仙台市西部地区に野菜産地づくりを進めるため,2月に設立した「仙台西部水田園芸作物部会」が,国の野菜生産転換促進事業を活用して機械作業の実演会を3月16日に開催しました。
集まった生産者は,仙台西部でねぎ,たまねぎを栽培しているオニオンズクラブ及び大豆を中心に取り組んでいる生出地区実践組合の方々で,当事業により,たまねぎの実証ほに取り組むことにしています。その管理作業の手始めとなる耕起作業を円滑に行うため,スガノ農機のスタブルカルチの実演会を行いました。この機械は,粗起こしを行うことで,透・排水性を向上させ,作業時間も短縮できることが期待されています。参加者からは,「秋起こし,大豆の収穫後の耕起等に活用できるのではないか」,「大豆と併せて,水田作でも園芸作物が栽培できる環境にするためには必要」などの感想が出されました。
今後,普及センターでは,新しい栽培技術や機械化体系を導入した取組を支援していくことにしています。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
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