹林・・・・・・・「まめだ」

笑いの少ない噺を・・・・・と、「まめだ」。

丁度、今頃の季節ですな、イチョウが枯葉となって落ちてくる時期。
雨がしょぼしょぼ、降って・・・・ちょっと肌寒い時・・・・。

まめだ、たぬきはきつねと違って、愛嬌ありますな・・・・。


九。笑福亭智之介・・・・・「煮売屋」

喜六、清八、の仲の良い二人連れ。

旅は気心知れたもんどうしがよろしいな。


十、笑福亭鶴二・・・・・・・「御神酒徳利」

最後は、お目当ての、鶴二さんの登場。
一週間のトリ、凄いですな。

本日は、「御神酒徳利」・・・・・・・。
力の抜けた、落語を演じているのを愉しんでいるかの高座。

落語を話すというよりは、噺の中の登場人物になりきったようで、
自由気ままに演じて、お客さんと一緒に愉しんでいるような・・・・。

楽しい、愉しい、たのしい、鶴二さんの「御神酒徳利」の一席でおました。



天満天神繁昌亭・昼席
2018年10月21日(日)午後1:00開演
天満天神繁昌亭

一、露の新幸・・・・・・・・・「金明竹」
二、月亭八斗・・・・・・・・・「饅頭こわい」
三、桂三若・・・・・・・・・・・「妻の旅行」
四、豊来家玉之助・・・・・「大神楽」
五、笑福亭右喬・・・・・・・「平の陰」
六、桂小春団治・・・・・・・「冷蔵庫哀詩」
仲入り
七、ナオユキ
八、笑福亭竹林・・・・・・・「まめだ」
九。笑福亭智之介・・・・・「煮売屋」
十、笑福亭鶴二・・・・・・・「御神酒徳利」
三味線・・・・・・・林家和女
太鼓・・・・・・・・・露の新幸

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