ネット上で「枝る」という造語が出現したそうだ。
意味は、
(1)極限まで睡眠を取らないこと。寝る間も惜しんで働くこと。
(2)上司に恵まれず必要以上の努力を強いられること。
だそうだ。
戦国時代なら必要以上に大衆受けする参謀は大将に粛清される運命にあるだろうが、当の官房長官は、「枝る」という造語出現の感想を記者会見で質問されて、
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「そうしたネット上の書き込みなどがあることは承知している。
ただ、この震災に対する政府の対応は、まさに私に限らず、事務方含めて、政府に限らず、多くの関係する皆さんが最大限の力を発揮して、発揮すべく努力をしてきていただいたものと、私は思っている。
政府という立場からは、今回の地震、津波の被害を受けた皆さん、あるいは原発事故の影響を受けている皆さんのいずれも、生活に大きな打撃を受けて困難な状況の中で苦労し、頑張っていただいている。政府の一員として、そうした皆さんに対しては、大変申し訳ないという思いを持ちながら、この1ヶ月間は仕事をしてきたし、これからもそうした思いで、仕事にあたっていかなければならないと思っている。」
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という答弁。まさに枝っている。
一時期のように会見中に汗がしたたる光景が見られないようになってきたということは、体調が少し戻られたのかも。賛否はともかく要であることは間違いないので、今しばらく枝ってもらいたい。
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