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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

別府小旅行 / 「潮騒の宿 晴海」

2019年02月14日 | 旅行

2月の三連休、妻が来福、別府に小旅行に行ってきました。

私個人としては、つい先日、別府にまち歩きに行ったような気がしますが、もう昨年の9月のこと

今回は、レンタカーで、往路は「大分道」、復路は中津にも立ち寄って「東九州道」の行程です。

大分道、東九州道も、この季節、寒波が来れば雪や凍結でたいへんですが、幸いにも好天でした。

道中、SAで由布岳を望みます。

今日は由布岳は薄っすら冠雪しているだけですが、先月下旬は、このSA、一面雪だったそうです。

大分道・東九州道の人気SA、「別府湾SA」。

曇りの予報でしたが、素晴らしい快晴!

店内には、旅心をそそる、「theo murata」(テオムラタ)のチョコや、糀と温泉水の甘酒などが。

別府湾SA、とても充実していますので、立ち寄りにおススメです。

 

博多から約2時間、別府小旅行の始まりは、何といっても「地獄めぐり」から。

奇しくも昨年9月のまち歩きが❝下見❞となって、妻をスムースに案内できました。(笑)

まずは、柴石温泉の2つの「地獄」、「龍巻地獄」と「血の池地獄」。

「龍巻地獄」の共通券販売カウンターで係の方に聞くと、噴出時刻にはまだ時間があるとのことなので、お隣の「血の池地獄」から見学。

今日も赤いです。

昨年9月に来た時は小雨で、イマイチの眺望でしたが、今回は快晴、展望所に上ると、遠くに別府湾を見ることができます。

「血の池軟膏」の販売店も、晴れている方が味わいがありますね。

(「血の池軟膏」は昨年9月に妻にお土産として買いました。)

ちょうど「龍巻地獄」の噴出時刻となりましたので、そちらへ。

見物客が席から立って噴出の様子を見に集まりましたので、私たちも。

相変わらずの勢い、相変わらずの大体40分ごとの噴出、素晴らしいです。(笑)

鉄輪エリアに移動する前に、バス&徒歩ではなかなか立ち寄れない、「湯けむり展望台」へ。

「扇山火まつり」の景色はすごいですが、日常的には、別府のこんな絶景を見ることができます。

小ぢんまりとした駐車場がありますが、それほど人気のないスポットなのか、ガラガラです。

さて、昼時となりましたので、これまた昨年9月に一人で入った、地鶏のお店「ひでさん」へ。

とても美味しかった「地鶏の炭火焼定食」を注文。

(2人前。)

2度目の訪問ですが、やっぱり美味しかったぁ。

昼食後は鉄輪温泉街の散策予定ですが、「みはらし坂」からの眺望をご案内。

今日はちょっと風が強くて温泉の蒸気がまっすぐ立ち昇らず、ベストな趣きとはいきませんでしたが、それでも別府の温泉街の景色は何度見てもいいものです。

 

鉄輪温泉街の散策は「地獄めぐり」の再開から。

「白池地獄」に車を停めて散策開始です。

併設の熱帯魚館、よく見ると結構面白い。

(左」コロソマ、アマゾンの現地では食用だとか。右:ピラルク。)

続いて、「鬼山地獄」。

おおっ、「赤ちゃんワニ」が誕生したのか。

肝心の「地獄」はあまりの蒸気で、蒸気しか写真に写らないので割愛(笑)、ワニ園が妻に大ウケでした。

こちらが室内で飼育されている、「赤ちゃんワニ」。

「赤ちゃん」と言っても、既に1m弱はありそう、しかも顔つきも怖い。

次は、「かまど地獄」。

インバウンドの方が一番多い「地獄」でした。

そしてやっぱり「本当に自然色なのか、、、」と。

(隣どおしですが、方や「青」、方や「赤」、ほんまかいな。)

「かまど地獄」から出て振り返ってみると、別府湾が遠くに見えました。

どんどん行きます、次は、「鬼石坊主地獄」。

気のせいか、昨年9月に見た時よりも「坊主」が勢いがあるような。

最後は「海地獄」。

蒸気が噴出し過ぎていて、温泉の表面が全く見えません。

併設の温室では、「オオオニバス」の季節が終わったのか、大きな葉が消失していました。

熱帯性スイレンの花とバナナの実が。

私一人ではスルーした、「温泉熱利用 極楽饅頭」を購入。

1パック¥750、結構いい値段です。(笑)

でも、軽くて美味しい、どんどん食べることができます。

こうして、妻は初めての、私は2度目の「地獄めぐり」をコンプリートしました。

スタンプラリーが完成しましたが、特に記念品などはありません、「達成感のみを感じよ」ということですね。(笑)

これまた一人ではスルーした、「地獄蒸し」の「玉子」を買い食い。

絶妙の蒸し具合と、なぜかほど良い塩味で美味なり。

メインストリートを下りながら、「むし湯ポケットパーク」まで。

一遍上人に温泉をおかけしてお参りを。

車を停めている「白池地獄」まで戻る途中、青空に温泉の蒸気が映えます。

ほんとに街中で噴出しています。

鉄輪温泉の散策はこれにて終了、車でエリアを移動します。

 

私が訪れてみたかった、「別府市竹細工伝統産業会館」。

立派な施設で全景が写真では納まらないので、チケットを。

驚くような竹細工の工芸品の数々が展示されています。

(こちらは撮影可能な作品。)

併設されている、カフェ&ショップでお土産を買いました。

工芸品のように竹を編んだものではありませんが、暖かい雰囲気の竹製品。

 

さて、せっかくなので早めにホテルにチェックインします。

今回の宿は、別府八湯のうち、「亀川温泉」エリアの「上人ヶ浜」の「潮騒の宿 晴海」(せいかい)。

東京勤務時代にFJMさんからいただいたこの本にも載っていました。

今回泊まった部屋はこんな感じ。

(ネットより拝借。)

写真に写っていませんが、左側に寝室(洋室)、手前に和室がある、広々とした間取り。

そして源泉かけ流しの露天風呂が付いています。

(泉質抜群。)

テラスからの景色。

テラスからの景色、高崎山方面。

「晴海」のウリのひとつ、上人ヶ浜を間近に感じる露天風呂。

(ネットより拝借。)

夕食は、3つの食事処から選びますが、私たちは日本料理の「玄」にしました。

(ネットより拝借。)

「いいものを少しずつ」という料理プランを予約。

食材の豊かな九州の中でもトップクラスの食材の宝庫、さすが大分、全品大満足でした。

デザートも出たのですが、売店でアイスを買って、部屋で❝デザートタイム❞。

(オリジナルアイスの「海月」と「豆茶」を。)

寝る前にもう一度、部屋の露天風呂に入ってリラックス。

こうして別府小旅行の1日目は終わりました。

 

翌朝の日の出は7時頃とのことですが、ちょっと早めの5時半ぐらい(?)に目が覚めたので、テラスに出てみると、ちょうど「さんふらわぁ」が別府湾に入ってくるところでした。

曇りがちでクリアな日の出とはいきませんでしたが、日の出後のテラスからの景色。

朝食は昨晩の夕食と同じく「玄」。

「今朝の焼き魚」が別皿で出てきます。

ちなみに、私はこの通り和食、妻は洋食の朝食を選びました。

いずれも地元食材をふんだんに使ったクオリティーの高い朝食でした。

チェックアウトは11時なので、部屋に戻って最後まで温泉を楽しみました。

 

さぁ、2日目のメインは、ここと、、、

東九州道をちょっと走って、ここ。

まずは、私が行ってみたかった、「八幡竈門神社」に立ち寄り。

創建、神亀4年(727年)という歴史ある神社です。

亀にご縁があるようで、「神亀水」で清めます。

イチイガシの巨木に古札納所があります。

(木の後ろの❝穴❞は古札を燃やすところ。)

八幡竈門神社から別府湾の眺望は素晴らしい。

ひときわ目を引くのはこちら、「機雷」(機械水雷)。

第一次世界大戦の戦勝を記念して地元亀川の有志の方々が一対奉納したとのこと。

お参りの記念に御朱印をいただこうと思いましたが、残念ながらどなたも社務所におられませんでした。

「ピンポ~ン」も鳴らしたのですが、どなたも出ず、、、残念。

 

それでは、「うみたまご」に向かいます。

道中、別府のランドマーク、「別府タワー」を通過。

曇天が晴れてきました。

到着は11時過ぎでしょうか、第一駐車場は既に満車で、国道向かいの第三駐車場に回りました。

(この歩道橋を渡って「うみたまご」へ。)

歩道橋の上から見る景色が絶景。

(別府市街側。)

「うみたまご」全景はここから見ることができます。

入館料は1人¥2200ですが、その価値はありました。

入館するとすぐに、入館者の手持ちのカメラ・スマホでスタッフが記念写真を撮ってくれます。

そして、この「海卵」からスタートです。

いきなりの巨大水槽でテンションが一気に上がりますよぉ。

ゆっくりと見て回りたいところですが、「パフォーマンスタイム」の時刻が迫っていますので、そちらへ直行。

「セイウチ」のショーです。

舞台は観覧スペースを区切って臨時に整えます。

(このマットの上にはホースで水が撒かれますが、セイウチがお腹で滑りやすくするため。)

ショーのスタートは、コツメカワウソのくす玉割りから。

(「はじまるよ!」と書かれています。)

いきなり岩の上に巨大なトド(アシカ)が登場。

スタッフの投げる魚を器用にキャッチします(食べます)。

ショーの間、ずっと魚を投げてもらっていましたので、一体何匹の魚を食べたのでしょうか。

マットの上では別のトドがボールを鼻でポンポン。

いろいろなパフォーマンスを見せてくれます。

最後は❝逆立ち❞で。

爆笑と驚きのパフォーマンスでした。

続いて、ペリカン登場。

(ペリカンなのに名前は「スズメ」。白いのに正式名称は「モモイロペリカン」。)

大技は、飼育員さんへの肩乗り。

肩に乗っていますが、関心は100%エサに行ってます、会場大爆笑。

真打、セイウチの「ミー」ちゃん登場。

(立派な牙がありますが、女の子です。)

ミーちゃんの得意技、「ジャガイモ」。(笑)

ミーちゃんの得意技その2、「腹筋」。

これまた会場大爆笑。

30分以上のショー、すごく楽しかったですよ。

終わると、セイウチに触ることができますが、「触ったらすぐに手を洗ってくださいねぇ。」とのこと。

ペンギンのお散歩タイム。

(子どもたちの目がキラキラしていました。)

なぜか私の足元でペンギンが止まりました。

おっさんが言うといかがなものかと思いますが、「かわいい~」。

セイウチを触った妻が手を洗いに行っている間に、コツメカワウソの住まいをチェック。

ベッド、風呂兼プール、エアコン、全て完備。

コツメカワウソは購入すると100万円ぐらいするそうですが、さらにこのお住まいを整えるとなると、たいへん。

ずっと屋外にいて、海から冷たい風ですっかり体が冷えたので、館内に戻って、ゆっくり見学。

港の人口岸壁をリアルに再現した水槽。

(超小型テトラポット、手が込んでいる。)

非常に珍しい青いガザミ(ワタリガニ)。

(真っ青、すごいっ。)

バレンタインデーの日の地元紙にも載っていましたので、かなり話題性があるもよう。

ご存知、「チンアナゴ」。

広い水槽中こんな景色で、何だか滑稽なり。

「うみたまご」というネーミングの所以か、不思議な空間もあります。

屋外には、博多の居酒屋も真っ青な❝生けす❞みたいな水槽に(美味しそうな)アジが大量に泳いでいます。

(向こうは別府湾。)

屋内には、「関あじ」、「関さば」が。

水槽に泳いでもいても「関〇〇」なんだろうか、、、。

ここで、次のパフォーマンスショー、「イルカショー」です。

トドやセイウチのパフォーマンスショーとは違って、イルカのショーには華があります。

でも、この屋外、別府湾の寒風がもろに吹き付けていて寒い!

私は屋内に避難しましたが、妻は最後までイルカショーを見ていました。

イルカショーが終わって、館内で続きを見ていると、偶然、「アゴヒゲアザラシのブル&ベリーのゆる~いショー」が始まりました。

飼育員のお兄さんが予め言っていましたが、「アザラシはほとんど芸ができません。なので、ショーでは顔を見てもらいま~す。」とのこと。

ハンディーカメラでアップをモニターに中継します。

これはこれでかわいいショーでした。

「出口」を出ると、もちろんショップが待っています。

面白かったのは、消費期限が迫っているお菓子は、「今お買い上げなら、レジにてもう一つプレゼントします。」とのこと。

これ、買いました。

(やっぱり、チンアナゴ。)

こうして、「うみたまご」ツアーを存分に楽しみました。

ちなみに、海側の「うみたまご」、山側の「高崎山(自然動物園)」ですが、お猿さんの❝ストライキ❞も解除された高崎山の方には今回は行きませんでした。

繁殖を抑えるため、エサを少なくしたところ、サルの群れがエサの「寄せ場」に来なくなったとのこと。

 

「うみたまご」を出発して、帰りは東九州道を通ります。

お目当ては、昨年10月に中津を訪ねた時には立ち寄らなかった、中津市の「福澤諭吉旧居、福澤記念館」。

(そして「中津からあげ」も。)

入館リミットの16時半に少しだけ余裕をもって飛び込めました。

福澤諭吉さんの胸像はもちろんあります。

中庭から見た旧居。

(梅がちらほら咲き。)

屋内は立派な平屋ですよぉ。

(冬は寒いだろうなぁ。)

絵馬もあります。

敷地内に「土蔵」がありますが、諭吉少年はこの土蔵の2階(というか屋根裏)で苦学されたそうです。

(勉学は場所を選ばず。)

福澤記念館には、日本銀行券=1万円札の「1号券」(通し番号が0000・・・01)があります。

残念ながら写真NGでしたが、「2号券」は慶應義塾大学に寄贈されているそうです。

 

「晴海」の朝食を食べたきりなので、夫婦ともども、お腹が空きました。

ここは「中津からあげでしょっ。」ということで、お手軽に「道の駅なかつ」へ。

ここに併設されている「レストラン」にラストオーダー15分前に飛び込みました。

景色のいいカウンターもある結構大きなレストランには、私たち以外誰もいない、、、。

私は、鉄板メニュー、「からあげ定食」(¥780)。

妻は、「ごぼ天うどん」に、何と「からあげ(単品)」を。

からあげ、抜群に美味しかったです。

なぜだろう、こんなに美味しいのは、、、。

中津のご当地グルメに舌鼓を打って、別府小旅行を〆ました。

 

帰りは東九州道を快適に走破して、19時半には帰宅。

今回は別府でも鉄輪エリア、亀川エリアを堪能しました。

次に別府を再訪する時は、明礬エリアでの宿泊と、妻が「乗りたい!」と切望している、「別府ラクテンチ」の観覧車を楽しむことにしました。

別府、最高でした!

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