本島から多度津経由で高松に移動して一泊 瀬戸内国際芸術祭・秋会期、今回はこれでおしまい 一旦、東京に戻って、10日後に再訪です |
● 直島 ●
【李 禹煥美術館】
李禹煥にとって初となる個人美術館。 谷あいから海へとつながる地形を活かした安藤忠雄の設計による建物は、外部空間と地下に造られた内部空間とをゆるやかにつなぎ、「つくる」ことをぎりぎりまで抑え、最小限の要素で構成された李の作品と深く結びついた空間となっている。訪れてまず、18.5mのコンクリート柱のそびえる「柱の広場」に迎えられる。コンクリート壁のアプローチを通り、自然石と鉄板からなる彫刻を配した「照応の広場」を経て、1970年代から今日までの絵画、彫刻を収めた「出会いの間」へ至る。さらに「沈黙の間」、「影の間」、「瞑想の間」を巡ることで、鑑賞者は、作品と共にある「空間」そのものを感じ、深い思索の世界へと誘われる。 |
(運営=公益財団法人 福武財団) |
美術館内部は撮影禁止なので屋外のみになります 平らな面に指をスッと滑り込ませたような窪みがある 端のめくれたテラコッタ な~んか・・ 好きだなぁ |
直島・宮浦港で 豊島・家浦港行きの高速船を待つ間に・・
美味しそうな看板を見つけて、お昼前の小腹を満たしました あっという間に融けはじめ、看板のような華麗なフォルムには程遠い姿です コーンはあまり自己主張しない普通のコーンの方が良いと思うのですが・・ |
● 豊島 ●
【豊島横尾館】
「豊島横尾館」は、豊島の玄関口となる港に面した家浦地区の、集落にある古い民家を改修してつくられました。 展示空間は、既存の建物の配置を生かして「母屋」「倉」「納屋」で構成され、平面作品11点を展示しています。 また、石庭と池、円筒状の塔にはインスタレーションが展開され、作品空間は敷地全域にシンボリックな拡がりをみせます。 その空間は、生と死を同時に想起させる哲学的な場となり、さらに、建物には光や色をコントロールする色ガラスを用い、豊島の光や風や色、作品の見え方をさまざまに変容させて、空間体験をコラージュのようにつなげます。 ↓の写真をクリックすると作品の一部が見られます |
豊島横尾館では、積極的にスタッフに話しかけ、教そわることをお勧め その素晴らしさがよく分かります
豊島では、朝からずっと降る雨に 島内散策を楽しみながら見学をする人は少なく 家浦港の待合所は目的の場所に行ったら、早々に帰ろうという人で溢れかえり・・ 予定していた15:10発の直島経由 高松行きの高速船は積み残しにあうこと必至 これに乗船できないと、東京に帰る飛行機に間に合いません 幸いなことに、早めに気づいたので14:55発の宇野港行きのフェリーに乗りこみ 宇野から、10分後に出る高松行きのフェリーに慌ただしく 乗り換えて なんとか高松駅待合所の作品を観る余裕も生まれました 事なきを得たので言えることですが・・ 瀬戸芸ってこんなスリルもあるから楽しい~ |
● 高松駅南交通広場待合所 ●
本間 純 【待つ人 / 内海さん】
風景にまぎれ、溶け込む彫刻を設置 様々なスタイルで何かを待つ人たち (この手法は ぐるっと本島4 の【耳鳴り】と一緒です) また、本島沖で撮影したパフォーマンス映像も上映する ↓ |
・瀬戸内国際芸術祭2013 秋・直島・豊島・高松・美術館めぐり |