2アウト満塁!

Hi!yoccoで~す

アンディ・ウォーホル展 永遠の15分

2014-04-30 | ちょっとお出かけ

モロッコの写真整理が、ブログ更新に間に合わなくなってしまいましたので
森美術館で開催されている アンディ・ウォーホル展 永遠の15分 をご紹介します

アンディ・ウォーホルが58歳で亡くなって、早いもので27年が過ぎましたが
作品の多くは今なお、不思議な魅力で私たちをひきつけます
「キャンベル・スープ」「花」「マリリン・モンロー」など、よく知られる作品のほか
ウォーホルの名が一躍、世間に知られるようになったファッション誌や商品広告のイラスト
洗剤やケチャップの段ボールケースを本物そっくりに再現した彫刻作品
天井も壁もアルミホイルで覆い、「シルバー・ファクトリー」と呼ばれた彼のスタジオの再現
書籍や雑誌、香水瓶から地下足袋まで、ありとあらゆる物を収めた「タイム・カプセル」と
称した箱に保管された品々の展示・・等々
見ごたえあるアンディ・ウォーホル展で、彼の知られざる一面を垣間見た気がしました

~5/6 会期中無休10:00-22:00(火曜日のみ17:00まで)と夜遅くまで鑑賞できます
ヘリウムガスの入った銀色のバルーンがいくつも浮遊する部屋は、はめ殺し窓の向こうに
六本木ヒルズ森タワー53階からの眺望が目の前に広がり、自分自身も浮遊しているような
不思議空間です
とくに街の灯がともる頃を狙って行くと、日常とは一味も二味も違う鑑賞気分に浸れるかも・・

私のお気に入りのイラストは家にある マグカップ に描かれています

Pharrell Williams - Happy (Official Music Video)


・美術館めぐり・森美術館・みうじっく

トドラ渓谷

2014-04-28 | モロッコ

アイト・ベン・ハッドゥ観光後、トドラ川沿いのカスバ街道をひた走り、トドラ渓谷へと向かいました
街道沿いには外敵から守る城壁に囲まれた要塞(カスバ)やオアシス、峡谷が点在します


集落にはモスクのミナレット(塔)が聳え、オアシスには畑やナツメヤシが植えられています

カスバは「要塞」「砦」という意味の集合住宅
周囲を外敵から守る壁で造られた南部特有の要塞
建物の四隅が見張りの塔になっているのが特徴


トドラ渓谷
高さ200メートル以上の切り立った断崖では、ロッククライミングをする人がいました
レストラン YASMINAで昼食
昼食は体質的に受け付けないコリアンダーが入ったスープとキャプテタジン、パン、フルーツ
キャプテとは、牛肉やラムの挽肉にスパイスやタマネギを加え団子状に丸めたり、平たくしたもの
中東や南アジアに広まる肉料理で、モロッコではタジン鍋を使って調理します タジンは でした

食事が終わって、外に出ると小学生くらいの女の子が、家の手伝いでしょうか、ロバをひいて歩いていました

明日はいよいよサハラ砂漠の朝日鑑賞なので、昼食後はエルフードに移動し
そこから4WDでサハラ砂漠の北端に位置するメルズーガ砂丘のオーベルジュに行きます

途中でトイレ休憩に立ち寄ったドライブインの屋上から犬が顔をのぞかせていました

イスラム社会では、犬は不浄な動物として扱われているそうで、家の中には入れないとか・・

アイト・ベン・ハッドゥでは青かった空もだんだん雲行きが怪しくなって、ついには大粒の雨が・・

地下水道跡の見学もそこそこにして、バスに飛び乗りました


'14.03Morocco・カスバ街道・トドラ渓谷


アイト・ベン・ハッドゥ

2014-04-27 | モロッコ

マラケシュのレストランで昼食の後は、アトラス山脈中最大のオート・アトラスを越えて一路ワルサザードへ
車窓からの景色は喧噪のマラケシュから田園風景、そしてガードレールもない狭く険しい山道となり・・
ドライバーさんはカーブ続きの道もスピードを落とすこともなくずんずん進んでいきます
ひとつ間違えれば崖下に転落のスリルですが、ここはもうドライバーさんに命を預けてひと眠りです

ひとまず無事にアトラスを越え、ワルサザードのホテルに入ったのは18時をゆうに超えてからでした
ワルサザードは、大きな映画スタジオもあり、「アラビアのロレンス」「ナイルの宝石」「ハムナプトラ」
「グラディエーター」「シェルタリング・スカイ」などの撮影も行われ、映画のロケ地として脚光を浴びています

しかし、翌日は映画の街を観光することもなく世界遺産の「アイト・ベン・ハッドゥ」へと向かいました

対岸から一望するアイト・ベン・ハッドゥは、圧倒されるような雰囲気が漂います
ワルザザードの西約30キロにあるアイト・ベン・ハッドゥは7世紀、先住民族のベルベル人がアラブ人の侵入から
逃れる為にアトラス山脈を越えて築いた巨大なカスバ(城砦)です
丘の斜面に土造りの家が建てられたクサル(要塞化された村)は、アラビアのロレンスの撮影にも使われました
現在、ほとんどの住民は対岸の住居に移住しましたが、今も少数のベルベル人家族は居住しています
以前は、対岸から浅瀬の石の上を渡った川も、2010年にコンクリートの橋(写真右)が架けられました
そこに住んでいない者のエゴとは重々承知の上ですが、やはり石を渡る方が趣があったのにな~

橋を渡って頂上目指して登っていると、甘えん坊の猫が・・
わぁ、可愛いとレンズを向けると「魚があるよ」と声をかけられ
40dhを30dhに値切って缶詰を買いました
ところが、それほど空腹ではないらしく、別の男の人が来て「あっちにお腹を空かした猫がいる」と、わざわざその猫の方に連れて行ってくれました
みんな親切というか、ひま人というか(笑

それが、この猫ちゃん お腹が大きいのね


お土産屋さん

アイト・ベン・ハッドゥから対岸方向を見る

対岸にはアイト・ベン・ハッドゥから移住した人たちがいます

頂上の建物の窓からの眺め


凝った設えの外観
キッチンから猫が出てきました この子もお腹が空いているみたい

さっきのお魚が残っていたので、はい どうぞ!
お魚をもらうところを見ていた母子猫にもおすそ分け

おかあさん、お魚おいしかったにゃ
アイト・ベン・ハッドゥを発つ前に、ほのぼのとした母と子の姿を見かけました


'14.03Morocco・アイト・ベン・ハッドゥ・モロッコの猫


瞑想する猫、じゃれあう馬 / マラケシュ

2014-04-24 | いきもの大好き!

瞑想する猫



じゃれあう馬
ついには右の馬がしつこい!と怒りだしてしまいました (^m^)

外国人に興味津々の小学生


ボクも写して~と、駆け寄ってきた犬 と 本当はふわっふわで、とてもかわいいのに写真写りが悪い猫

朝まるで弱い朝丘・・ もとい、猫でしたにゃ & 一卵性親子猫

モデルにゃら任して と、ばかりに何ショットでもポーズをとってくれる猫


'14.03Morocco・マラケシュ・モロッコの猫


サーディン朝の墳墓群 彼女の視線の先には・・

2014-04-23 | モロッコ


サーディン朝の墳墓群
ここは?

サアード朝(16~17世紀)歴代のスルタンが葬られている廟です (これは屋外にある家臣のお墓です)

12円柱の間
12本のイタリア産大理石の柱があり、壁も床も一面にモザイクタイルが貼られています
歴代王の墓が並んだ中央にあるのは、サアード朝の黄金王アフメド・アル・マンスールの墓です

3つのミフラーブの間
ミフラーブは、聖地メッカの方向に面する側の内壁に設けられるアーチ形の壁龕へきがんのことです

王妃と子供の部屋
イスラム教では死後も男女は別々に埋葬されるのだそうです

ところで、臆することなくお墓の上に座っている彼女の視線の先にはなにがあるのでしょう?
※ 猫ちゃんの心の声はマウスオンで どうぞ (ずい分長い間見つめ合っていましたよ

フレッシュジュースを飲みたかったのに、時間が無くなりフナ広場はほぼ素通り
でも、ロストバゲージが無事 全員に戻ってくるという朗報もありました
昼食のレストランで、被害にあったOさん夫妻と一緒に祝杯を挙げることに・・

表面上は明るく振舞っている当事者の方々でしたが、旅の仲間となった以上は私たちも
心配で他人事と思うことはできなかったので、これから先の旅は心から楽しめます
ワインも格別に美味しく感じ、6人で紅白のワインを空けて・・ 気分がいいので、もう1本(笑
蓋を取って湯気にかすむイワシのつみれタジン鍋
ヘルシーな上、異国料理にしては美味しいです
デザートは可もなく不可もなくってところですかね


食材から上がる水蒸気や食材に含まれる香り成分が蓋の上部で冷やされて結露し、再び食材のもとに
戻るようになっているタジン鍋は、水が貴重なモロッコならではの合理的なキッチンアイテムです


'14.03Morocco・マラケシュ・サーディン朝の墳墓群・モロッコの猫・うまいもん


マラケシュの街歩き

2014-04-21 | モロッコ

この日のスケジュールはアトラス越えですが、午前中はマラケシュ観光です

メナラ庭園
新市街にある、12世紀のムワッヒド朝の時代に建設されたオリーブの木が茂る美しい庭園
アトラスの雪解け水を湛えた貯水池ほとりの離宮はスルタンたちのデートスポットでした
※ スルタンは、イスラム世界における君主号のひとつです

クトゥビアの塔
メディナの西にそびえ建ち、ジャマ・エル・フナ広場を見守るマラケシュのシンボルです
12世紀建造、高さ69mの塔の頂上の玉は、広場に幸福をもたらすといわれています


バヒア宮殿

19世紀末に7年の歳月をかけて建てられた宮殿で、壁や柱の豪華な彫刻、天井の細密画は見事です
中庭の周囲には4人の妃と側女たちの部屋が並んでいます


スーク(市場)
フナ広場から北に向かって迷路のような細い通りや広場が広がり、業種ごとにさまざまなスークをつくっています

マラケシュはピンク・シティと呼ばれているように、どこもかしこもピンク色の壁です

スークとスークの間には民家もあります 民家の外壁にある はファティマの手です
ファティマは、イスラム教の開祖である預言者ムハンマドの4女で、誠実で慈悲深く
常に貧しい人を思いやり、病気をわずらう人の手当をすすんで行っていました
イスラム世界で理想の女性像とされているファティマの、手をかたどったものは
幸運のシンボルで邪悪なものから身を守り、救いの手が差し伸べられると信じられ
アクセサリーやドアノッカーなど日常的なアイテムのモチーフとして人気があります


'14.03Morocco・マラケシュ・モロッコの猫


ジャマ・エル・フナ広場 / マラケシュ

2014-04-18 | モロッコ

マラケシュ2晩め、明日の午後にはアトラス山脈を越えて砂漠地帯の方に行きます
それまでにロストバゲージが戻ってくれるといいのですが・・
エッサウィラ観光の帰りにマラケシュ空港に立ち寄っても朗報は届いていませんでした

ジャマ・エル・フナ広場
(「ジャマエルフナ広場の文化空間」として世界無形遺産に登録)

マラケシュは11世紀後半、イスラム王朝の都として築かれ、サハラ砂漠へのキャラバン隊の基点として栄えた町です
かつては公開処刑が行われていたというジャマ・エル・フナ広場は世界遺産に登録されている旧市街の中心にあり
今は、屋台や大道芸人に、世界各国の旅行者も地元の人も集い、賑わい、混沌とした世界が繰り広げられています
オレンジやグレープフルーツのフレッシュジュースを飲ませてくれるジューススタンドもいっぱい軒を並べています
フリーだからと言いながら、日本ならレギュラーサイズ並みの量を試飲させてくれましたが、濃厚で美味しい~
ミントティーを飲んだ後だったので、お店の番号まで聞いて「明日来るからね」と約束したのですが・・
広場のスーク(市場)でも陶器を売っていたので値切って2つ買いました
フナ広場の少し奥まったところにあるレストラン「パレス・アラビア」でベリーダンスを見ながら夕食です
モロカンサラダの後に出されたチキンのタジンを撮り忘れました、チキンが美味しかったのに・・ 残念


'14.03Morocco・マラケシュ・ジャマ・エル・フナ広場・うまいもん・MAGIC HOUR・NIGHT BIRD


エッサウィラの猫 第5弾 あるお店の前で

2014-04-17 | よそ猫さん (*・ェ・*)


こちらからモデルをお願いした猫ちゃんたちですから、ボツにするのは忍びなく
すべての子をご紹介したエッサウィラの猫特集もこれで最後
お付き合いありがとうございました (また特集を組むかもしれませんが・・

きれいな猫ちゃんを見かけて、モデルをお願いしました

せっかくだから、お店の看板がもう少し入るようにしてくれる?

これでいいかにゃ?  あら、意外と下ぶくれ体形ね

うるさいにゃ~  もうモデルにゃんかやめてやるッ


'14.03Morocco・モロッコの猫・メディナ

エッサウィラの猫 第4弾 北稜堡の展望台で

2014-04-16 | よそ猫さん (*・ェ・*)


猫を見かけると、景色そっちのけでレンズを向けたモロッコ旅行
もうしばらく猫特集で行かせてください

おじさんが女性客と ヘナアート の話をしているようですが、猫ちゃんはつまらなそう

この猫ちゃん、おじさんがお客さんとの話が終わるのをずっと待っていたみたい

おじさんがそばに戻ると安心したようです

※ 猫の心の声?はマウスオンで


'14.03Morocco・モロッコの猫・メディナ・北稜堡

エッサウィラの猫 第3弾 母と娘の会話

2014-04-15 | よそ猫さん (*・ェ・*)


ここはエッサウィラのとあるカフェ・・
お客さんはアフタヌーンティーでまったり中のようです

 このお客さんはなにか      
 いいものくれるかにゃ
ちょいとばかし
おじゃましますですにゃ
 あにゃッ
 アイツ、後から来たのに
 もうなにか食べてる
おかあさん、あっちも・・
ここはハズレだったにゃ


な~んて母娘で話していたりして(笑


'14.03Morocco・モロッコの猫・メディナ