ユキノシタ(ユキノシタ科)漢名・虎耳草(こじそう)
種子はできず葉柄の根元から紅紫色の糸のように細い送出枝を出し、その先端に根を出し、新しい苗を作って繁殖していく。いわばクローン植物といえるかも?
古く薬用としてもたらされ帰化したとみられる。
民間では生葉を搾り、①幼児のひきつけや②中耳炎の治療に。
①新鮮な生の葉を水洗いして食塩を少し振りかけてもみ、そのもみ出した汁を、口に含ませる。
②この草をミミダレグサと言う方言が残っているように、古くから耳の薬として有名。
痛んだり、膿が出るという中耳炎に、水洗いした新鮮な葉をもんで、出た汁を数滴、直接耳孔にたらしこむ。
わんちゃん的にはユキノシタは天ぷらですね、
葉っぱは苦みがあるんだけど、天ぷらにするとおいしくいただけます。葉裏にだけ薄めの衣をつけ、中温の油で揚げる。
ほかの天ぷらの中に少し加えると、趣あり、話題も沸騰。
お花は生のまま、塩(少々)漬け込み、軽く重しをして水が上がったら引き上げて塩をまぶし瓶で保存。花茶にしたり塩抜きして椀だねに
散歩してたら道端にユラユラとアカツメクサが居る、
絵手紙のモチーフに・・・
アカツメクサとシロツメクサ
大きな違いはシロツメクサが花のかたまりの下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のかたまりのすぐ下に葉があります。
また受粉した花はシロツメクサは下向きになるがアカツメクサは下を向くことはない。
シロツメクサ アカツメクサ
アカツメクサ
デンマークでは「国花」になっている。日本へは牧草として明治時代の初期に渡来した。別名をムラサキツメクサという。
ヨーロッパ原産で、道端や空地などに生える帰化植物。アカツメクサの白花品種。別名セッカツメクサ。
アカツメクサを撮っていたら、ふと、視線の中に入ってきた、シロツメクサとは葉っぱの付き方が違うように思う、アカツメクサに近いみたい・・・と調べてみたら、
シロバナアカツメクサだった。
シロツメクサ
漢字表記は、「白詰草」。詰め草の名称は1846年 (弘化3年)にオランダから献上されたガラス製品の包装にこの花のドライフラワーが緩衝材として詰められていたことに由来する。
日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化した帰化植物。根粒菌の作用により窒素を固定することから、地球を豊かにする植物として緑化資材にも用いられている。
東大阪・鴻池新田に向かって歩いていた時に「緩衝公園」というのがありました。ウナギの寝床のような空き地で、震災時の避難場所という意味合いだったと思います。
柩の中に菊の花を手向けるのも、故人や遺族の心の緩衝の意味があるのかなと思い当たった次第です。
Vの字の模様がどれにもついてるよね、
ギリシャ神話によると
悪戯の過ぎる王子様へのお仕置に
「世界中のアカツメクサの葉っぱにV字の印を入れてきなさい」っと、女王が言われたそうです。シロツメクサにはついてないのがあるはず、ナルホドです。
四葉のクローバーは見つけたことありますか?わんちゃん的にはこの歳になるまで一枚も見つけたことないです、見つけた人にいただいて大切にしてるのはありますが・・・