ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

短歌ください~穂村弘

2018-10-01 05:05:05 | 本の少し
短歌ください (ダ・ヴィンチブックス)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー

☆☆☆☆

「ダ・ヴィンチ」誌上に連載された「短歌ください」の第1回〜第30回までを
まとめたものですが、この本の発刊が2011年3月14日・・・・7年前
なぜ書いたかというと、ここで採り上げられている方が、今や短歌集を出して
私の好きな歌人のお一人に・・・・・デビューの時に出会えるなんて。

すごくたくさん気になる歌はいっぱいなんですが、
そういう訳で、私が現在進行形で気になっている方の歌をご披露

真夜中に俺が生まれた音がした燃えてる君の言葉の中に (木下侑介)

「日本野鳥の会」にいたという人よ わたしをかぞえたことありますか (やすたけまり)

かたつむり踏み潰すのに似ているね そんなところにキスすること (ゆず)

指たちが愛しあってのを二人は邪魔しないようじっとしてた (九羅ささら)

ビー玉をのぞけば大きくなる瞳 神様よこれが僕のいのちだ (田中ましろ)

かみなりに重曹に「ちゃん」をつけて呼ぶ母に「ちゃん」とはついに呼ばれず (虫武一俊)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

実は、このほん、図書館で借りて一度読んでいるんですな。

私の読書の図書館代りにしている“読書ログ”の穂村弘さんの欄にないので
買いましたが、読むうちにみたことのある歌が続々登場。

この、“ごまめ~の~いちょかみ”でたくさんの歌を紹介しています。
更に、気になる方は、2011年06月08日をご覧あれ、

7年の隔たりはありながら、選んだ歌はほぼ一緒でおますな。

6年後に、短歌を詠いはじめるとは・・・・・・で、ございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする