みなさん、おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。
コンクリートの打設方法が悪くて、後にトラブルになる場合がいくつかあります。
もっともわかりやすいひとつは、コンクリートに隙間がたくさんできてしまう場合です。
住宅の基礎のように高さの低いものですと、やや起こりにくいのですが、原因はいくつかありますので、それでも起こってしまうことがあります。
住宅の基礎でも深基礎、地下車庫、擁壁などは、マンションの壁と同様高さがありますから起こりやすいので、これを防ぐ方法のひとつとして、写真のようにバイブレーターによる振動を与えながらコンクリートを流し込む方法があります。
ですが、これもあまり長い時間振動させ過ぎますとコンクリートのペーストと砂利が分離してしまいますから、注意が必要です。
次回は、みなさんにもわかるコンクリートの伝票の読み方をお教えしましょう。
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