一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

問題になっているマンション杭工事について

2015年10月23日 09時50分31秒 | 住宅検査・トラブル相談
昨日、2015年10月22日の夜にテレビ局から、

翌日23日の報道番組で、現在問題になっているマンションの杭工事について
スタジオで1時間くらい解説して欲しいと 連絡がありました。

マスコミに騒がれる問題があると、そういった問い合わせや質問などはよくあります。

スタジオで1時間でも、事前の打ち合わせと、都内までの往復を考えると
かなり時間が取られますから、突然で予定が取れないのでお断りさせていただきました。


今回の件については、結論として、

仮に工事中に第三者で監理に入ったとしても、
防ぎようがありません。

データの改ざんはともかく
手抜きをしたり故意では無い場合、本人や職人にとっては
普段から行っていることなのです。

杭の長さが足りなかったというのも、事前調査の当初の予定深さは打ち込んでいても
実際の支持地盤は、水平ではないので、深い場合や浅い場合があります。

コメントでは、支持地盤に到達していたという認識ですので
それがウソか本当かは別にして、実際には起こり得ることです。


今回は、

・かなりの軟弱地盤であったことと、

・棟と棟が連結されていること

などから、ズレがわかりやすかったため発覚したということです。

単棟であれば、気付かなかったかもしれませんし
気付いても、建て替えまでは必要だったかどうかは不明です。

今回、建物の強度によっては、建替えまでしなくても
地盤の補強と建物を水平にする工事でも充分であった可能性はあります。

戸建ての場合も、同様のことは起こり得ます。

そのための対策は、地盤調査はもちろんですが、
地盤改良や杭工事をしてもしなくても

地盤についての第三者保証をしてもらうことが契約の前提となります。

建物の構造体保証とは別にです。

保証は、工事業者ではなく、第三者の損保会社にしてもらうことが大切です。


新築やリフォーム工事は、契約時に防げるトラブル内容がたくさんあります。

もちろん、防ぎようが無い場合もありますが、
その場合の対応方法の数少ないひとつは上記の内容です。

毎月の住宅の勉強会では、そういったことを防げるように
契約前の注意事項も詳しく教える時間を加えて、
内容を4倍にボリュームアップしました。

不安な方は、参加して勉強してください。

但し、戸建ての内容に限定しています。

戸建てリフォームのトラブル相談は、どんどん増えています。

毎月、いくつかの公的機関で相談対応をしていますが
リフォーム工事トラブルはすべて、契約前なら防げた内容ばかりなので、
それがいつも残念です。




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上棟中

2015年10月15日 14時00分45秒 | 住宅ノウハウ・実例
▲本日だけでは、終わりません。明日も一日掛かります。 


解体、地下車庫、擁壁と経て、ようやく本日上棟初日を迎えた現場です。


土台がヒバの無垢材

柱がヒノキの無垢材

梁が米松の無垢材

最近は、どこの現場をみても、こういう現場を見なくなりました。

そのため、この構造体の状態であっても、

何度見ても安心感を感じて、ほっとします。


 


▲前日に土台敷を行っておきます。




▲▼初日の上棟中







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