一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

ウィーンのクンストハウス 

2009年02月27日 17時33分34秒 | オーストリア建築ツアー
▲クンストハウスの庭を通って建物の入り口 
今回は、大量の写真で紹介します



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

ウィーンにある「クンストハウス」 と呼ばれる建物は、
画家でもあるフンデルトバーサーという芸術家が設計したものです。

有機的で、直角、左右対称、水平のない、簡単にいえば、ガウディーのような
建物です。

「建築家がすべて決めるのではなく、職人の手の動きや感覚に任せる余地が
あっても良い」と主張していました。


では、感じて頂くために写真をたくさんアップしておきましょう。




▲道路からの入り口は、これです。



▲中に入ります…















▲建物を見上げる…



▲内部のホール












▲床もうねっています…
正面に見えるのは、トイレです…



▲当然、入ってみました



▲やはり、床も壁もうねっています…
ピントが合わない…



▲もう一度、外へ出て、レストランへ入ることに…



▲これがレストラン内部






▲床も…



▲壁も…






▲天井も…



▲テーブルも…



▲確かに…味がありますね…(^^♪




これでもか…と複雑でカラフルな建物を充分味わってから…

食事のランチを注文すると…



▲こんなにシンプルでした…(^^)ゞ




と、ここで突然、シリアスになり…

ハッキリ言わせて頂きますと…(^.^)

みなさん、住宅完成時の細かいキズや僅かな凹みなどは、
この写真のように些細でどうでも良いことは、
あまり気にしないほうが良いですよ。。


よ~く観ないとわからない、
別の角度から光の反射によってしかわからない、
引越しして2~3日すれば、それ以上の傷や汚れが付いている

という「えっ?これを気にするの?」という方もいらっしゃるからです。
現場での手造りは、電化製品のように完全均一にはなりません。

使用すればすぐに生じる程度の細かいことまで気にして、手直しさせる
クレームが多過ぎるから、

優秀なハウスメーカーは防衛策として
本物の素材を使わず、

健康に悪くてもクレームのない建材や材料、工法をこれでもかと使い、
仕入れ価格を抑え、物凄い粗利を取り、クレームに備えます。

自然素材を指定すると、

ノーというか
自然素材もどきから選択させるか

工務店の軽く2倍以上の、かなり割高な金額の割増し追加を
請求してきます。

これらは、ハウスメーカーの防衛手段です。
これらの写真のような建物はもっての他です。

住宅の本質以外の些細なことにこだわる
多くのみなさんの考え方が、そうさせているのであり、

日本の住宅をダメにしているのです。

先進国で、大手ハウスメーカーが存在するのは日本だけで、
日本が先進国に輸出できない大手メーカーは、ハウスメーカーだけです。


本物の素材を使っていれば、多少のキズや隙間、凹みなどは
味わい深い年輪であり、家の想い出になります。

客観的に見て、あまりにも些細な手直しを要求する人もいます。

それよりも、住まいはもっと大切なことを重視すべきだと思います。

それぞれ価値観は違いますから、

どうしても気になる方は、

工場製品で固めたクレームが来ないことを
最大の目的として設計しているハウスメーカーに頼むか

建売を選択して、

造り手の立場で勝手に造られた、
健康に悪く、耐久性のない家を選択した方が良いでしょう。

話の展開が突然過ぎてわかならい、
もう少し詳しく述べて欲しいとメールがきましたので追補します。(^^)ゞ


第三者として住宅検査をしたり、
建築紛争の専門家として依頼を受けて間に入っていますが、

何年もそのことで憤慨しながらお住まいになられている方が
いらっしゃいました。

現場を確認してみて、実に不幸な方だと思いました。

天然素材にこだわっていて、それなりに趣きもあり、考えられた家ですが

構造的には問題のない細かいヒビや隙、よく見てもわからない汚れに
今だに不満を持ちながら毎日憤慨して過ごされているのです。

何年か経っていますから、自然に付いた傷や汚れの方が圧倒的に多いのです。

例えは悪いかもしれませんが…

美人で性格も良く、料理も上手で申し分のない奥様と暮らしながら

奥様の枝毛が気に入らないと、
他の人からは「え~、そんなこと、全然わからない…」と感じるような

自分の気に入らない細かい部分だけに注目して嘆きながら
不満だらけで毎日過ごしているようなものです…。

そういう性格の方は、どう考えても不幸ですし、幸運も逃げていくのでは…?



クンストハウスのような家創りを楽しむには… 

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戸建てRC造のリフォーム

2009年02月26日 10時38分35秒 | 住宅リフォーム・耐震
▲玄関ドアーの取替え中です


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

鉄筋コンクリート造のリフォームが続いています。

玄関ドアーの取替えですが、

構造的な強度は、当然ですが

一番気にしたのが、雨仕舞い、すなわち防水面の処理です。

そのための設計検討と、現場での事前説明、
実際に指示通り行われているかのチェックを行いました。

住宅リフォームでの設計や監理は、ここまでしないといけませんが、
実際には、手間が掛かるのでなされていません。

今回も、壊してみたら想定外の部分があったので、
現場で指示をして断熱材の追加をしました。

住宅リフォームでは、せかっく剥がしたり壊したりするのですから、

構造体、耐久性、断熱性などの面で
細かい手直しや対応を簡単にできるチャンスです。

正しい方法で行ってもらうという消極的な面だけでなく、
改善するためのチャンスでもあります。

それを逃さないために、

事前には完全に確定できない住宅リフォームでは
現場へ、せっせと足を運ぶしかありません。

工事をせず、設計監理だけを行う設計事務所で、

住宅リフォームの現場へ、毎日通うところは、
多分、他にはほとんど無いでしょう。

もし、あるとすれば「劇的、大改造!!ビフォー&アフター」
の匠としての工事中くらいかな…(^_^)v


住宅リフォーム 劇的、大改造!!ビフォー&アフターの匠と… 

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100年前の建物をパッシブ改修

2009年02月20日 22時13分51秒 | オーストリア建築ツアー
▲▼ウィーンの 移動中に…





みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


2008年2月17日 の続きです。


本日の紹介は、100年以上続いた 棺おけ会社の工場を
1990年代に改築して、住民参加型の集合住宅に造り変えた建物です。

断熱材を入れ、サッシも交換しました。
各戸にお風呂を付け、暖房は地域暖房です。

屋上緑化、幼稚園、共同サウナもあります。

1戸当たり約110m2で、賃料は750ユーロ/月です。
ウィーンでは、通常はこの大きさでは1200ユーロ程度らしいので、
よりかなり安いようです。





▲この建物は、「金を打つ通り」という名の通りに面していました。



















▲近くの姉妹建物の外観




▲近くにあった、この建物はをご覧下さい。
サッシまでの壁が厚いのがわかりますね。





▲その秘密は… この穴は私が開けたのではありませんよ。(^^)ゞ

建物の改修で断熱材を外壁に張っているのです。
外断熱です。ウィーンやこの地区では珍しいことではありません。



このように建物の寿命があれば、いくらでも改修して快適な建物に変更できます。

現在の日本の建物では、200年住宅と政府が言っている建物でも
実際にはどうでしょう…。そこまでもたないと思います。




本物の300年住宅はこちら!  

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御宿の家

2009年02月18日 18時04分26秒 | 住宅完成写真
▲リビングからデッキに出て、海側を観る 


▲上記デッキ写真の反対側



みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、現場定例打ち合わせの後、千葉県の御宿まで、
ご入居前の最終確認に行ってきました。

自然に恵まれた土地です。

リビングだけ紹介しましょう。




▲南側の掃出し窓からデッキへ




▲リビングの吹抜けと2階バルコニーへと続く
渡りローカ兼、多目的スペースが上に見えます。
壁は漆喰塗り



▲リビングのキッチン側




▲天井を見上げる






▲渡りローカ兼、多目的スペースからリビング側を観る




▲2階の渡りローカからリビングを見おろす





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豪華な内部を紹介!

2009年02月17日 14時20分34秒 | オーストリア建築ツアー
▲ウィーン自然史博物館の内部に入ったところ 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

 2月13日のウィーン自然史博物館  の続きです。


この建物に入るとご覧のように、ウィーンらしいクラッシックで豪華な空間です。



▲ホールの真ん中で天井を見上げると…



▲この下が先ほどの天井で、さらにこの上が見えていました。




▲本日のセミナー会場がここです。




▲ここに椅子が並べられています。




▲この歴史的な建物の中で、現地協会のセミナーを石川先生の通訳で
受けることができました。説明をしてくれた左の女性のお名前は、
確か…ダンクルさんです。


この環境と技術の協会に対して
610の建築プロジェクトの申請がなされました。

その中からサスティナブル建築とエコロジー建築に5つの基準を設け、
25のプロジェクトに援助を決定した建物についてのお話や説明でした。


援助金は総額2700万ユーロですから、話を聞いた時点では40億円以上、
1つのプロジェクトに対して1億5千万円平均の援助金だったということに
なります。


ここで説明を受けたプロジェクト対象の建物も、
いくつかは、実際に見学に廻れるのです。

初日から期待でワクワクしました!




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手造りドアー

2009年02月14日 20時44分47秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ これぞ、手造りドアーです。味がありますね~!


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、先月入居された方のところへお寄りしました。

そこの内部建具は、ご自身で楽しみながらお造りになることになっていました。

どんなドアーができるのか、楽しみにしていたので、
「1ヶ所完成した」とお聞きして、お見せ頂きました!

「物凄く手間と時間が掛かった」とおっしゃっていました。

スタッフにも見せようと、写真を撮りましたので、

みなさんにも、この味わいをシェアーします!


週末ということもあり、ご主人様、奥様がお子さん達と一緒に、
本日の陽気のように暖かく、楽しそうにDIYをされていました。

こういう家造りも良いですよね。




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ウィーンの自然史博物館

2009年02月13日 15時18分15秒 | オーストリア建築ツアー
▲オーストリア ウィーンにある自然史博物館


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

「オーストリア建築ツアーの紹介は、もうしないのでしょうか?
 楽しみにしています。」

というような内容のメールを、今まで3人から頂きました。


中断していたのは、私が石川先生とホルガー・ケーニッヒの書籍を
じっくり読んでからに
しようと思っていたからです。

でも、どんどん日が経っていきますし、今年の4月、あと約2ヵ月後には

イタリア、ミラノサローネ2009の国際家具見本市に行って来ようと
決めてしまったので、オーストリア建築ツアーの紹介、再開します。(^^)ゞ


ミラノサローネに行く前に、できるだけ昨年秋の内容をアップしておきます。



ウィーンに到着した次の日の朝、最初に向かったのは、

ウィーンに市内の「自然史博物館」でした。

その前には、向かい合って「美術史博物館」も経っています。

この建物の見学が目的ではなく
この歴史的な建物の中で、

環境に配慮した未来の建築プロジェクトについての
セミナーを受けるためです。

内部写真は次回アップしますが、

この建物内で、この内容のセミナーを現地の人から説明を受け、

石川先生の通訳と解説、ケーニッヒのコメントや補足を
スタートからいきなり聞けるとは…

非常に興奮していました!



▲こちらが、美術史博物館

この中の絵画などは、後日観に来る機会があったのです。
日本に来るはずが、中止になったフェルメールの絵画もありました!




▲このポスターの写真は、埴輪です。



▲敷地内の地図看板です。
左が、今回もコーディネーターでドイツ人建築家のケーニッヒ氏です。



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梅の花、防水検査と打合

2009年02月12日 18時45分50秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲現場の庭でも咲いている梅の花
梅の季節ですね 


みなさん、こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。

先日、2月9日の「奇跡のリンゴ」私が事務所へ帰ったのが、18時20分過ぎでした。

すぐにパソコンで申し込みをクリックしたら、「残りあと17人」と
出たので、

急いで住所と名前を記入申し込みをしました。

締め切りが18時25分の僅か25分間だったようで、
何とか抽選には間に合いましたが、当たるかどうかは不明。

運は生まれつき良いのですが、果たして…。


また、ご紹介したDVDビデオは、アマゾンでも在庫切れで
入荷次第発送となっていましたが、本日発送の連絡が来ました。


さて、本日の定例打ち合わせ、

現場の外壁の防水チェックも何度目かを行いました。





▲配管廻りの処理は、完璧にOKでないと意味がありません。
この部分の不完全な処理の見落としは、一流ハウスメーカーでも多いです。






▲現時点では、いずれも完全でした。






▲あれこれ打ち合わせを行い





▲2時間後に、ようやく終了…




でも、私は設計だけでなく、現場で職人さんとアレコレ打ち合わせ、
これが楽しいのです…(^^♪



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「奇跡のリンゴ」

2009年02月09日 14時31分42秒 | お勧め(その他)
▲「奇跡のリンゴ」幻冬舎 1365円(税込)


昨日の日曜(2008年2月8日)は、家でゆっくりして、
2冊の本を読むことができました。

そのうちの1冊は、心が温かくなるだけでなく、
もの凄い生き様の感動本だったので、

参考までに紹介しておきます。

ご存知の方も多いのかもしれませんが、

「奇跡のリンゴ」という書籍です。

アップルコンピューターの話ではありませんよ。(^^)ゞ

木村秋則さんという方が、絶対不可能だといわれ続けた、
「無農薬無肥料のリンゴ」を造りだすまでのノンフィクションです。

NHKテレビの「プロフェッショナル仕事の流儀」で放映され、
話題になり書籍になったとのことでした。


「無農薬無肥料のリンゴ」って、
そんな難しいのかと、知らない我々は思いますが、

現在我々が食べているリンゴは、品種改良を重ねて、大きく甘くしたリンゴで
ひ弱なリンゴになっているため、

育てている途中、何回も何十回も農薬を散布しないと、害虫の問題だけでなく
樹そのものが病気になってしまい、葉がすべて枯れて、花も咲かず、

実もならないのだそうです。

リンゴ農業では、100%絶対不可能といわれ続けていたようです。


「無農薬のリンゴ」を造るということで、隣接しているリンゴ畑の人々に
迷惑がられ、変人扱い、村八部のような状況と、

リンゴの収穫が何年も全くなくなり、木村さんの小さなお子さん達に
世の中がバブル期で浮かれている時期でさえ、文房具も買ってあげられない、

お米もろくに買えない苦しい経済状況に突き落とされてしまいます。

それでも必死に歯をくいしばってチャレンジを続けていたのです。

小さいころから多才で、純粋な性格のため誰からも好かれ、
勉強熱心だった木村さんが、

この無農薬リンゴにチャレンジすることになった理由は、

奥様が農薬に弱い身体だったのと、
偶然手にした書籍との出会いからでした。

これは偶然ではなく必然で、木村さんの天命だったのだと
私は思います。



純粋でひたむきで心温かい木村さんですから、
お子さんや奥さん、ご両親に肩身の狭い思いや苦労を掛けることに、

どれほど心を痛めながらこの必死のチャレンジを続けていたことでしょう。

それを察するだけでも泣けてきます。


最初は畑1つだけで試していた無農薬リンゴへの挑戦も
簡単にはできないと悟り、

様々な試行錯誤を同時にいくつも繰り返して、
少しでも早く完成させる必要があると決断し、

持っている4つのリンゴ畑すべてを無農薬リンゴへと転換させます。

このことで何年もリンゴの収穫がない、すなわち収入が無い状態になります。

しかし、ありとあらゆる方法を家族全員で試したにもかかわらず、
成果がありませんでした。

万策尽きて、どうしていいのかわからず絶望で夜も眠れない日が続く中、
自分がいなくなれば、家族も今より幸せになれるに違いないという思いと、

打つ手がなくなった自分にできることは、もうこれしかないと決心し、

ロープを持って満月の夜に誰もいない山の奥へ、

最期の場所をひとり探しにいきます。

誰も入ってこない月明かりの山奥の中、ついに適当な木を見つけて、
ロープを投げます…



夢を持ち続けて、その夢の達成のためにすべてを賭け続けたにもかかわらず、
成果がでない日々の中、

絶叫しながら何年も挑戦し続けても、絶望しか見えず
万策尽きて、家族のことを思って心静かに覚悟したときに…

奇跡が起きます…


アルキメデスが、お風呂に入ってお湯がこぼれたとき…
ニュートンがリンゴを落ちるのを観たとき…

のようなことが起こりますが、

木村さんの場合は、命を掛けたギリギリの最期の瞬間からの逆転で、
もっと劇的なものです。

しかし、その後、すぐ成功するわけではなく、
木村さんにしかできない思考と行動力で、少しずつ道を開いていくのです。


世界中で誰にもできないことを、これだけ苦労して成し遂げたのですが、
そこからの木村さんの悟りが、また実に素晴らしいのです。

あとは書籍でのお楽しみに。


出来上がったリンゴは、1本の樹から僅かしか取れないため、
ギュッと凝縮され、リンゴの樹が強い生命力をもっているので、

「歯ごたえがあって、こんな甘いリンゴは全く食べたことがない」というくらい
美味しいのだそうです。

このリンゴの食材を使ったレストランでは、
1年先まで予約が入っているそうです。



私は、書籍を読んでDVD版も注文することにしました。
子供たちと一緒に観ようと思ったからです。

また、この書籍を本日、早速みなさんに紹介しようと思ったのは、

このリンゴを注文しようと思い、インターネットで探したら、

抽選があるだけでなく、その受付も、

なんと明日(2009年2月10日)の数時間だけしか受け付けていないのです。


木村さんの公式リンゴ申込みサイト


私も申し込みにトライしてみますが、当たるかどうか、
抽選に加わることさえ、できるかどうかわからないので、

リンゴを注文してみて、ラッキーにも当たったかたは、

私にも、その味をぜひ教えてくださいね。


みなさんも、興味をお持ちで時間が取れるようなら、ぜひ書籍をお読み下さい。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録
石川 拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
幻冬舎

この書籍の詳細を見る



プロフェッショナル 仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる [DVD]

NHKエンタープライズ

このアイテムの詳細を見る


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現場打合わせ

2009年02月07日 19時23分17秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲施主との現場打ち合わせ 


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、現場で施主との電気打ち合わせでした。

照明器具やスイッチ、コンセントの現場での最終確認や

その他、設備を含めて、図面ではわかりにくい、
現場だとイメージできてわかりやすい内容について説明をしておきます。

これ以降の変更は難しくなってくるので、これが最終の最終となります。

だんだん、家がどうなっていくのかがわかってくるのですが、
完成したときのイメージまでは、まだまだ程遠いです。

それは、できてからのお楽しみとなります。



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横浜ベイシェラトンホテル・ランチバイキング

2009年02月06日 19時49分25秒 | お楽しみ~(^^♪
▲ 横浜ベイシェラトンホテル・ランチバイキング
ひと皿目~ (^_^)v



本日は、気がつくと、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテルのすぐ近くに
昼の11時30分にいました。

朝の現場確認のあと、経営者としての大事な仕事で、
こちらに用事がありました。

仕事中ですが、「たまには、隣の食堂の野菜炒め定食ライス抜き
ではなく、経営者らしく…ホテルのランチバイキングでも…」(^_^)v

と立ち寄りました。

携帯ですし、照明もそれほど明るくなかったので、
写真色彩は悪いですが、ご紹介!

北海道の食材を使ったフェアーをしていました!




▲このスープが、実においしかった!
「たまねぎとキャベツのスープ」です。
おかわりしました!



▲その場で切り分けてくれる「ローストビーフ」と
 目の前で焼いている「帆立貝の炉辺焼き」

「帆立貝の炉辺焼き」はおいしいです!

「ローストビーフ」は、バイキングという範囲内で考えると
 今までで一番美味しい部類に入るかな。



▲カレーとスパゲッッティが同じ皿に…
いかにもバイキングならでは… ふた皿め…(^^)ゞ
カレーは美味しいです。



▲デザートで一番美味しいのは…、やはりアイスクリームかな…(^^)ゞ




私が食べた中で、美味しいと思ったのは

「たまねぎとキャベツのスープ」
「チャーハン」
「ローストビーフ」
「帆立貝の炉辺焼き」
「カレー」
「デニッシュパン」

でした。

ジンギスカンは、止めたほうが良いと思いますよ。
やはり北海道のビール園で食べるのとは違って、
ラム肉の臭みがありました。


で、インターネットで調べてみると

横浜ベイシェラトンホテル・ランチバイキング

割引クーポンがありました。

私は知りませんでしたし、突然でしたからもちろん使っていません。




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断熱材の工事

2009年02月05日 16時48分32秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲断熱材ですが、サッシ廻りの黒線印の緑色部分をご覧下さい。


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。


住宅の断熱性能が良いことに越したことはありませんが、

実際の性能は、単に材料や厚さ、工法だけで決まるものではありません。

断熱性能を正しく発揮させるためには、

正しい工事方法が必要です。

同じ材料を使っていても、工事方法が悪いと、断熱性能は文字通り半減します。

これが意外なことに大手のハウスメーカーでも、あまり守られていません。

断熱や結露に関しては、実は多くの建築士は、上辺の概略しか知らないからです。


テレビに出てくる多くの建築士も同じです。

間違った工事方法の現場で平気な顔で一緒に写っている場面を、
何度もというか毎回見ます。


最初に掲載した写真は、このサッシ廻りの細い緑色の部分というのは、
細い隙間に現場で埋めた断熱材です。


ここまでキッチリ行って、これをさらにチェックする必要があります。

他にもいくつかチェックポイントはあり、現場で指摘していますが
過去にもこのブログでいくつか紹介したと思います。

今後も時々、写真で説明していきます。




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横浜市開港記念会館

2009年02月03日 22時38分19秒 | 建築家の日記
▲横浜市開港記念会館の会議室


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、現場での定例打ち合わせの後、
横浜市開港記念会館へ行きました。
ちなみに今年は横浜港開港150周年です。


神奈川県建築士事務所協会の設計監理委員会が主催する
「建築建物等調査・鑑定登録事務所」の必修研修会を行いました。

私は委員なので、主催者側のため、受付前の準備の時間から行っていました。


この建物は、外観もそうですが内観も会議室とはいえ、
最近のビルとは違った趣があります。




天井も高く、漆喰の白に木部の質感が落ち着きを与えてくれます。
本物の質感は、やはり良いです。






P.S そういえば、本日は「節分の日」でしたね!
    私は、本日中にはとても帰れそうにありませんが、

    ここで、「福はうち! 鬼はそと!」 (^_^)v



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全体ミーティング

2009年02月02日 15時53分56秒 | その他
▲昼食のあとに、みんなで集合写真


みなさん、こんにちは。ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日は、月に1度の全体ミーティングを行いました。

年初めの1月に、時間が無く伝えられなかった内容の続きでした。
今年10年目、来年10周年を迎えるにあたっての、伝達事項でした。

その後、近くのお店でみんなで食事をしながら話をして、
事務所に戻って、写真を撮り、全体ミーティングは終了です。




ところで、「今年の1月26日の記事が読めないですよ」とのメールを数人から
頂きました。

そうです。ある実験をしたのです…。(^^)ゞ

公にはできない、ミタス一級建築士事務所のユーザーにだけお知らせする
方法はないかと…。

メーリングリストやミクシイなどは、メンバーにならないといけなので
面倒ですが、このブログはパスワード設定で読めるブログ記事ができる
らしいのです。


テストは成功はしたのですが、問題がありました。

実は、ムービーを流したかったのですが、その点にちょっと誤算がありました。

何とかこれをクリアーできれば、

私が皆さんのために造った短編ムービーを含めて、

著作権やプライバシーの問題などもあるので、

ミタス一級建築士事務所ユーザーの皆さんに限定して
お伝えしたいと考えています。

いつになるかは…、まだわかりません。(^^)ゞ



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