一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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電動ロールスクリーンを吹抜けに

2018年12月21日 13時38分27秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲吹き抜け上の窓に電動ロールスクリーンを取付け中


2018年、平成30年もまもなく終わりますね。

最後の仕上げに入っている現場があります。

通常は、建物が完成してからカーテン工事に入ります。

カーテン業者は本体業者とは別にしていて

建物完成後に、事前に決めておいたカーテン打ち合わせを現場で行い確認して、

最終決定をするからです。

ですが、今回のような高くて大きい吹き抜けの窓に付ける場合、

完成してからだと電動ロールスクリーン取り付けのためにまた足場が必要になります。

仕上がった床に、しっかり養生をして足場を組む、さらにそれが終わって足場を解体すると

余分な費用がかなり掛かります。

カーテン工事の見積もりにはありませんでしたが、

脚立で工事ができない場合は、かなりの追加費用が掛かりそうでした。


そこで、足場が解体される直前に、本体業者から工事用の足場を借りて

この電動ロールスクリーンだけは、先に付けさせてもらうことにしました。

このために取り付けに来るので、取り付け費は、少し割高になります。
しかし、足場の組み立て、撤去を考えれば安くなります。


といっても、天井の電動ロールスクリーン付けのために足場を組んだわけではありません。

安全性確保のために、私が足場の単管を建材屋で購入、必要長さにカットして
長さ延長や、足場の揺れが大きいので、揺れ止めの補強対策などを行って使用しました。

ほとんど出来ていましたが、より安全に作業してもらうために行いました。

「これだけしっかり足場を造っていると、やりやすい」ということで、

取り付けの職人さんにも喜んでもらいました。

足場材の購入や補強、電動ロールスクリーンの取付け中の立ち合いなど、

私の時間は取られましたが、めでたし、めでたしでした。


 

▲大きな吹き抜けで、その一番上の窓に電動ロールスクリーンを付けます。

1階の床から6メートルくらいですが、壁の仕上げは漆喰で、
梯子を掛けることはできません。

脚立でも無理な高さなので、仕上げ工事のために組んだ内部足場を
利用しました。



▲取り付けて、作動確認で途中まで電動ロールスクリーンを降ろしたところ。
南側なので遮熱タイプですが、光は通すものにしました。



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