京都御苑の目玉的観察地って?トンボ池ですね、普段は非公開なんだけど、年に2回、5月と8月(日程はHPでお知らせあり)限定で一般公開されます、スタッフによるミニ解説もアリ。
トンボ池
トンボ池って1年を通して400種類の生き物を観察できるそうです、水があって草地があって(観察日には草刈りがされてあったけど、普段は草ボウボウやそうです)ボウボウの草地が林(サクラ、ナラ、クヌギ等の雑木林)の中に繋がってる、こんな環境が良いんですよね、生き物って水の中から草地、林へと行ったり来たり動いてるんですって・・・
トンボも水辺で生まれるけど、水辺で成長して翅が生えると林の方へ行って小さな蚊とかを食べて卵を産めるようになってもういっぺん水辺に戻ってくる、こんな環境大切ですよね。
クロスジギンヤンマ
卵を産んでるところ
ギンヤンマと同じ仲間、ギンヤンマは開放水面(周りに木々が無いところ)つまり開けっぴろげな水面で育ちます、トンボ池のように周りに木々が茂ったところではクロスジギンヤンマがやってくるんですね。
トンボ池で一番最初に見るのがこのトンボ、今の時季、卵を産んで、秋までに大きくなり冬を越します、一方で卵のまま冬を越して春に親になる、っというトンボもいます。
ヤゴの時、もの凄く目が良いそうです、セミにしたってそうです、殻から抜けた時、変なところに上がったら成虫になれないもの・・・非常に目が良いってことは確かです。
(水槽で飼った人の体験)
幼虫の時ちょこっと頭を出して周りをグルグル見てる、人かげなんぞ近づこうもんならポトッと下へ落ちる、そのくらい・・・結構視力は良いはず!!
幼虫で水から上がる時「ここに木があるぞ」っと認識しながら上がってくる、むやみやたらと水から上がってくる・・・そんな無駄なことはシマセン。
ヤンマ科のヤゴの抜け殻、
モノサシトンボ
1・2・3・4・5っと目盛がうってあるように見える、ソレをモノサシに例えて・・・
水辺で生まれて成長して翅がはえて林の方へ飛んできて卵を産めるようになったら水辺に戻れるように、小さな小さな生き物を食べてるところ。
羽化したてのオオシオカラトンボ♀
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モリアオガエル
森に棲むみどり色(青)のカエル、トンボ池では5月20日ごろから卵を産み始めたそうです、白い泡状のモンがぶら下がってました、モリアオガエルの卵塊(卵の塊)、中には200~300の卵が入っていて卵が乾燥しないように泡で包まれています、メスとオスが木に上っていきメスが膀胱に溜めた水を出して、こねると泡が出来る、出来立てかも?っというのを見ると、とても柔らかそう、少し時間が経つと周りが乾燥して「綿菓子みたいやなぁ」って。
卵がオタマジャクシになりだんだん大きくなると、時期的に雨も多く(梅雨)なり3週間ぐらい経つと外側もだんだん溶け出してオタマジャクシが一匹づつ「ポトン、ポトン」っと落ちてくる、下には水があるんですよね、水の中で大きくなって手と足も生えカエルになって陸に上がって来るんは8月ぐらい、上がって来た時はまだしっぽが生えてて体長は1㎝と、ちょっと、しっぽも二日ぐらい経つと全部身体に吸収されてカエルの形になって夏から秋にいっぱい虫を食べてそれから、冬眠に入ります。大人になって卵が産めるようになるには3年くらいかかるそうです。
そこでですね、モリアオガエルの不思議?を追求。
発達した吸盤、虹彩(こうさい:人間の目の白いところ)がオレンジ色、大きさは掌の半分ぐらい、普段は木の上に棲んでいる、卵を産むときに水辺にかえってくる、木の上に卵を産む、なんで?水の中に産まないの?(ひょっとしたら水の中に外敵が居るのかも?)
「あそこの木の上にカエルの卵の塊があるんですけど、カエルはどうやってあの木の上まで行くんですか?ピョ~ンと跳びあがれるんですか?」っと質問。
水面から跳びあがることは出来ないです、陸をず~っと歩いて、木の幹から枝へ・・・水面の上の木の枝に卵を産む。
ここが不思議。
カエルは自分が卵を産むとき下に水があるっと見えてる、岸辺に木が生えていたらモンダイないけど・・・岸から離れたところに木が生えてる時枝は水面に伸びてるかな?っと、カエルって分かってるんですよ、ず~っと上の方の枝には産まない、水面からの高さが1m50~2m50の間、水面からの高さが3mの枝には産んでないです、カエルには解るんですね「この枝とこの枝のあの辺りに産むとオタマジャクシが水面にちょうど良い具合に落ちる」っと陸地の上の枝やと落ちた時死んでしまう、カエルは考えるんですねぇ、偉いなぁ・・・
モリアオガエルの鳴き声は絶え間なく聞えたんだけど、その姿は見ることができませんでした。
見本のモリアオガエルに会ってきました。
京都御苑は緑がいっぱい、ふと・・・
盂蘭盆の五山送り火の大文字(如意が岳)
トンボ池
トンボ池って1年を通して400種類の生き物を観察できるそうです、水があって草地があって(観察日には草刈りがされてあったけど、普段は草ボウボウやそうです)ボウボウの草地が林(サクラ、ナラ、クヌギ等の雑木林)の中に繋がってる、こんな環境が良いんですよね、生き物って水の中から草地、林へと行ったり来たり動いてるんですって・・・
トンボも水辺で生まれるけど、水辺で成長して翅が生えると林の方へ行って小さな蚊とかを食べて卵を産めるようになってもういっぺん水辺に戻ってくる、こんな環境大切ですよね。
クロスジギンヤンマ
卵を産んでるところ
ギンヤンマと同じ仲間、ギンヤンマは開放水面(周りに木々が無いところ)つまり開けっぴろげな水面で育ちます、トンボ池のように周りに木々が茂ったところではクロスジギンヤンマがやってくるんですね。
トンボ池で一番最初に見るのがこのトンボ、今の時季、卵を産んで、秋までに大きくなり冬を越します、一方で卵のまま冬を越して春に親になる、っというトンボもいます。
ヤゴの時、もの凄く目が良いそうです、セミにしたってそうです、殻から抜けた時、変なところに上がったら成虫になれないもの・・・非常に目が良いってことは確かです。
(水槽で飼った人の体験)
幼虫の時ちょこっと頭を出して周りをグルグル見てる、人かげなんぞ近づこうもんならポトッと下へ落ちる、そのくらい・・・結構視力は良いはず!!
幼虫で水から上がる時「ここに木があるぞ」っと認識しながら上がってくる、むやみやたらと水から上がってくる・・・そんな無駄なことはシマセン。
ヤンマ科のヤゴの抜け殻、
モノサシトンボ
1・2・3・4・5っと目盛がうってあるように見える、ソレをモノサシに例えて・・・
水辺で生まれて成長して翅がはえて林の方へ飛んできて卵を産めるようになったら水辺に戻れるように、小さな小さな生き物を食べてるところ。
羽化したてのオオシオカラトンボ♀
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モリアオガエル
森に棲むみどり色(青)のカエル、トンボ池では5月20日ごろから卵を産み始めたそうです、白い泡状のモンがぶら下がってました、モリアオガエルの卵塊(卵の塊)、中には200~300の卵が入っていて卵が乾燥しないように泡で包まれています、メスとオスが木に上っていきメスが膀胱に溜めた水を出して、こねると泡が出来る、出来立てかも?っというのを見ると、とても柔らかそう、少し時間が経つと周りが乾燥して「綿菓子みたいやなぁ」って。
卵がオタマジャクシになりだんだん大きくなると、時期的に雨も多く(梅雨)なり3週間ぐらい経つと外側もだんだん溶け出してオタマジャクシが一匹づつ「ポトン、ポトン」っと落ちてくる、下には水があるんですよね、水の中で大きくなって手と足も生えカエルになって陸に上がって来るんは8月ぐらい、上がって来た時はまだしっぽが生えてて体長は1㎝と、ちょっと、しっぽも二日ぐらい経つと全部身体に吸収されてカエルの形になって夏から秋にいっぱい虫を食べてそれから、冬眠に入ります。大人になって卵が産めるようになるには3年くらいかかるそうです。
そこでですね、モリアオガエルの不思議?を追求。
発達した吸盤、虹彩(こうさい:人間の目の白いところ)がオレンジ色、大きさは掌の半分ぐらい、普段は木の上に棲んでいる、卵を産むときに水辺にかえってくる、木の上に卵を産む、なんで?水の中に産まないの?(ひょっとしたら水の中に外敵が居るのかも?)
「あそこの木の上にカエルの卵の塊があるんですけど、カエルはどうやってあの木の上まで行くんですか?ピョ~ンと跳びあがれるんですか?」っと質問。
水面から跳びあがることは出来ないです、陸をず~っと歩いて、木の幹から枝へ・・・水面の上の木の枝に卵を産む。
ここが不思議。
カエルは自分が卵を産むとき下に水があるっと見えてる、岸辺に木が生えていたらモンダイないけど・・・岸から離れたところに木が生えてる時枝は水面に伸びてるかな?っと、カエルって分かってるんですよ、ず~っと上の方の枝には産まない、水面からの高さが1m50~2m50の間、水面からの高さが3mの枝には産んでないです、カエルには解るんですね「この枝とこの枝のあの辺りに産むとオタマジャクシが水面にちょうど良い具合に落ちる」っと陸地の上の枝やと落ちた時死んでしまう、カエルは考えるんですねぇ、偉いなぁ・・・
モリアオガエルの鳴き声は絶え間なく聞えたんだけど、その姿は見ることができませんでした。
見本のモリアオガエルに会ってきました。
京都御苑は緑がいっぱい、ふと・・・
盂蘭盆の五山送り火の大文字(如意が岳)