2アウト満塁!

Hi!yoccoで~す

礼文島2日目の食事

2014-08-29 | 食べてばっかしやん

この日もいっぱい歩いたので お腹も空いて、夕食が楽しみです
お刺身(ホッケ・つぶ貝・ぼたん海老・帆立)生うに(バフンウニ)
烏賊沖漬白和え
焼きぼたん海老うにの煮物
鮑のお刺身ずわいがに
めばるの煮つけご飯・香の物・おみおつけ
チーズケーキコーヒー

美味しくいただきました もう、お腹いっぱい 腹八分めどころか腹十二分め(笑 ごちそうさま


'14.06北海道旅行・礼文島・うまいもん

桃岩展望台 →桃台猫台→元地→地蔵岩 / 礼文島

2014-08-27 | 北海道

なぜ桃? なぜ猫? 山を下り、トンネルをくぐって
桃岩・猫岩の近くまで行ってみることに・・
くねくねと長い急坂を下ると桃岩らしき大きな岩が見えてきました

私の好きな(?)柱状節理とそれを取り囲むような幾重もの層からなる奇妙な岩が桃岩の正体のようです

更に先に進むと・・

まぎれもなく と呼べるような岩でした
桃岩は溶岩ドームですが、マグマが地表に顔を出してから成長する普通の溶岩ドームと違い
礼文島がまだ海の底だった1300万年前、マグマが地表まで到達せず海底で膨らんだドーム
桃岩の裏側は、浸食されて内部がむき出しになった、言わばドームを輪切 りにした断面です
「たまねぎの皮」のような部分はドーム内部のマグマの流れでできた縞模様です
このように内部構造がむき出しになったドー ムは世界的に珍しく、地質学的に貴重だそうです
赤い屋根の建物は、話のタネは尽きないという
噂の 桃岩荘ユースホステル です
あ、岬の突端の方に猫が見えます!
もっとよく分かるよう桃台猫台展望台に行きました
ほらッ、猫が座って海を眺めているでしょう

展望台から足元の海に目を移すと・・
『ノナ』漁の小船がいます 『ノナ』とはキタムラサキウニのことで
この辺りでウニと呼ぶのは『エゾバフンウニ』だけだそうです
右の崖にはハマナスの花が咲いています
利尻では至るところで見かけたハマナスですが、礼文ではここで見るのが初めてです
ノナ漁の船は、桃台猫台展望台から北にある元地漁港から来ています
時間はたっぷりあるので元地と、その先にある地蔵岩まで歩くことにしました
礼文ではずっと曇り空でしたが、この西側の海岸沿いは日差しも強くきれいな青空です
写真では分かりづらいですが、エゾカンゾウの群生も礼文島では初めて見ました
山の上の小さな神社(個人所有)の赤い屋根が青空に映え、ドラマのワンシーンのよう
右は、映画 北のカナリアたち のロケ地にもなった 地蔵岩 です

元地漁港まで行くと、ちょうど『ノナ』漁終了の時間で、沖に出ていた船が続々と戻って来て
船から降ろした『ノナ』の選別が始まっていました 夫がどのように選別するのかと覗いていると
「売り物には小さいけど海に戻すほどじゃないから」と、漁師の奥さんに6個もご馳走になりました
新鮮な『ノナ』はバフンウニをしのぐ美味さ!殻から出すのは女性の仕事です
さっぱりしていながらコクのあるキタムラサキウニのほうが好きだと言う私に
「ウニはバフンウニに限る!」と今までは言い返していた夫でしたが・・
獲れたて『ノナ』の味に、すっかり持論を覆されてしまったようです

のんびりしていたら香深に戻るバスが来るまで残りわずか、小走りで地蔵岩まで行って来ました


今月24日、50年に一度の豪雨に見舞われた礼文島・・
桃岩荘ユースホステルの宿泊客はヘリコプターで救出されたということですが
トンネルを土砂で塞がれ、元地地区では未だに46世帯88人が孤立状態だそうです
親切にしてくださった元地地区の皆さんの笑顔が脳裏に浮かび、とても気がかりです


広島をはじめ、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます



'14.06北海道旅行・礼文島・うまいもん

知床→元地灯台→桃岩展望台 / 礼文島

2014-08-24 | 北海道

いきなり話題が「大磯市   イチ」に飛んでしまいましたが、軌道修正して再び礼文島に戻ります
礼文島2日目は香深からバスに乗って知床まで・・・・・・・・・・行き (礼文島にもあるんです「知床」が・・ )
桃岩歩道の知床口から元地灯台そして桃岩展望台へと歩いていきます
桃岩展望台コース
元地灯台へ向かう途中でオオタカネバラ(大高嶺薔薇 バラ科バラ属の落葉低木)が咲いていました
チシマフウロ、ミヤマキンポウゲとオオダイコンソウもいたるところに咲いています

元地灯台を過ぎて暫くすると、霧が立ち込めてきました

そろそろ花期も終わりに近いエゾノハクサンイチゲの白と、レブンキンバイソウの鮮やかな黄色が目立ちます
どうやらキンバイの谷にさしかかったようです

もう一週間先なら、谷はもっと黄色に染まっていたことでしょう
エゾイブキトラノオ(タデ科)スズラン(スズラン亜科)ヒオウギアヤメ(アヤメ科)
ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)サクラソウモドキ(サクラソウ科)ネムロシオガマ(ゴマノハグサ科)
レブンキンバイソウと一緒に写したエゾノハクサンイチゲもそうですが
スズランやサクラソウモドキももう花の時期を過ぎていました
クロユリは、形はそれと分かっても、写真に残せる状態ではありませんでした
うまくいけば、まだレブンアツモリソウが見られるかもしれないと決めた日程は
花の時期が、まだ早いか、もう遅いかのどっちつかずだったように思います
※ 園芸種のスズランの多くはヨーロッパ原産のドイツスズランです
  日本種のスズランは葉より花が下につき、葯が黄色
  ヨーロッパ種は花と葉が同じ高さで葯は淡緑色で区別します
桃岩歩道からの利尻山を期待していたのですが、これで一番よく見えたくらいです
レブンアツモリソウは群生地の花より新鮮です でも見つけた場所は口外できません
レブンつながりで・・ 桃岩歩道で見た、名前に「レブン」とつく花を集めてみました
レブンキンバイソウ(礼文金杯草 キンポウゲ科)レブンハナシノブ(ハナシノブ科)
レブンソウ(マメ科)レブンウスユキソウ(キク科)

桃岩展望台まであと少し
左が猫岩、右が桃岩ですが、これが猫? そして、こちらは無理やり桃に見立てたのかしら・・
命名の謎を解明しようと下までおりてみることにしました
このつづきは次回にしましょう

'14.06北海道旅行・礼文島

大磯町の大磯市

2014-08-22 | ちょっとお出かけ

今週の日曜日、T夫さん・K子さんに誘われて湘南・大磯町の大磯市   イチ に夕涼みがてら出かけました
可愛い雑貨、アクセサリー、多肉植物があるかと思えば無農薬野菜に天然酵母のパンやスィーツ・・
まだまだバラエティーに富んで、全部見ようと思ったら時間がいくらあっても全然足りません
ボボ☆鉄平さんが大磯町のゆるキャラ いそべぇ の歌を歌っているそばでイカを焼いていたり・・
ただ小さくて可愛いだけじゃない、ガラス製の小鳥が雑貨好きの目を奪い暫し釘付けにしたり・・
イタリア製の色ガラス棒をバーナーでとかして成型し、電気炉で徐冷をして仕上げた小鳥は
玉造ガラス工房 玉造絢子さんの作品
K子さんはやさしい色の、私はトップ画像の、小鳥のカップルを家に連れて帰りました
手作りアクセサリーも気になります、その向こうでは のマッサージ・・ 気持ちよさそうね  ROCKY'S HOME
のどかなハワイアンでフラを披露するグループもあれば、市の喧騒に目もくれず釣り糸を垂れる人もいます
苔を載せたトラックが目を引きます 岡村工房注文家具 モコ木工 のアオバト車
ここで、ちょっとアオバトについて・・
アオバトはオリーブ色を基調とし、 頭から胸にかけては黄色、腹部は白、嘴は青と鮮やかでオスは翼の肩の
部分がブドウのような紫色をしています
巣を見つけるのが困難なため、抱卵や育雛時の雌雄関係・役割分担についてもまだ不明な点が多いそうです
海水や温泉水など塩分を含む水を飲む、世界的にも珍しい鳥で、大磯はアオバトが海水を飲みに集まる場所
として北海道小樽市と共によく知られています
この日もシルエットでしか見られませんでしたが、海から山の方に向かって群れを成して飛んでいました
現代版こけし? 短くなった鉛筆やクレヨン? どこか懐かしさを覚える スタジオ ナナホシ の人形たち
ひとつふたつじゃなくて、こんなにズラ~ッと並べられたら楽しそうだけど、そうもいかないわね~
一瞬 ドキ~ッ え、ナニコレ?状態(笑 お母さんと小学生の女の子が真面目に売っていた人形は
若い人には大好評の「大磯妻」、家に連れ帰って思い思いの服を手作りして着せるのだとか・・
nico cafe 大磯妻とは
乾いた喉を心地よく潤す 宮酒ワインバー の地ビールサザエのつぼ焼きが食欲をそそる めしや 大磯港
めしや 大磯港の、鮮度が全く違う超新鮮なお刺身を堪能したら、そんじょそこらの魚は当分食べたくないほど
東京の美味しいお店で食べるより、ずっと価値ある鮮度の食材は交通費をかけてもまだおつりがきます
ヒツジのようなモコモコ感? たいようまるかじり の白いゴーヤー
緑色のゴーヤーより食べやすい気がしたのは色の効果かな?


希少な西湘産落花生をふっくら煮た 落花チェー
ココナッツミルクを使ってエスニック風お汁粉を作ろうかと・・

ところで、我が家に来た小鳥さん、ガラスの中にもう一羽見つけました
わずか2,3cmの小さなものですから肉眼では気づかなかったサプライズ
作者の玉造さんも気づいていないのでは?

目とくちばしの間に注目
ガラスの中に白い鳩が見えませんか?

また誘ってくださいね


OISO・うまいもん

礼文島一日目の食事は

2014-08-10 | 食べてばっかしやん

次回は[食べてばっかしやん]に期待しとりますよ。
Kさんのコメントにお応えして・・予定を変更して【食べてばっかしやん】にしました
利尻でも日替わりで美味しいお料理を食べきれないほど出していただきましたが
網羅すると大変なので利尻の食事は割愛し、礼文島に限定いたします
礼文島で最初に食したのは
双葉食堂の、程よくあっさりの魚介系スープで美味しい野菜塩ラーメン
ホテルの送迎バスに荷物を預けて、礼文西海岸の8時間コースを歩くつもりでしたが
お天気もあまりよくないので予定を変更して、そのままホテルに直行しました
チェックアウトがようやく終わって、次の宿泊準備で慌ただしい時間帯にもかかわらず
女将さんが、これから歩くスコトン岬の説明と昼食の案内を手際よくして下さいました

いっぱい歩いた後は、ホテルの夕食
シーフードサラダ(帆立・ぼたん海老・イクラ)生うに(バフンウニ)
ほやの酢の物せりのおひたし
ホッケのお刺身シマエビ
うに茶碗蒸し(バフンウニ)毛がに

一見、怪獣みたいな・・ 八目の唐揚げ
ご飯アイスクリーム
コーヒー(コーヒー or 紅茶)巨峰のフレーバーティー(コーヒー or 紅茶)
苦手な筈だったホヤ、大好きな海鼠腸コノワタに似た風味が最高
ホッケをお刺身で食べられるなんて・・   しかも美味
食べても食べても減らないバフンウニに夫は大喜び
満腹度MAXなのに、これらの海の幸は残したくな~い
まさに地産地消だからできる贅沢な食材のオンパレード



FRF2014に ジョン・バトラー・トリオ が出ていたと知った時には後の祭り
John Butler - Zebra (Letterman)


'14.06北海道旅行・礼文島・うまいもん・みうじっく

礼文島へ

2014-08-06 | 北海道

利尻のホテルでの3泊は、従業員の皆さんがフレンドリーでとても居心地がよく
礼文島へ行かないで、ずっと利尻島でいいかも・・ と思ってしまったくらいでした
ところで、周囲65.1kmの利尻島には「利尻富士町」と「利尻町」という2つの自治体があります
滞在したホテルは利尻町
その利尻町の南北に走る通りは黄色いリシリヒナゲシ、東西は青いリシリリンドウの街灯が道路を飾っていました
島特有の花を利用して島の方角を示すなんて、しゃれていますね
名残惜しさと共にホテルを後にして間もなく、近くの沓形港に大きな船を見つけ
送迎の男性に尋ねると日本一周の客船とのことで、ちょっと立ち寄りました


鴛泊港から礼文島の香深港に向かうフェリーにたくさんのウミネコが飛んできて、40分間退屈しませんでした
礼文は南北に細長い、カニの親爪のような形をした島で、ホテルはそのハサミの部分にあたる北部にあります
ホテルにスーツケースを預けて、塩ラーメンがおススメの双葉食堂で昼食をし、ホテルの車でスコトン岬まで
送ってもらう途中 「今、ゴマフアザラシが日光浴しているので・・」と、地元の人しか知らない穴場に寄りました

アザラシたちがのんびり休んでいる姿をこんなに近くで見られるなんて・・ 嬉しい気配りです

スコトン岬
晴れた日には樺太が見えるとかオオバナノミミナグサ(ナデシコ科) 葉の形がネズミの耳に似ている
スコトン岬の向こうに見える海驢島トド  アザラシはこの島に生息しているそうです
小さすぎて分かりづらいのですが、海の所々に見える黒っぽいポツポツはアザラシです

スコトン岬からゴロタ岬をめざす道すがら

エゾタンポポでしょうか・・ 川の流れのようなタンポポの群生
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)チシマフウロ(フウロソウ科)
センダイハギ(マメ科)イワベンケイ(ベンケイソウ科)エゾカワラナデシコ(ナデシコ科)
レブンシオガマ(ゴマノハグサ科)レブンシオガマ(ゴマノハグサ科)エゾイワハタザオ(アブラナ科)
カラフトゲンゲ(マメ科)エゾボウフウ(セリ科)オオダイコンソウ(バラ科)

チシマキンレイカ(オミナエシ科)
年配のご夫婦とタクシーの運転手さんに手招きされて、車道から少し外れた崖っぷちに行ってみると・・
誰も、わざわざ行かないような場所に人知れず、とても可愛い花が咲いていました

レブンアツモリソウ
ネムロシオガマ(ゴマノハグサ科)レブンアツモリソウ(ラン科)ハクサンチドリ(ラン科)
レブンアツモリソウは、虫(主にニセハイイロマルハナバチの女王)に受粉を依存する虫媒花ですが
レブンアツモリソウ自体は蜜を持たず、同時期に周辺に咲く同じラン科のハクサンチドリや同じ色のネムロシオガマと
間違えて来るハチを受粉に利用していると言われています
別の花と間違って誘い込まれたハチは足を滑らせて内部に落ち込み、脱出の際に背中に花粉を付けて飛び立ちます
そのハチが別のレブンアツモリソウを訪れることによって受粉が成立するという仕組みです
レブンアツモリソウの群生地に咲いていたクゲヌマラン
最初はギンランだと思って撮影していましたが、ボランティアのおじさんが「これはクゲヌマラン!」とキッパリと訂正するので、利尻ではギンランと言われたけれど、どこが違うの?と質問したら「よく分からんけど、専門家の先生が言ってたからクゲヌマランに間違いない」との返事
仕方がないので、帰宅してから調べたところ
ギンランの変種で、大変良く似ているがギンランに比べ唇弁の キョ がほとんど突き出ないことが特徴。
葉は数枚付き、長さ3~8㎜の細長い楕円形で、はっきりした脈がある。
花は5~10個付き、柄の基部の包は最下のものが葉状で大きい。
花弁とガク片とはあまり開かない。

利尻の花はギンラン、こちらの花は間違いなくクゲヌマランでした

歓迎されない植物
ヘラオオバコ(オオバコ科)シレネ・ディオイカ(ナデシコ科) 或いはフクロナデシコ
これらの植物はヨーロッパ原産です とくにヘラオオバコは舗装道路のいたるところにありました
また、利尻山の上にだけ咲くリシリヒナゲシは、DNA検査でしか見分けのつかない 園芸種 の種が
山上に蒔かれ、咲いているのではないかという耳を疑う噂も聞きました
故意ではなくとも貴重な固有種がある地に、それを脅かすものは持ち込まない自覚が必要ですね

夜の食事もそろそろ終わるころ、配膳を担当していた女性が
「沖に停泊している大型客船がライトアップしていてきれいですよ」と
わざわざ知らせに来てくれました
言われた方角に目をやると、なんと朝、利尻の沓形港で見た船でした



'14.06北海道旅行・利尻島・礼文島・NIGHT BIRD