原発問題に関しては自衛隊、レスキュー隊は元より「決死隊」と呼ばれる人たちはあらゆる業種にいます 先日、第1原発で被曝したのは東電社員ではなく関電工の社員と下請け社員だったそうですね 東電の 工事の時に来るのはいつも関電工なので東京に住む私には身近な存在の、彼らもまた決死隊です 28日、原子力安全・保安院の横田一磨統括原子力保安検査官が会見で明らかにした驚く内容は 危険な現場で命がけの作業を続けている協力会社の社員が1日非常食2食しか摂取できず 朝食は非常用ビスケットと小さなパック入り野菜ジュース1本、夕食は「マジックライス」と呼ばれる 温かい非常用ご飯1パックと、サバや鶏肉などの缶詰1つだけ、夜間は毛布1枚で眠っている 東電幹部、社員も同じ待遇とは言え、最前線で働いている人がこんな劣悪な環境でいいのでしょうか 東電「決死隊」1日2食の劣悪環境 一時は水も1・5リットルのみ 2009年、原発の耐震安全性を検討する経済産業省の審議会で津波の専門家・産業技術総合研究所の 岡村行信活断層研究センター長(地質学)が、869年の「貞観地震」と同規模以上の津波再来の可能性を 指摘していたにもかかわらず 東電側は「歴史上の地震で、耐震設計上考慮する地震にならない」と言い、 翌月の審議会で同氏が04年のスマトラ沖地震などに触れ、今回の地震のように複数の震源域が同時に動く 連動型地震の危険性を指摘した際も東電側は「引き続き検討を進める」と述べるにとどまった 大津波警告、反映されず 10キロ圏内、遺体収容できず 東京電力は、地元住民や危険をも顧みず事態の収束に向けて働いている人になんと謝罪するのでしょう 電力会社はCO2を出さない安全でクリーンな原発、オール電化は時代の先端と声高に謳っていましたが 「本当に安全?」「万が一、停電したら?」と疑問に思っていた人も少なくないはずです それでも... 今回はたまたま運が悪かっただけ、事故の確率は低いのだから安全でクリーンだと言い張るのでしょうか 今さら時計の針を戻すわけにはいきませんが、いつ収束するかも分からない人災に復興のめども立たない でいる市町村の人たちの精神的苦痛を思うと、この胸のもやもやを吐きださずにいられませんでした ホッとする話題を2つ・・ 警察官が乗客など40人救う 泥だらけ遺体「少しでもきれいに」 ※ 東京23区を計画停電の対象から外すのは不公平 23区は電気料金を上げろと言う意見を見ました それもいいかも・・ 1kw1円ずつ上乗せしても23区全体だったら相当な金額になるでしょう それを全部 被災地に寄付してほしいですね もちろん、東京電力ではなく東京都民からとして 昨夜はカズのシュートで、元気を受け取った被災地の方々も多かったことでしょう よかった!よかった! |
東京タワーはライトアップを休止中、特別展望台(250m)も営業見合わせで大展望台(150m)までしか上れません 撮影したのが土曜日と言うこともあってビルの照明も半減し、街全体は暗い感じがしますが、煌々と明るい照明 を 半分に落とした店舗や駅は意外にも暗い、暗すぎると言うよりむしろ落ち着いた雰囲気で私は好きです 1973年11月、何も知らずに新婚旅行から帰ると、日本は第四次中東戦争の煽りで オイルショック に巻き込まれ 大パニックに陥っていました トイレットペーパーや洗剤、石鹸などが買い占められ、テレビは一斉に深夜放送をやめ、街のネオンも消えていました そんな教訓があるにもかかわらず、いつの頃からか東京の街はますます明るく輝き、テレビも終日放送をし その上15,6年前までは6時で閉店だったスーパーは11時まで開き、デパートまで8時、9時閉店が当たり前になって しまったのですから、電力不足になるのも当然と言えば当然です 現在 電車の空調も止めていますが、電力不足が解消されても車内の温度設定が高すぎる暖房や低すぎる冷房は 見直してほしいものです これを機会に私たちも便利すぎる生活からもう少し後退してもいいのではないでしょうか |
地震で曲がったタワー先端のアンテナ支柱、補強したそうですが、まだちょっと・・ |
※ 皆様の心温まるコメントにいつも感謝しております ありがとうございます 非日常的な節電を迫られている現在は更新をしてコメントを拝見したら そそくさとPCの電源を落としますので、お返事もせずに失礼しております ↑で節電を呼びかけておきながら矛盾しているようですが・・ また電力事情が回復しましたら、以前の状態に戻したいと思っております まりこさま・・ せめてブログ訪問だけでもさせていただこうと思いましたが 記入されたURLでは行きつくことができませんでした よろしければ、再度URLをお知らせいただけませんでしょうか |
MAGIC HOUR |
凄絶な被災現場での作業や原発の放水作業をテキパキと行う自衛官には頭が下がる思いですが 一体どこから来るのか、自衛隊員の半端ではない使命感 には、そんな彼らも一日の仕事が終わった後は 車座になって、封印していた感情を吐露し涙を流しているとありました 「自衛隊は暴力装置」と口を滑らせた どこかの内閣官房副長官さん、それでも彼らは「暴力装置」なんでしょうか 被災者はもちろんですが、自衛隊や被災地で一生懸命働いている人たちのことを思うと胸が熱くなってきます |
今回の大震災以来、幼い子どもたちも敏感に不安を感じているそうですね テレビは震災に関する報道ばかりですし、周囲の大人たちの様子からも この異常事態を察して、かわいそうに小さな胸を痛めているのでしょう |
みんなのだいすきなうたでいっしょにおうえんしようね
ドンスカパンパン応援団
勇気りんりん
リビダスはマジョルカ島に自生するクリスマスローズの原種系の一種です ピンクのガク弁と茎を光に透かすと、一気に華やかさを増します |
かっちゃん、II.san
励ましのお言葉をかけてくださり、ありがとうございました 私自身が落ち込んでいるつもりは全くないのですが 最低限の日々の生活以外は、被災地の報道に気持ちが集中してしまいます |
christmas rose |
今さらながら必要なものが買えないと言うのも、ニュースとしては鮮度に欠けますが... 我が家は、親が終戦を北京の日本租界で迎えたと言うこともあり 日本の敗戦が濃厚になるにつれ物資が手に入りづらくなる経験を踏まえて・・ 悪天候、事故、体調の不具合など いつ何時 買い物に行けない不測の事態が起きるかもしれない 一週間位は凌げるように日頃から 完全に無くなる前に補充しておく と言う母の教えをずっと守ってきたので スーパーやコンビニの棚からサァーッと品物が消えたと聞いても、それも瞬間的なことと高を括っていました が、しかし そんな甘いものではありませんでした この一週間、風邪? それとも これまで発症していなかったけれど花粉症なのでしょうか・・ 夫があれよあれよと言う間にティッシュを使い切り、ストックが無くなってしまいました 昨日、一昨日、あっちのスーパー こっちのお店とティッシュを探しましたが、本当にどこにもありませんでした たまたま、前の週に注文していた事を忘れ ダブって注文したトイレットペーパーが生協から次々と震災前に届いており 邪魔だと思っていたのが こんなところで役に立っています これが本当の「けがの功名」ですね(笑 そう言えばお友だちが、災害時には ティッシュよりトイレットペーパーの方が役に立つそうよ と言っていましたっけ 食品、生活雑貨に加え 阪神大震災以来 カセットコンロ、手回し式充電ラジオ、サバイバルブランケット、簡易トイレ等々 その他、使いながら補充している ひとり30ℓの水、ガスボンベ、カップ麺、ホカロン などを備えています これだけで十分とは言えませんが、何も無いよりは多少なりともいいですものね 現在、グループ別に計画停電で数時間ずつ電気のない生活を余儀なくされている皆様には申し訳ない話ですが・・ 各種メディアや大使館等が集中している為か私のいる地域は現在のところ、計画のグループには入っておりません (恐らく この地域が停電になる時は最悪の事態だと思います) しかし、我が家も(ご近所も)電力消費を極力抑えるよう、できる限りの節電を心がけていますので こうして発信はしておりますが、PCを開いている時間は短く 皆さまのブログ訪問、コメントのお返事は控えております |
作曲、歌 菅野よう子 作詞 一倉宏
きみでいて ぶじでいて
いつもと変わりなく、花は次々と咲いているけれど 春を待ちわびて やっと咲いた花にレンズを向けても 今ひとつ、気分が乗りません あんなにきれいに咲いているのに・・ 花を愛でることも出来ない被災者の方々 そして被災地の動物たちのことを思うと やっぱり、気分が乗りません |
昨年の10月以来5ヶ月近くブログ更新の無かった 吾亦紅さん 今月初め、春の訪れと共にブログ再開をされてホッとした矢先に 今回の大地震・・ 南相馬市にお住まいの吾亦紅さんに連絡をとっても当然繋がりません 災害用伝言ダイヤル171や Google Person Finder (消息情報): 2011 日本地震 でも 吾亦紅さんの安否は分かりませんでした ふだん使わないTwitterまで駆使しても情報はありません 気持ちを落ち着かせて考えて・・ 行きついたのが 南相馬市と言っても広い! 吾亦紅さんの住まいが被害地域からどの程度の距離なのか先ずは調べよう PCに入っている住所録ソフトではなく、たまたま近くに置いてあった年賀状を出してみると なんと、そこに吾亦紅さんの携帯の番号とアドレスが記されているではありませんか どうか返信が来ますようにと祈る思いでメールを打つと 1時間半後に吾亦紅さんご本人から返事が届きました これからじわじわと現実と言う波が形を変えていくつも押し寄せてくると思いますが 取りあえずはご無事でホッとしました 私自身 昨日は法事で、朝から横須賀、逗子へと出かけておりましたが この法事の日取りも一日早ければ地震翌日でそれどころではなかったでしょうし 一日遅い今日はこの方面への電車の終日運休で皆 動きがとれない状態でした 昨日のお寺のご住職が仰いました この世の中すべて 当たり前と言うことは無い と・・ 頭の片隅にはいつもある言葉ですが、今回は特に身にしみる言葉でした 読経の始まる直前に届いた吾亦紅さんの返信メール 少しでも早く返事を送りたいと逸る気持ちを抑えつつ、涙をこらえるのがやっとでした |
※ 吾亦紅さんとのやり取りは吾亦紅さんのブログの コメント欄 に載せる予定です