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瀬戸内国際芸術祭2013 秋 小豆島編 1

2014-03-09 | 瀬戸内国際芸術祭

他の島より大きい小豆島は作品展示も広範囲に散らばっているので
滞在中は国民宿舎のレンタカーで行動します
宿泊先でレンタカーを借りられるなんて、とっても便利ですね

● 福田地区 ●

西沢 立衛   りゅうえ 【葺田ふきたパビリオン】
葺田八幡神社境内にある、鉄板を上下に2枚重ね合わせたパビリオン
以前にご紹介した 豊島美術館 を設計した西沢 立衛 氏の作品です
神聖な神社の境内にあっても、その空気にしっくり溶け込んでいます
中に入って腰を下ろすことも忘れ、撮影に夢中になってしまいました
車もあることだし、折角だから日本三大渓谷の一つに数えられる寒霞渓かんかけいに行って、紅葉が見頃だったら
ロープウェイに乗って、紅葉と共に200万年の歳月が創りだした渓谷美を堪能しようと思ったのですが・・
そんな目論見も山頂に着く前にすっかり諦めモード、展望台で聞いたら紅葉は例年より遅れているとか




● 醤の郷 ●
醤油蔵の見学ができるとのことで行ってみました
味見をさせてもらったひしおは市販品のような余計な甘みは無く、とても美味しく
皆さん口々に「買って帰りたい」と言ったのですが・・売り物ではありませんでした

ドットアーキテクツ 【Umaki camp】
春会期の4月に馬木に来た時、たまたま Umaki camp の上棟式が終わるところでした
管理人という大役を仰せつかったヤギさんも上棟式に立ち合いました
そんなご縁もあって、Umaki camp とヤギさんの、その後が気になって行ってみました

いました! いました! ヤギの管理人さん、「庄平」という名札を付けて黙々とお仕事中(笑
Umaki camp 内のキッチンで地元の食材を調理してのおもてなし
肌寒い時に気遣いがとてもうれしい特産品 素麺のにゅうめんに
柿やカボチャ、お豆、温かいお茶もあり・・ ごちそうさまでした

三都半島みと   
臼井 英之 【神様のおなら】
ふたつの山を借景に、海に9つの巨大な泡ぶくを出現させることを試みた記録映像と
← その装置を展示する
9つの泡ぶくは波紋へと姿を変えて、幾重にもなりながら再び海の姿へ戻っていく
※ 当初の予定では9基の装置を海底に設置してあぶくを発生するところを見せる作品でしたが、設置作業中に問題が起きたために常時展示は中止になり、1基だけ設置してあぶくが発生した動画を、近くのコミュニティセンターの接待所で展示することになったそうです
これが → 神様のおなら です


佐藤 隼 【空間収集 -小豆島の自然と生きていたもの-】
約3万匹もの昆虫の死骸を小豆島で採集 (右側は主にスズメバチなどの蜂の巣)
また、枯れ落ちた植物や拾った貝殻などを集めて、個別に樹脂封入して展示する
身近で小さな死を見せることで、生の実感を思い起こさせる

柚木 恵介 【瀬戸ノ島景】

旧瓦工場に、百以上もの木彫の島を設置し、照明によって瀬戸内の光の景色を演出する
建物内を歩くと、瀬戸内海を航海する気分が味わえる

● 東京藝術大学プロジェクト 小豆島 Story of the Island ●
東京藝術大学の学生や卒業生6人が三都半島で滞在制作
半島の各地で作品を展示する

高原 悠子 【事物】


寺木 南 【Full tide ⇄ Ebb tide】


国民宿舎の食事
朝食


サザエと中エビの前菜、瀬戸内旬魚のお造り
野菜と豆腐のサラダ、小豆島オリーブ素麺
飯蛸と旬の野菜の焚き合せ
野菜とハマチ、豚肉のオリーブ鍋旬魚と旬野菜の天ぷら
お吸物季節のフルーツ


・瀬戸内国際芸術祭2013 秋・小豆島