【木津川市植物同好会】
アメリカネナシカズラ(亜米利加根無葛)ヒルガオ科
ナント!!
スゴイ根性・・・
でもこんなの見たこと無い。
お花はカワイイのに・・・
と、blog友の「アメリカネナシカズラ」のコメント欄で言うてるわんちゃんなんです。
加茂町山田地区での観察会に参加して、
さてと、歩き始めて最初に出合ったのが、このアメリカネナシカズラでした。
アメリカネナシカズラは北アメリカ原産で河原や道ばたなどに生える1年生寄生植物で、いろんな植物に寄生します
茎は細く直径2㎜ほど・・・
どの植物が宿主なのか、コレじゃ解りませんね、 もともと種から発芽する時は土の中で根を伸ばしますが、いったん宿主にからみつくと、「ネナシカズラ」の名前のように、根は無くなり、生きていくためには宿主から栄養分を吸い取って・・・
属する科はヒルガオ科、アサガオの仲間ですね、
花の大きさは3.5~4mm う~~んアサガオの仲間ねぇ?
ツルがからみつくところが似てるっちゃぁ似てるけど・・・
朝顔はこんなにもねぇ・・・
ハッキリ言うてね、いろいろな作物に寄生する害草、と言われていますよ。
でも、ちっちゃくてカワイイお花(3.5~4mm)なのに・・・
モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
モウセンゴケは湿地の食虫植物です。
観察した場所はじめじめしてて、上からじわ~~っと水が染み出てるような斜面でした。
モウセンゴケのお花はせいぜい午前中しか開いたところは見れないそうです。
後で教えていただいて、その時間帯にモウセンゴケのお花の前に立てたことはナルホドと思いました(モチロン歩いてて偶然モウセンゴケに出合った、そんなワケないです)
丁度、2年前の夏の植物観察会で モウセンゴケ に出合ってるんですよ。
夏になると、葉の根元から細長い花だけの茎を伸ばし、このような可憐な白い花をつける。
こんな可愛いお花から想像もつきませんが、虫にとっては怖~い仕掛けが・・・
葉の表に腺毛がビッシリ、腺毛の先端は膨らんでいて、表面を覆う腺細胞から粘液や消化液を分泌している。
虫が触れるとくっつき、周りの永い腺毛は一分半後に内側に曲がりだし、虫を包み、消化吸収する。
と、教えていただきました。
それは後で聞いたんです、なもんで、ちっちゃな可愛いお花しか撮っていませんでした。
今回はバッチリ・・・
でもね、ヒョロヒョロと長いので花と葉っぱと別々に撮ったのしかありませんでした、今度モウセンゴケに出合ったら全体像をしっかり撮らないとね・・・
そして、モウセンゴケの葉っぱに虫がからみついているところも・・・出来れば・・・
ミズスギ (水杉) ヒカゲノカズラ科
今回の観察のメインは、モウセンゴケとミズスギ。
丁度、モウセンゴケの写真の中にミズスギもバッチリ・・・
ミズスギ
〔特徴〕
ヒカゲノカズラに似ているが、主軸(葡匐枝)はジャンプしたように湾曲し、着地部から根を出す。
胞子嚢穂は直立枝の側枝に下垂し柄はない。
〔生態と分布〕
関東南部より西の暖地。湿地や道ばた、オーバーハングした崖などにも群落をつくる。
本州では高さ30㎝以下のことが多い。
〔栽培法〕
小苗を水苔単用で。
〔用途〕
直立枝は生け花に。
参考文献➱検索入門野草図鑑しだの図鑑(保育社):光田重幸著
レポート担当されたKさんは今回観察できた植物を次のように記録されておられました
草本類
アメリカネナシカズラ、クサネム、セリ、ヒメヤブラン、アメリカアゼナ、ヘクソカズラ、アキノタムラソウ、ネジバナ、アキカラマツ、コマツナギ、サジガンクビソウ、チダケサシ、ノダケ、イワナシ、カエデドコロ、アオツヅラフジ、コナギ、オモダカ、ウリカワ、モウセンゴケ、ミズスギ
木本類
ウワミズザクラ、コシアブラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ、カマツカ、ウメモドキ、タカノツメ、ソヨゴ、サルトリイバラ、ナツハゼ、カクミノスノキ、シャシャンボ、ネジキ、ノリウツギ、タラノキ、ヌルデ、ヤブコウジ、ネムノキ、アカメガシワ
へぇ~~こんなにも??
写真撮りに夢中のわんちゃんは、見逃してるモンがいっぱい・・・
植物観察会に何回も参加させていただいてるのに、こんな調子だから植物の名前を覚えるのンてなかなかです・・・
【おまけ】
今年は梅雨入りも早かったけれど、梅雨明けも早く、先月の中旬に加茂町山田地区の植物観察会に参加した日は空は抜けるように青くかんかん照りの、もうもう暑い暑い日でした
「水分補給はこまめに、シャキッと気合を入れていきましょう」
「こんな暑い日にゾロゾロと田舎道歩いてて何やってるんやろ?と思われるかも知れへんね」とか、わいわい言いながら・・・
川の中に何か居ないかな?とか、田んぼの中には?とか
川は3面コンクリート「これじゃぁ生き物住むのン、無理っぽいね」
でもね、川底に砂が溜まってるところにカワニナ発見
「蛍がぁ?居るのかなぁ~~」「居るンよ、きっと・・・」
アメリカザリガニも居ましたよ
田んぼの水はお湯のようにぬる熱かった、稲の葉っぱにタガメかな?
暑い暑い日だったけど、全員(8名)熱中症にもならず、楽しい観察会でした。
2011.7.13加茂町山田地区PhotoStory1.wmv
アキノタムラソウ(秋田村草) シソ科
アメリカアゼナ(亜米利加畦菜) ゴマノハグサ科
アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)ナス科
ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科
カクミノスノキ(角実の酢の木)ツツジ科
スベリヒユ(滑莧)スベリヒユ科
チダケサシ(乳蕈刺) ユキノシタ科
ヒメヤブラン(姫藪蘭) ユリ科
ヘビイチゴ(蛇苺)バラ科
ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科
ヤブマオ(藪麻苧)イラクサ科
タイリクアカネかな?
アメリカネナシカズラ(亜米利加根無葛)ヒルガオ科
ナント!!
スゴイ根性・・・
でもこんなの見たこと無い。
お花はカワイイのに・・・
と、blog友の「アメリカネナシカズラ」のコメント欄で言うてるわんちゃんなんです。
加茂町山田地区での観察会に参加して、
さてと、歩き始めて最初に出合ったのが、このアメリカネナシカズラでした。
アメリカネナシカズラは北アメリカ原産で河原や道ばたなどに生える1年生寄生植物で、いろんな植物に寄生します
茎は細く直径2㎜ほど・・・
どの植物が宿主なのか、コレじゃ解りませんね、 もともと種から発芽する時は土の中で根を伸ばしますが、いったん宿主にからみつくと、「ネナシカズラ」の名前のように、根は無くなり、生きていくためには宿主から栄養分を吸い取って・・・
属する科はヒルガオ科、アサガオの仲間ですね、
花の大きさは3.5~4mm う~~んアサガオの仲間ねぇ?
ツルがからみつくところが似てるっちゃぁ似てるけど・・・
朝顔はこんなにもねぇ・・・
ハッキリ言うてね、いろいろな作物に寄生する害草、と言われていますよ。
でも、ちっちゃくてカワイイお花(3.5~4mm)なのに・・・
モウセンゴケ(毛氈苔)モウセンゴケ科
モウセンゴケは湿地の食虫植物です。
観察した場所はじめじめしてて、上からじわ~~っと水が染み出てるような斜面でした。
モウセンゴケのお花はせいぜい午前中しか開いたところは見れないそうです。
後で教えていただいて、その時間帯にモウセンゴケのお花の前に立てたことはナルホドと思いました(モチロン歩いてて偶然モウセンゴケに出合った、そんなワケないです)
丁度、2年前の夏の植物観察会で モウセンゴケ に出合ってるんですよ。
夏になると、葉の根元から細長い花だけの茎を伸ばし、このような可憐な白い花をつける。
こんな可愛いお花から想像もつきませんが、虫にとっては怖~い仕掛けが・・・
葉の表に腺毛がビッシリ、腺毛の先端は膨らんでいて、表面を覆う腺細胞から粘液や消化液を分泌している。
虫が触れるとくっつき、周りの永い腺毛は一分半後に内側に曲がりだし、虫を包み、消化吸収する。
と、教えていただきました。
それは後で聞いたんです、なもんで、ちっちゃな可愛いお花しか撮っていませんでした。
今回はバッチリ・・・
でもね、ヒョロヒョロと長いので花と葉っぱと別々に撮ったのしかありませんでした、今度モウセンゴケに出合ったら全体像をしっかり撮らないとね・・・
そして、モウセンゴケの葉っぱに虫がからみついているところも・・・出来れば・・・
ミズスギ (水杉) ヒカゲノカズラ科
今回の観察のメインは、モウセンゴケとミズスギ。
丁度、モウセンゴケの写真の中にミズスギもバッチリ・・・
ミズスギ
〔特徴〕
ヒカゲノカズラに似ているが、主軸(葡匐枝)はジャンプしたように湾曲し、着地部から根を出す。
胞子嚢穂は直立枝の側枝に下垂し柄はない。
〔生態と分布〕
関東南部より西の暖地。湿地や道ばた、オーバーハングした崖などにも群落をつくる。
本州では高さ30㎝以下のことが多い。
〔栽培法〕
小苗を水苔単用で。
〔用途〕
直立枝は生け花に。
参考文献➱検索入門野草図鑑しだの図鑑(保育社):光田重幸著
レポート担当されたKさんは今回観察できた植物を次のように記録されておられました
草本類
アメリカネナシカズラ、クサネム、セリ、ヒメヤブラン、アメリカアゼナ、ヘクソカズラ、アキノタムラソウ、ネジバナ、アキカラマツ、コマツナギ、サジガンクビソウ、チダケサシ、ノダケ、イワナシ、カエデドコロ、アオツヅラフジ、コナギ、オモダカ、ウリカワ、モウセンゴケ、ミズスギ
木本類
ウワミズザクラ、コシアブラ、ガマズミ、ミヤマガマズミ、カマツカ、ウメモドキ、タカノツメ、ソヨゴ、サルトリイバラ、ナツハゼ、カクミノスノキ、シャシャンボ、ネジキ、ノリウツギ、タラノキ、ヌルデ、ヤブコウジ、ネムノキ、アカメガシワ
へぇ~~こんなにも??
写真撮りに夢中のわんちゃんは、見逃してるモンがいっぱい・・・
植物観察会に何回も参加させていただいてるのに、こんな調子だから植物の名前を覚えるのンてなかなかです・・・
【おまけ】
今年は梅雨入りも早かったけれど、梅雨明けも早く、先月の中旬に加茂町山田地区の植物観察会に参加した日は空は抜けるように青くかんかん照りの、もうもう暑い暑い日でした
「水分補給はこまめに、シャキッと気合を入れていきましょう」
「こんな暑い日にゾロゾロと田舎道歩いてて何やってるんやろ?と思われるかも知れへんね」とか、わいわい言いながら・・・
川の中に何か居ないかな?とか、田んぼの中には?とか
川は3面コンクリート「これじゃぁ生き物住むのン、無理っぽいね」
でもね、川底に砂が溜まってるところにカワニナ発見
「蛍がぁ?居るのかなぁ~~」「居るンよ、きっと・・・」
アメリカザリガニも居ましたよ
田んぼの水はお湯のようにぬる熱かった、稲の葉っぱにタガメかな?
暑い暑い日だったけど、全員(8名)熱中症にもならず、楽しい観察会でした。
2011.7.13加茂町山田地区PhotoStory1.wmv
アキノタムラソウ(秋田村草) シソ科
アメリカアゼナ(亜米利加畦菜) ゴマノハグサ科
アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)ナス科
ウワミズザクラ(上溝桜)バラ科
カクミノスノキ(角実の酢の木)ツツジ科
スベリヒユ(滑莧)スベリヒユ科
チダケサシ(乳蕈刺) ユキノシタ科
ヒメヤブラン(姫藪蘭) ユリ科
ヘビイチゴ(蛇苺)バラ科
ヤブコウジ(藪柑子) ヤブコウジ科
ヤブマオ(藪麻苧)イラクサ科
タイリクアカネかな?
他にも珍しいものばかり、観察会にて見たのですね(*^_^*)
モウセンゴケのお花・・有るんだ・・っとはお聞いてましたが、わんちゃんの様に綺麗にしっかり撮れてるの初めて見せて頂きました。
BGMと共にスライドショーも楽しい(*^_^*)
宿主にからみついて栄養分を吸い取ってしまう
というアメリカネナシカズラの生き方には物凄さを感じます
モウセンゴケは小さな虫が栄養源なんですねぇ
植物のいろんな生き方を知りました。
写真を撮るのに夢中になってしまって
肝心の植物観察が・・・ね。
可愛いと言えば、毛氈苔も見かけはとても愛らしい花です。そう言えば、昔のネオン街でも、可愛い花ほどコワイで、と先輩に注意されたことを思い出します(ふざけて申し訳ありません)。水杉の名前は初めて知りました。涼しくて清涼剤です。
茜蜻蛉もそうですが、田亀はずいぶん懐かしい昆虫です。昔の夏休みは、煮える様な田圃の水の中に、田亀や鼓豆虫(ミズスマシ)や田螺(タニシ)や色んな水棲昆虫がたくさんいました。川螺(カワニナ)も、方々で復活しつつあるのでしよう。嬉しいキロク有り難うございました。「田草取る手の甲走り田亀逃ぐ」吉田露文
虫達もこんなに可憐な花に惑わせられるのでしょうか。
タイリクアカネって初めて出合いました。
関西地方には多いのですね。慌てて写真ストックからアキアカネを出して確認しましたが、翅は茶色っぽくなくてほっとしました。
アメリカネナシカズラは初めて出会ったんですよ、すると、不思議、何日かして毎日の散歩道ででも初めて見ました。
いろんな植物に絡み付くようです。
モウセンゴケの葉面には多数の腺毛が生え、その先端からは粘液が分泌されていて、とりもちのように粘って虫を捕らえます、と教えていただきました。
肉食系とはね・・・
クズはご存じのように「万葉集」で「秋の七草」にと山上憶良が推薦してますよね。
土木工事の斜面の被覆に導入したアメリカでは、今では森林や畑から市街地まで侵入し「緑のヘビ」と嫌われているそうです。
お花はかすかにブドウの香りがし、緑いっぱいの葉陰に可愛く咲いてますよね。
ちょっと横道にそれてしまいました。
タガメは初めて出合ったんですよ、
道草さん、
少年時代、泥まみれになって虫たちを追っかけてはるお姿を思わず想像してしまいました。
夕菅さん、ホンマホンマそうですね。
「このトンボは」ってお尋ねしたら
タイリクアカネだと思いますが、はっきりしません。
胸の辺りがはっきり写っている写真はないですか?
と、聞かれて、胸の辺りに決定打があるようです、その辺りが写ってるんが無いのですよ、
虫にしろ花にしろ、いろんな角度からの写真が要りますね、その辺りのツメが甘いわんちゃんなんです(トホホ)です。
つぶさに流していました。佐賀・長崎・福岡・長野などは大きな被害が出たようです。ここ精華町は今回も直撃の難は避けられましたが、線状降水帯は京田辺から滋賀県を通過していたようです。隣町でも雨量は随分と違ったようです。
ホンマに よ~ぉ降りますなぁ
怪しいのんは『線状降水帯いうやつやね』