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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

小豆島「海音真理」一泊旅行①〔小豆島(主に小豆島町)観光編〕

2023年03月21日 | 旅行記

人生初の小豆島に行って来ました。これまで「行ってみたいなぁ。」と思いつつも、船でのアクセスのハードル感と、泊まってみたい宿「海音真理」の超予約困難さから、プランニングにまで至っていませんでしたが、ダメもとでキャンセル待ちしていた「海音真理」を予約することができ、ついに小豆島への旅が実現しました。

今回の旅の計画を地図にするとこんな感じです。

(「地球の歩き方」の「島旅」シリーズの「小豆島」を読み込んで計画。小豆島出身の職場の同僚からの情報もありがたかったです。)

小豆島は、島を図形に見立てると、右上から左下に❝対角線❞を引いて、右下半分が小豆島町、左上半分が土庄町(とのしょう)。観光プランは、ざっくり、一日目は主に小豆島町、二日目は土庄町という感じです。

ということで、今回の旅行記は3部構成で書こうかと思います。

 小豆島「海音真理」一泊旅行①〔小豆島(主に小豆島町)観光編〕
 小豆島「海音真理」一泊旅行②〔「海音真理」編〕
 小豆島「海音真理」一泊旅行③[完]〔小豆島(主に土庄町)観光編〕

では出発です。(小豆島出身の同僚に相談した結果、島へは姫路港から渡ることにしました。)

大阪に前入りしていた妻と、朝7時台のこだまで姫路駅に到着。まずは姫路城を遠望。

(雨は上がりましたが曇天。雨にしっとり濡れて❝落ち着いた白❞の姫路城がいいですね。)

姫路港までは路線バスで約20分。

(94系統、8:40発。)

姫路港の「姫路港ポートセンタービル」に着く頃には晴れ間も出てきました。

小豆島行きのフェリーは9:45発(11:25着)。

姫路港-福田港の船賃は片道1710円/人。

(何やら大きなシールをもらいました。ポケモンのキャラっぽいけど、、、。)

初めての小豆島行きということで、早め早めの行動だったため少々待ち時間がありましたが、乗船する船が着岸。

(「第三おりいぶ丸」。んっ、さっきのシールのキャラが船にも。)

船内は広々としています。そして、このキャラはポケモンで、小豆島フェリーの姫路港-福田港の航路限定のコラボ企画のようです。

(写メには写っていませんが、テーブルにはモンスターボールもラッピングされています。)

このポケモンキャラ、「ヤドン」って言うのですね。

(「うどん県PR団」のヤドン。「うどん」と「ヤドン」をかけているのか。ちなみに、ヤドン、分類は「まぬけポケモン」、特性は「どんかん/マイペース」だそうです。(笑))

子どもたちに大人気のようで、記念撮影しまくられていました。「ヤドンパラダイス」とは何か分かりませんが、小豆島にはヤドンがデザインされたポケモンマンホールがあるそうで、ちょっとした観光地になっているとか。

そして小豆島を舞台にしたアニメと言えば、こちら「からかい上手の高木さん」を忘れてはいけません。「高木さん」の❝聖地❞が島内各所にあります。

(ご存知でしょうか? 妻には言っていませんが、観光地も聖地になっていますので、今回の旅では何ヶ所か訪ねます。(笑))

100分の乗船時間でしたが、時間を持て余すこともなく到着。

(福田港が見えてきました。)

島内観光のためにレンタカーを予約しておきました。福田港に唯一ある「マリンレンタカー」ですが、小豆島フェリーが運営しているようで、予約の時に「フェリー業務と兼任でやっているので、船が出航するまで少々お待ちいただきます。」とのこと。受付はフェリーの切符売り場。

(姫路港よりもしゃれた感じです。(笑))

待っている間に展示物を見ていると、原本でしょうか、「二十四の瞳」の壺井栄さんの原稿がありました。

(こりゃすごい。)

その横には、、、「高木さん」。

(今や「二十四の瞳」と並んでいます。(笑))

10分も待たないうちにフェリーの出航作業を終えた係員の方が戻って来て、レンタカーの受付も無事完了。迅速丁寧な受付、ありがとうございました。それでは一日目の観光へ出発です。

港から数分の景勝地「福田海岸」。「さぬき百景」のひとつです。

(島に連なる、この3つの❝小島❞の景色が見所です。青空だったら映えるでしょうね。)

続いては、小豆島と言えば大坂城の石垣の石材の採取地ということで、国指定史跡「大坂城石垣石切丁場跡 天狗岩丁場」。

(一周30分程の散策路が整備されています。)

パンフレットがありましたのでいただきました。急な階段が続くようなので散策は回避しようかと思っていたら、妻がどんどん登って行きました。(笑)

(昨晩から今朝にかけての雨で足元が悪いかと思いましたが、結果的には大丈夫でした。)

せっかくなので、最大の見所「大天狗岩」は見ておこうと思い登って行くと、結構すぐに到着。これが「大天狗岩」。

(ここからだとその巨大さが分かりづらいですね。)

思ったよりも散策路が荒れていませんでしたので一周回ってみることに。大天狗岩の横にある「そげ石」。

(これ、人の大きさ程もある石ですが、必要な石材を採った後の残石だそうです。)

「そげ石」の穴(矢穴)からも何となく石材の採り方が想像できますが、「矢穴技法」という写真のようなやり方で石を割って採っていたようです。

(技法があったとはいえ、途方もない作業です。)

周回路を進みます。

(あのあたりが一番高い所か。ちょっと脚にきています。(笑))

登り切ると、「小天狗岩」という見所に出るのですが、まずはその横の巨石が積み重なっている様子に驚きます。

(ここにも矢穴が刻まれた石が。)

「小天狗岩」には石のトンネルがあります。

(これも結構な巨石ですが、人の力でどうにかしていたのでしょうか。想像もつきません。)

脚にきていますが、中腰になって石のトンネルをくぐります。

(モザイクかけていますが、私です。妻撮影。太ももがきつい、、、。)

石のトンネルをくぐって少し進むと、刻印がしるされた残石がたくさんあります。

(はっきりと刻印が見て取れます。「〇に▢」は黒田家の刻印だそうです。)

これで一周したことになり、最後に「大天狗岩」の別角度の地点に戻って来ます。ここから見る「大天狗岩」の迫力がすごい!

(大天狗岩の左下に小さくモザイクがかかっているのが妻です。大天狗岩がとんでもない大きさということが分かります。)

「天狗岩丁場」、訪れる人もほとんどいない東海岸の穴場です。なかなか見応えがありますので、おススメだと思います。

次は、車で数分走って、これまたほとんど観光客が来ない「希望の道」という景色を見ることができるスポット。

(ここからでは何も見えません。)

全国各地にもある、干潮になると砂州が現れて歩いて島へ渡ることのできる「トンボロ現象」を見ることができます。小豆島のトンボロ現象と言えば、土庄町のこちら「エンジェルロード」が有名です。

(観光パンフの表紙。「エンジェルロード」は二日目に訪れますが、観光客だらけでした。)

東海岸の「希望の道」は誰もいません。(笑) 「南風台」という景勝地から数分歩き下って行きます。

(青空なら、ここに座ってセルフタイマーで記念写真を撮るとかなり良さそうないい景色です。)

5分くらいのようですので行ってみます。南風台から少し下ると、こんな素晴らしい景色が。

(ミモザとソテツ。)

ツバキも咲き散っている道を進みます。

(ほんと誰もいません。)

最後はちょっと細い悪路ですが、手すりもありますので安全に下りることができます。その先にはこの景色。

(実はまだ干潮ではないのですが、出発地点の案内板(潮見表)に「満潮で❝道❞が露出していなくても、海面下に❝道❞が見えます。」と書かれていました。その通り、いい感じで見えますね。)

ギリギリまで下りてみると、こんな感じでなかなかの景色です。

(これが「希望の道」。「エンジェルロード」よりは小規模ですが、誰もいませんのでおススメかも。)

さて、12時を回っていますので、そろそろ昼食を。事前リサーチしておいた、「希望の道」にほど近い「食事処うめもと」へ。

(店構えにちょっとたじろぎます。(笑))

入口ののぼり、「大えび天丼」、「あなご天丼」、「あなご丼」が推しか。

(出川哲朗さんの「充電させもらえませんか」の旅でも紹介された店なので混んでいるかと思ったら、先客は一組だけ。)

「小豆島 島鱧」も気になりますが、ここは大海老と穴子で。

(天丼かぶりしないように、「大海老天丼」と「穴子丼」にしました。)

店内に発見したディスプレイ。

(「第45回 壺井栄賞 優秀賞 日本一のあなごべんとう」。手書きというのがかなり気になりますが(笑)、穴子丼が名物か。)

来ました「穴子丼」。

(嬉しいことに、汁物は素麺入り、漬物の横には海苔の佃煮。この一盆に小豆島の名産が集結。)

「大海老天丼」も登場。

(ちょっと天ぷらが重なって見づらいですが、ボリューム満点。これはお得です。)

妻とシェアしましたが、両方とも美味しかった~。「食事処うめもと」、地元に愛される食堂。おススメです。

次は、これも小豆島の名産、醤油の醤油蔵の見学へ。「醤の郷」(ひしおのさと)という醤油蔵が集中しているエリアがありますが、そこからは少しだけ離れているけど、貴重な木桶仕込みの様子を見学させていただけるという「ヤマロク醤油」へ。

(細い道を入って行くと駐車場があります。作り立て?の木桶が置かれていたこととその大きさにびっくり。(笑))

反対側を振り返ると「寒霞渓」でしょうか、山が連なっています。

(写っている車は今回のレンタカー(軽)。)

先日観た「遠くへ行きたい」で土井善晴さんがこの醤油蔵を訪ねていましたが、その時に「寒霞渓から吹き下ろす冷たい風が醤油づくりにいい。」と言っていました。ここ「ヤマロク醤油」も「醤の郷」の醤油蔵群も寒霞渓から南方面に広がっているのはその立地に意味があるのでしょうね。では、見学のため❝正面玄関❞へ。

(「遠くへ行きたい」で土井善晴さんが木桶を締める箍(たが)(竹の輪っか)でフラフープをやっていましたが、その場所がここですね。)

「ヤマロク醤油」のシンボル、記念撮影用木桶。

(人が中で立てるくらいの大きさ。)

ここが醤油蔵の入口ですが、「やまろく茶屋」という看板が出ていました。

(ちょっと小さいですが、入口左側に「やまろく茶屋」の看板が。)

予約なしでも気軽に見学させていただけます。さっそく蔵の中へ。

(醤油の濃い匂いと年季の入った木桶に圧倒されます。)

木桶仕込み醤油は全生産量の1%(99%がタンク(金属)で大量生産されている)。その(木桶の)1/3が小豆島に集まっているとのことです。この蔵で一番古いのは手前の木桶で、明治時代のもので百年以上は経っているそうです。木桶にびっしりと菌が付着しています。

(白っぽかったり黒っぽかったり、粉のようなものも全て菌だそうです。)

階段上にも上がらせていただけます。

(日本酒の酒蔵と構造は同じように思いますが、景色が全然違います。すごい迫力です。)

妻が「作業中に木桶に落ちると危ないですね。」と訊くと、係の方曰く、「人が桶に落ちると死亡のおそれがあります。深さが2m超ということもありますが、醤油原液の高濃度塩分もリスク。ヤマロクでは特にルールはありませんが、醤油蔵によっては『蔵での作業は必ず2名で』をルール化している蔵もあります。」とのこと。

(柱、壁、パイプ、色付いているのは全て菌。)

この他にもいろいろと醤油づくりのことを教えてもらいました。

・木桶仕込みは木桶に付着してる菌の種類や数によって同じ仕込みをしても味が変わる。また、作り手の人間性でも味に変化が出る。優しい人が作るとマイルドな味になり、クセのある人が作るとクセのある醤油ができる。(笑)
・醤油蔵・酒蔵などでは従業員は納豆を食べることは厳禁となっている。納豆菌は最強の菌で、他の菌を駆逐してしまうから。お客さんの見学でも、納豆を食べた人は醤油蔵への立ち入りはお断りしている。

そんな貴重な木桶仕込みの蔵を見学させていただけるのは、このパネルの取り組みが背景にあるのかもしれません。

(木桶仕込みの醤油づくりが生産量の1%まで減少したことで、木桶を作る職人さんも激減、その技が途絶えてしまう前に、醤油の作り手自らが木桶を作る技術を共有していこうという取り組み。)

その取り組みで作られ、一番最近仕込みに使われ始めた木桶(中央)。

(菌による桶の風格が出始めています。)

ちなみに、新しく作った木桶で初めてできた醤油を「新桶初搾り」と言うそうで、木桶は百年もつと言われていることから、百年で一回しか搾れない❝今しか味わえない❞貴重な醤油だそうです。何だか日本酒と同じような感覚です。

見学が終わると、そんな木桶仕込みの様々な醤油などをテイスティングさせていただけます。

(右から、醤油4種類と、ポン酢、つゆ。)

すっかり木桶仕込みの醤油の魅力に引き込まれました。「ヤマロク醤油」の商品の紹介を。(笑)

・「鶴醤」(つるびしお):「深いコクとまろやかさ」を極限まで追求したヤマロク醤油の自信作。「再仕込み製法」を用いて造るこの醤油は、1~2年熟成させた生醤油を、もう一度桶に戻し、仕込塩水の代わりに醤油の中へ大豆と小麦を加え、もう2~3年仕込む二度仕込み。
・「菊醤」(きくびしお):原料にこだわり、あっさりとしたキレのある旨みと、口の中でほんのり香る甘みとコクを引き出した正統派の醤油。原料には旨み成分が強い大粒の「丹波黒豆」を使用。かけ醤油としてはもちろん、野菜の煮物など、色を奇麗に仕上げたい料理にも最適。
・「ちょっと贅沢なぽん酢」:天然醸造醤油に、ゆずとすだちの果汁を、通常のぽん酢よりも多く使い、風味豊かな味に仕上げた、ちょっと贅沢なぽん酢。

醤油の味のバリエーションはまさに日本酒と同じ味わいの違いを感じます。そして、このポン酢がマイルドで美味しい!

醤油のお土産を買おうと思っていましたが、テイスティングして絞り込みました。「新桶初搾り」は買いたいところですが、大瓶は結構なお値段です。

(お求めやすい小瓶がありますので、そちらを。(笑))

ということで、私が単身住まい用に3種類、妻は自宅とお土産用に3種類4本を購入。

(手前の1本は、秋から冬限定の「搾ったまんまの鶴醤」。無殺菌・無ろ過でまだ菌が生きています。要冷蔵。)

私が買った3種類を「海音真理」のテラスで記念撮影。(笑)

(絵になります。(笑))

「ヤマロク醤油」の最後のお愉しみは、醤油スイーツ。「アイスクリーム鶴醤かけかけ」と週末限定の「しょうゆプリン」を。

アイスクリームに「鶴醤」をたっぷりかけていただきます。アイスと醤油をよく混ぜると、何と、キャラメルやみたらし団子みたいな味わいになる! アイスもプリンも絶品でした。

「ヤマロク醬油」がおススメというのは小豆島出身の同僚の情報です。貴重な木桶仕込み醤油の蔵の見学情報、ありがとうございました!

さて、車で数分移動して、「瀬戸内国際芸術祭」(3年に一度開催)の作品のひとつ「オリーブのリーゼント」を見に行きます。ちょうど「醬の郷」のプチ散策にもなります。

(のぼりが風で裏返っています。少し陽が射してきたためか、風の冷たさがマシになってきました。)

無料駐車場に車を停めて散策がてら歩きます。

(案内板があるので迷うこともありません。)

「醤の郷」の中心地ではないと思いますが、雰囲気がとてもいいです。

(風情があります。)

オリーブ畑も現れ始めました。オリーブの木には品種のプレートがぶら下がっていて、メジャーどころの品種名は覚えてしまいました。(笑)

(「ミッション」、「マンザニロ」。ほかには「ルッカ」なんてのもあるようです。)

突然リーゼントが出現。(笑)

(何か笑えます。)

もう少し近付いてみますね。

(周囲に立札がいくつかありますが、このリーゼント君、2013年の芸術祭の作品で3月16日が❝誕生日❞だそうで、Happy Birthday&10thの御祝ボードでした。)

ガイドブックやネットでも❝横顔❞の写真は有名ですが、別角度がどうなっているのか、❝正面❞に回ってみると、意外にもスリム。(笑)

(この角度も何か笑える。)

鼻?あたりのへこみをのぞいて見ると、みかんがありました。(笑)

(汚れひとつありません。)

この畑のご主人でしょうか、ちょうど畑の掃除中で、このリーゼント君も磨き続けているとか。芸術作品が地域に溶け込んでいるというか、瀬戸内国際芸術祭が地域のイベントとして根付いていることを感じました。芸術祭の作品巡りの旅っていうのもいいかも。

次は、ここからごく近い所ですが、「常光寺」(小豆島霊場第八番)へ。

常光寺のこの季節の見所は「ジョウコウジザクラ」。常光寺の境内に咲いている桜で、ソメイヨシノに似ているのですが品種が特定できておらず、小豆島でしか咲かない桜、いわゆる固有種のような桜です。

まずはお参りを。

(ソテツも立派です。)

こちらがジョウコウジザクラ。

(ほぼ満開です。ベストシーズン。)

確かにソメイヨシノとは違うような。

(いい桜を見せてもらいました。)

満開のジョウコウジザクラ、今年一番の思い出の桜となりそうです。

さて、本日最後の立ち寄りスポットです。「海音真理」を一旦通り過ぎて、「二十四の瞳」の舞台となった「岬の分教場」へ。

(この建物は資料館で、「岬の分教場」は写真の左フレーム外にあります。)

「岬の分教場」は田浦地区の静かな漁港に面しています。

(静かな港です。お天気は確実に回復していますが、不思議な様相の雲。夜にはこの雲も消えて晴の予報。)

こちらが「岬の分教場」。壺井栄さんの「二十四の瞳」の小説の舞台となりました。

(入館料350円。)

「岬の分教場」の歴史は、明治35年(1902)田浦尋常小学校、明治43年(1910)苗羽小学校田浦分校と変遷し、昭和46年(1971)に廃校。教室には苗羽小学校田浦分校の当時のままの机、オルガン、備品などが残っています。

(教室は手前から3室(1・2年、3・4年、5・6年という分かれ方)。さすがに私たち夫婦の小学校時代よりも古いですが、懐かしさは同じ感覚で、ちょっと感動します。)

この鉛筆削りも当時のまま。

(後ろの算盤風のものはどうやって使うのか妻も私も分からず。)

「二十四の瞳」はその後映画化されました。昭和29年(1954)松竹映画「二十四の瞳」(監督:木下恵介/主演:高峰秀子)はキネマ旬報第1位(だったそうです)。

(分教場のお隣(向かい)の資料館前のポスター。)

分教場の教室の中には映画のシーンのパネルが展示されています。

(恥ずかしながら「二十四の瞳」を読んだ記憶はありませんが、物語を知って、時代の厳しさと教職の尊さに感じ入ります。)

ここ「岬の分教場」は、この映画のロケ地として一躍有名になり、観光客だけでなく「教育の聖地」として教員をはじめ全国から多くの人が訪れるようになったとのことです。

福田港に到着してから3時間程度の観光でしたが、小豆島の歴史、産業、文化に大いに触れることができた充実の3時間でした。

それでは、泊まってみたかった、本日のお宿「海音真理」に向かいます。

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