一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

本日のTV番組『見取り図の間取り図ミステリー』

2022年05月12日 10時30分34秒 | お知らせ
▲ 前回のスタジオとして使った住宅の間取り図、今回は別の場所です。

この住宅は貸し出されていれ間取りも公開されていますし、
ミタス一級建築士事務所が描いた前回分で、
クイズにも関係ないですから公開しても問題にならないでしょう。
全てこういった簡単な間取り図です。

今回はもっと大きな有名な場所で収録したようです。


こんにちは、ご無沙汰しております
ミタス一級建築士事務所の清水です。

本日、2022年5月12日(木)午後9時からのTV番組で、
『見取り図の間取り図ミステリー』があります。

間取り図を見てクイズが出され
ゲストがいろいろ予想する番組です。

そのために間取り図が必要になるので
「正しく表記して欲しい」との依頼があり、

全てミタス一級建築士事務所が描きました。

前回は、深夜時間帯に1時間で行われて好評だったので、
今回、ゴールデンの時間帯に2時間特番になったようです。

前回もそれらの間取り図を全て作成しましたが、
今回も同様に全て作成いたしました。

以前、テレビで紹介された住宅だったり、
ネットで出ている住宅もあります。

TV局が資料として、そういったときに使われた間取り図も含めて
参考として提供されるのですが写真と比べると全然違ったり、

間違ったりしていたりという場合も多いのです。

設計図書がある住宅は解読の必要がなくて良いのですが
正しく間取りを起こすのに、必ず苦労する住宅が出てきます。

提供された資料が間違っている、矛盾している、
現場の採寸寸法など絶対にあり得ないのに
その個所の写真や動画がない、

TV局の担当の方に質問しても??な回答の場合があり
解読するだけのために、ミタス一級建築士事務所のスタッフと
丸1日費やすことがあります。

描くのは私ではなくミタス一級建築士事務所のスタッフが
全て解読して描いていますが、

スタッフが解読できない場合は、私が解読や質問をして考えます。

「絶対におかしい、それはあり得ません、ここが完全に矛盾しています」
と説明して、TV局のスタッフに再度お伺いししてもらい、

写真や動画を撮ってきてもらい、解明したこともあります。

クイズにする箇所で、正しく全て描いてしまうと
誰でも簡単にわかってしまう場合があります。

その場合、TV局から、「こういう風に表記できませんか?」
「こんな風に描いてもらうことはできますか?」

と要望がきます。

間違っている表記はできないので、
「それだとウソの表記になるので、さずがにそれはダメです」

と理由を説明してお断りする場合もあります。

TV局の担当者としては、思い通りにいかないのでやりにくいと思いますが
ミタス一級建築士事務所が作成するだけでなく、
監修という表示もでますので

「それを描いてしまうと、
ミタス一級建築士事務所が監修する意味がないですよね。」
と納得してもらっています。

但し、クイズにするので敢えてその部分は表記を消すとか、
または許容範囲かなという場合には、要望に応じて描いています。

TV局のスタッフの方は、
私が匠として出た劇的ビフォーアフターの時もそうでしたが

撮影日や放送日が近づくと徹夜、徹夜の連続です。

どの間取り図も何度も描き直したり微調整をするので
こちらも手間が掛かりますが、

良い番組にしようと頑張っているTV局の人の
熱意は充分わかっていますので

できるだけ、こちらも協力させていただいています。

ミタス一級建築士事務所のスタッフも、急ぎの場合は
休日に自宅で描いてくれたりしました。

私たちのようなプロが見ると、
間取り図でほぼわかってしまうので
クイズにはなりませんが、

一般の方はゲストのトークや
見取り図さんの見取り図漫才が、
面白くて前回は好評だったようです。

今回も、収録では大いに盛り上がったとのことでした。

録画しておいて、どんな風になったか
ざっと観ることにいたします。


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窓枠への手摺棒取付け

2021年09月04日 16時50分31秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲パイプ受け金具  窓の手前の枠内にT字で落下防止の木製パイプを付けました。


既存サッシをカバーリング工法で断熱性の良いサッシとガラスに交換しました。

そこは階段の踊り場で、窓から落ちる可能性のある高さのため
以前は花台が外壁にあったのです。

それを既に取っ払ってしまっていたため
窓の内側に落下防止の手摺をというご希望でした。

窓にはロールスクリーンも付ける為、
窓枠の内側からはみ出ないように手摺を付けないといけません。

取り付けにあたって、この金具でどうか?

と打診があり、

シルバーやクロームメッキはちょっと合わない、
さらにステンレス棒ではなく木製の丸棒でしなるので
もう少し長い方が良い、私が探すということで、

▼ブロンズ色のこれを提案しました。


この金具を端の3カ所に、真ん中にT字ジョイントの同じ色の製品で、
とお願いをしておきました。

ところが、カバーリングサッシを付けてみると
枠内の寸法が当初より少なくなり、

指定した金具の直径が大きいため、「ビスを打てない、はみ出してしまう」
ということがわかりました。
手摺棒をそれ以上細くすると強度の問題があります。

枠内に収めるには、金具を何センチ以内でと連絡がありました。

それではと、

▲この写真のインナータイプの金具で探そう、ということになりました。

このタイプは、金具の中にビス穴があります。
外寸さえOKであれば取り付け可能です。


クロームやシルバーは、木部色がこげ茶のため目立ちすぎます。
目立つ必要のない金具ですので、
良い物はないかと探しましたが、ブロンズ色が見当たらないのです。

探しているうちに、無垢の真ちゅう製が見つかりました。
ゴールド色ですが、無垢の真ちゅうなのでい、やらしさもありません。

それを注文して取り寄せ、実物を確認して
これならと金具を支給して、3カ所に付けてもらうことにしました。

真ん中のT字ジョイントは真ちゅう製は無かったので、

▲真ちゅうに合わせてブラス色T字ジョイントの金具を使いました。
真ん中に1本立てるのは、手摺棒の強度のためです。

しかし、窓枠が装飾のため段差が付いていたため、
金具が途中で少し浮いて隙間ができます。

現場監督は、「サッシのツバに被せましょう」
と提案しましたが、

「いや、それはやっちゃダメ。何かの時に良くない。」
と却下。

幸い、腕も良く私の面倒なお願いを
いつも嫌な顔をせずやってくれる大工さんなので、名案が。


上の写真のように真ちゅう金具の下の浮いた部分の段差に
円弧の木材を加工してピタッと入れてもらいました。

これで、やっと想定していたように設置できました。


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建具用のスプリング戸当り

2021年09月01日 09時01分22秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲ これが、スプリング戸当りです


建具の戸当りは、最近の標準的な戸当りは



が一般的です。
床に取り付け、使っていない時は薄く邪魔にならず
建具が開いた時だけマグネットで留める、
さらに風が吹いても良いようにロックもできます。

ですが、これが付けられない状況が出てきます。
その場合、建具の上部に付ける戸当り金具がいくも種類があります。
例えば



シルバーに白ゴムもあれば、
この写真のようにブロンズに黒のゴムもあります。
シンプルですね。
しかし、建具を見た時にどう感じるかということもあります。

今回もイレギュラーな建具が出て、現場監督に伝えましたが
「???」だったので、自分で3種類取り寄せて、現場で検討しました。
スプリング戸当りもそうです。

最初にアップした写真は、シルバー色にホワイトですが
ブロンズ色にブラックもあります。


このスプリング戸当りは、私も海外視察で
泊まったバンクーバーのホテルで初めて見ました。
写真に撮って記憶していました。

どうやって使うかというと、
建具がぶつかる巾木部分にこれを付けるのです。

横に飛び出していたら、足がぶつかったら痛いですよね。
その時に、横にグニャと曲がるので、痛くないのです。
海外で見たのは、今回私が購入したのよりも
下記のようにもっと柔らかかったのです。


▲▼海外のホテルで見たスプリング戸当り、軽くグニャと曲がります。


建具のレバーが壁にぶつかる前に、これで建具を受け止めてくれるのです。

戸当り金具を工務店任せにすると、シルバー色にホワイトを常備していて
それを使うことが多いので、目立っておかしいこともあります。
色を含めて検討してみてください。



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基礎コンクリートのコーナー部分

2021年08月29日 17時33分43秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲基礎立上りのコーナー部分 


建物の構造や耐震性を考えるときに、上から下への力の流れを考えます。
間取りのプランを創るときも、それを考えながら創ります。

耐震性を考えて1.5倍以上の耐力壁を設置すると
建物の四隅は、引抜き力が掛かるため、いくら分散しても
ほぼ確実に、そこにはホールダウン金物は必要になってきます。

コンクリートは圧縮には強いのですが、引張にはかなり弱いです。
それを補うために鉄筋を入れます。
鉄筋は引っ張りに強く、圧縮には弱いのです。

昔は木造住宅の基礎に鉄筋が入っていなかった時代がありました。
古い家の無筋基礎では、基礎の割れが生じていたりしますが

最近の住宅基礎で割れを見ないのは、鉄筋があるからです。

さて、2021年8月29日(日)に基礎コンクリートの完成状態を
確認にしてきました。
日曜日でしたが、朝から型枠をばらしてくれましたので。

建物の四隅は左右2方向からの力が、
台風時、地震時に複雑に加わります。

写真の基礎では、コーナー部分のコンクリートを斜めにして
幅を太くしています。

強度上、ここまで必要はないのですが、
ここは2方向から力が加わるので安心感がありますね。

ここまで指定はしていないのですが、
ここの工務店はいつもこの方法をしてくれます。

今回の住宅は敷地の関係で平面的に斜め壁があります。
その場合、私が心配するのは、柱に梁が僅かしか掛からない
箇所が必ず生じることです。

その心配を解消するために、
この基礎の角のふかしではありませんが、

外れやすい梁を受けるためだけに柱をプラスすることです。
意味がわならないと思いますので
上棟が終わってから、写真と説明をアップします。

これも必修ではなく、
こんなことをわざわざ考えて設計は私以外
見たことがありません。

でも、阪神大震災、小千谷地震で倒壊した現場を見て考えれば
これが必要だと賛同してくれるでしょう。

在来工法の構造計算では、
木造接合部分はピン構造と設定して、壊れないことを前提に
それはスルーして計算しているのですが、

計算しないというより、どう力が加わるのか
実はわからないので計算できないのです。

通常の直角の建物ですと、それで問題は起こっていないので
経験上、それで良いと思います。

変形している斜め壁の場合は、私は必要だとアナログ的に
考えてしまいます。

机上の設計では、どうやって接合されている意識していない
設計者も多いでしょう。

実際に梁が柱にどうやって接合されているか
斜め壁の場合はどうなのかを知ったなら

私の不安とその柱を加算する理由を理解して頂けると思います。

ウッドショックの影響で、指定木材が手に入らす
大変なことになっていますが、来月の半ばにはやっと
上棟ができそうです。

 

▲斜めの外壁ができます。柱に対して斜めに掛かる箇所が出てくるので
その梁が外れたりしないように、梁を受ける柱を設けます。
上棟後に、また説明しましょう。
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土地購入時の注意

2021年08月27日 16時08分46秒 | 不動産のお話
▲ 隣地の擁壁でも法的に制約を受けることがあります


土地を購入するときのアドバイスとしての注意事項は
たくさんあります。

その中から宅建士や弁護士さんとは少し違う
建築士からの知られていない大事な視点をお話しします。

横浜市、特に青葉区などは土地の高低差が多いので
擁壁が多く、さらにはブロック積みも問題になってきています。

「なんだ、そりゃそうだ」と思うかもしれません。
しかし「隣地の擁壁やブロック塀でも同じように問題になることがある」

ということはご存知でしょうか?
もっといえば、隣地より離れていても法的に影響を受けることがあります。

あなたが家を建てるときに制約ができてしまい

「思った広さの家を建てられない」
「工事費用が想定以上に割り高になって、建てられない」
「平地だけど、隣地のブロック塀が問題で協力してくれない」
「ブロックの擁壁だが、隣家が建っているのでやり直し工事ができない」

ということも起こります。

「それなら、重要事項説明に書かれているはずだ」

と詳しい人なら思うかもしれませんが

隣地のことは、大手不動産屋さんでも
要求しないと調べてくれませんし
隣地が協力してくれるかどうかまでは、聞いてくれません。

たくさん土地の候補が出ても、私が現地確認して
そういうリスクの指摘を行ったことで、その土地を見送る例も
珍しくないのです。

知っておくべきことは、自身の土地の擁壁だけでなく
最低でも接している隣地の擁壁やブロックが法的にOKかどうかを
確認すべきです。

また、さらに拡げて影響が出そうな斜面や崖がないかも
確認しましょう。

それだけでも、実はまだ足りないのです。

大阪での地震でブロック塀が倒れたことで
ブロック塀の違反に対して厳しくなっています。

許可を受け、検査済を受けた擁壁の上に
ブロックを積んで土留めをしている事例は
坂のある青葉区などではよく見かけます。

しかし、それが合法的に行われているかというと
そうではない例の方が多いのです。

そのまま中古住宅で住めば指摘されることは稀ですが
建て替えとなると、その部分への対応が必要になります。

横浜市では、通学路にあるブロック塀で違反状態にある塀を
数年前から全て個別に調査して、現状の説明と補強のお願いをしています。
それだけ厳しくなっているのです。

隣地に面しているケースまでは調べていませんが
建て替えのときには、チェックが入ります。

単に塀であれば、費用を負担すれば壊してやり直しできますが、
土留めというよりブロックの擁壁になっている場合

最悪、家を壊さないとやり替えできない、
または自宅を壊しても、隣家があるのでやり替え工事ができない

という場合さえ、横浜市では見かけます。

そういう土地を購入してしまうと
少々安く買っても、それを上回る費用が掛かることがあるので
注意しましょう。

中古住宅を安く買ってリフォームして住もうと思っていた方が
ハウスメーカーのリフォーム案と費用を信じて中古購入したら、

基礎も床も折れていて、
それを直すのに予算をはるかにオーバーする費用が掛かる、
どうにもできないと購入してからわかった人もいます。

これは建築本体のことになるので、今回の話とは別の話なのですが
自分の目で、よく確かめていれば気付けた例です。

しかし、
「擁壁、ブロックは、自分の土地だけでなく
隣地も100%影響してくる、さらには隣地以外の場所でも影響することがある」

ということは、一般の人は知らないと絶対に気付きませんので
注意してください。

横浜市でも土砂崩れがあったり、大阪では擁壁と一緒に家屋が倒れました。
逗子ではマンションの擁壁が崩れ、熱海の土石流もありました。

こういう事故が起こるたびに、今まで法的に少し問題があっても
厳しく指摘を受けなかったケースが、厳しくなっていきます。

これらも確認して、問題があった場合はどういうリスクがあるか、
どういう対応方法があり、それは実際に可能か
費用はどのくらいか、ということを具体的にわかった上で
土地や中古住宅を購入してください。



▲これは、ブロックの擁壁の上に家屋があります。ブロック擁壁です。


▲擁壁の上に土留めとしてのブロックがあります


▲ブロック塀です。隣地にあっても指摘を受けることがあります。


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