一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

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コンクリートの打設方法

2007年05月24日 07時38分10秒 | 住宅検査・トラブル相談
▲コンクリートを流し込む太いパイプと、バイブレーターの細いパイプが見えますね。



みなさん、おはようございます。ミタス一級建築士事務所の清水煬二です。


コンクリートの打設方法が悪くて、後にトラブルになる場合がいくつかあります。

もっともわかりやすいひとつは、コンクリートに隙間がたくさんできてしまう場合です。

住宅の基礎のように高さの低いものですと、やや起こりにくいのですが、原因はいくつかありますので、それでも起こってしまうことがあります。

住宅の基礎でも深基礎、地下車庫、擁壁などは、マンションの壁と同様高さがありますから起こりやすいので、これを防ぐ方法のひとつとして、写真のようにバイブレーターによる振動を与えながらコンクリートを流し込む方法があります。

ですが、これもあまり長い時間振動させ過ぎますとコンクリートのペーストと砂利が分離してしまいますから、注意が必要です。


次回は、みなさんにもわかるコンクリートの伝票の読み方をお教えしましょう。



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