一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

住宅の増築工事完成写真

2014年06月17日 09時21分18秒 | 住宅完成写真
▲ 2階のバルコニーへ出る通路
漆喰の仕上げとマッチして感じ良いです



先日、増築工事が完全に完成しました。

6年前にミタス一級建築士事務所で新築して頂いた住宅です。

新築時は、建蔽率と容積率を最大限に生かして工夫して作りましたが
隣の土地を購入され、今回の増築となりました。

1階に応接室と新主寝室の2部屋、
庭に出れるローカや収納を増築し

既存の玄関と既存ローカの巾を少し拡げました。

2階は、バルコニーへ出れるローカと
広いルーフバルコニーとなっています。

 


▲玄関を入った以前の玄関

▼少し広くなった今度の玄関





▲以前の玄関の窓外はこんな感じでした

▼今度は、窓外はこんな感じに





▲以前の玄関

▼広くなった玄関





▲以前のローカ

▼広くなったローカ





▲▼庭へ出る新しいローカ
トップライトを付けて明るくしています
左右に部屋と収納





▲外の庭はこんな感じです



▲▼応接室です。第二のリビング、
ピアノのために簡易防音室しています




▲▼主寝室



▼主寝室の広いクローゼット
扉の裏側にミラー、
内部でゆっくり着替えができる広さです





▲2階へあがると、
ローカの突き当たりにバルコニーへの通路があります。
この通路が白い漆喰で良い感じなってます。



▲この先がバルコニー



▲逆にバルコニーから入るとこの通路



▲▼広いルーフバルコニー
周りが木に囲まれ、景観にも恵まれています

キッチンからも出れるようにしています




▲ローカの上部にトップライトを付けています
バルコニーから見るとこれ


ルーフバルコニーからは、星が観れるのは言うまでもありません。

2階に広いリビングダイニングがありますが、

1階の応接兼サブリビングからは庭や自然の林も見えて、
気分も変わって楽しそうです。


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ご相談や依頼の方法と流れ

2014年06月09日 12時16分59秒 | お知らせ
▲新築の場合は土地を確認して
不安な要素もお知らせします 



先日、ビッグサイトの展示会が終わり
昨日は、住宅セミナーが終わりました。

ビッグサイトにお越し頂いた方からも
さっそくお問い合わせを頂いています。

今後の相談をどうすれば良いかというご質問がありました。

新築も住宅リフォームも日本全国どこでも対応しますし

ご相談は、事務所にお越し頂ければ
いくらでも無料でいたしますが、

遠方の場合は、現地へ行くのに出張費が掛かってしまいます。


新築の場合のケースは

お聞きになりたいことや確認したいことに
すべてお答えします。

その上で、ミタス一級建築士事務所で考えたいという気になりましたら
ご希望内容や予算をお聞きして、予算と面積から可能かどうかをお知らせします。

予算的に難しいとか、そこまでの要望は建物の大きさから無理とか
代替の考え方などを話し合いながら提案します。

私も引き受けた以上、大丈夫だと確認できなければ
契約したくないので、意志統一をいたします。

その上で、ご納得頂いたら、総額予算を決めておいて
設計監理契約書を作成し、現場測量や設計に進んでいきます。

事前に読んで頂き、OKをもらって契約し、設計に入っていきます。

契約までは、事務所にお越しいただく事になりますが
現地の土地確認も遠方でなければ、無料です。

もちろん、契約前には土地の確認は済んでいます。



リフォームの場合は、途中で新築と若干異なります。

ご質問やご相談のお答えしたり、写真をお見せしたり
ご要望や予算をお聞きするのは、新築と同じですが、

どのようになるのかが、非常にイメージしにくいと思います。

現地の建物が既に存在しますので

大まかにイメージしやすいように、
現場で具体的にどこをどうするかなどをお話しするか、

わかりにくい場合はラフプランを描きます。
その内容や方向性でいくらの総額予算で行うかを決めて、

ご納得頂いたら、設計契約を行います。

これは、私も引き受けた場合、問題ないかを確認します。

その後、詳細な設計打合せに入っていきます。


耐震補強工事が目的になっている場合、
耐震診断を行い、どこを補強すれば、評点が

どうなるかを

一度計算してから、

費用やリフォーム内容のメドを立てなければ
なりません。

そのため、耐震診断の現地調査、耐震診断の計算、
概略の耐震設計の費用が掛かります。


費用が掛かる場合は、その都度、
事前に金額をお知らせして、ご了解をとってから行います。

後から、突然請求することはありません。



要点をまとめると

・事務所でのご相談は、無料

・遠方は出張料が掛かる

・耐震診断等は費用が発生する

・設計に入っていく前に
 お互いに納得できる方向性と予算を決める

・設計は契約を行ってから

・費用が発生する場合は、必ず事前に
 金額の提示をしてご了解頂く


ということになります。
 

▼住宅リフォームの場合の現場確認




▲▼戸建てリフォームや耐震診断の場合の現場確認



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朝日住まいづくりフェア展示会報告

2014年06月08日 10時18分23秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
▲前日の準備が終わりました


2014年5月30日~6月1日まで、東京ビッグサイトで開かれた

「朝日住まいづくりフェア」の展示会報告です。


 
▼手前の閲覧コーナーと奥の相談コーナーの
2箇所にスペースを分けました。

今年は、昨年の2倍のスペースで行い、
角の場所が取れました




▼相談コーナーでの打合せです








▼初日に、主催者から取材を受けました



▼2日目の土曜日に会場でセミナーを





準備のために、そして当日、片付けといろいろ動いてくれた
スタッフのみなさん、どうもありがとう。お疲れ様でした。


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住宅資金計画ローンセミナーについて

2014年06月05日 15時26分50秒 | 住宅セミナー・住宅勉強会
▲ 住宅セミナーの案内


2014年6月8日(日)に行う、

住宅資金計画ローンセミナーですが、

「90分で500万円得する」というサブタイトルが付いています。

私が行うのではなく、プロが行いますので必見です。


ご希望者には、個別シミュレーションが可能です。

これについても、第三者に行ってもらいますので、
セミナーのあとに、

ご希望の方には個別にヒアリングを行ってもらい
入力データーを完成させます。

さらに、入力したものを後日、
説明してお渡しすることになります。


ライフプランに合わせてシミュレーションするので

今、いくら借りることができるか、という視点より
将来を考えると、いくら以上借りてはいけない

という結果が出ることがあります。

お子様を私立の学校に入れる場合と公立に入れる場合でも
その金額は変わってきますし、何歳で完済するかという考え方でも
変わってきます。

ボーナスは返済に当てない、

といった安全を考えたシミュレーションを選択して
その上で資金計画を考えると安心でしょう。

当日、個別シミュレーションをご希望の方は

その場でお聞きしながらヒアリングして
入力データーを完成させていきますが
正確な数字がわかったほうが、それだけ正確になります。

既にご希望の方がいらっしゃるようですので
念のため、簡単に主な内容を列記しておきます。


主に、以下のような数字はお聞きするようです。


・収入金額と内容
・教育計画(どのタイミングで私立、公立?)
・基本的な月々の支出内容と金額
・保険料
・数年に一度あるような支出
・現在借りているローン返済額と借入額
・自己資金
・現在の年金関係


このセミナーの日時と場所は


6月 8日(日) 住宅資金勉強会(外部講師) 

         午後2時~3時半
                       
         みどりアートパーク 地下1階会議室

         JR横浜線・東急田園都市線・こどもの国線 長津田駅 徒歩4分


お申し込みは、メール、電話、FAXのいずれでもOKです。

お子様のスペースも、既に3組の方が
机とは別のお子様スペースをご希望されていますので、

簡易ですがお子様スペース用意させて頂き
スタッフが対応する予定です。


もう少し詳しく内容を
                       





▲▼前回の家づくり勉強会での様子



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高気密高断熱についてのご質問

2014年06月04日 11時05分30秒 | 住宅ノウハウ・実例

▲断熱材を隙間なく吹き付けたあと、
防湿工事を行いチェックします 



メールで質問がきました。
返信しましたが、なぜか到着していないようなのと

重要な考え方なのでブログでも公開いたします。


  <ご質問> 

このたび、条件の良い土地を購入し、住宅の建設を計画しています。
御社のホームページを拝見させて頂きコンセプト共感致しました。

詳しくお話をさせて頂きたいと考えているのですが、まずは私どもの考えと、
御社のこだわりが一致しているのかを伺いたく、問い合わせいたしました。

窓を開けて気持ちが良い家。木のぬくもりが感じられる家。
これが基本テーマなのですが、窓を閉めた時の冷暖房効率が良さも気になります。

流行りの高気密高断熱でVOC一杯な家は避けたいものの、自然素材だけの断熱
にも効果に不安を感じています。(極端な新建材への拒否感はありません)

璧内・屋根に通気層を作り断熱の補助とした上で、自然素材で断熱するような仕様
も見受けられますが、気密性はいかがなものなのでしょう。隙間風など入って
こないのでしょうか。

気密・断熱に対する御社の考え方をお聞かせ願えないでしょうか。



  <回答> 

高断熱は、意図して行っています。
快適な住宅には高い断熱性能は必要だと思っております。

気密に関してですが、ミタス一級建築士事務所の造りかたですと
自然に、いわゆる高気密になってしまいます。

断熱性をあげればあげるほど、壁体内結露の問題が生じます。

それをふさぐために、外壁と屋根の通気だけでなく、
防湿工事を行います。この防湿工事を正しく行うと高気密に
ならざるを得ません。

日本ではなく、カナダや北欧住宅の
断熱性能をあげた場合の対応や考えたかを学んで、良しとしています。

なぜ高気密になるかというと、水蒸気は空気の分子よりも
はるかに小さいのです。

その侵入をふさぐために防湿工事をさせるので
自然に高気密になります。

但し、それを誇りつもりはありませんので、一時的な気密の数字を
あげるために、隙をシーリング材工事で埋めて数値をあげるつもりはありません。

あくまで長期にわたって性能を確保するための気密工事を行います。

24時間換気は作動していますが、それ以外からの隙間風は、
当然入りません。

費用と手間が掛かるので普段測定はしていませんが、
C値で1.0以下は、私も職人も当然だと思っています。


ミタス一級建築士事務所の標準的な工事では
仕上げ材と構造材には、自然材料を使いますが、

下地には強度を考えて合板も使いますし

断熱材も発泡系で自然材料ではありません。
コストや性能面を考えて、通常はその仕様です。

普段お使い頂いている、無垢材の厚い床板に自然塗料のものでは
夏や梅雨時に素足で歩いても気持ちが良いですし、
床暖は無くても大丈夫という方が多いです。


設計時の断熱性能を数値であらわすQ値は、
住宅の断熱性能を正しく表していませんので
以前から、意味がないと私は言っています。


同じ数値化するなら、最近使われだしたUA値の方が、
より正しくあわわしているので、それで計算すると
0.6くらいになっています。

設計で数値をあげるのは設計するだけで良いので簡単ですが、

机上の計算だけでなく、実際の建物の性能をあげるには
正しく、細かい部分まで注意をして工事させることが必要です。

一流のハウスメーカーでもそれができていない現場が
ほとんどなので、ミタス一級建築士事務所が、手間暇掛けて
現場の監理に力を入れてこだわっている理由がそこにあります。

本当に高品質な住宅を実現するには
設計だけでなく、監理に現状の何十倍も手間を掛けないと
日本では、実際には実現しません。

サッシをさらに高性能にして、もっと断熱性能値をあげることは
もちろん可能ですが、予算と意匠との兼ね合いと、ご希望によります。

数値からいたしますと、いわゆる高気密断熱ですが
ハウスメーカーや建売のような新築時の息苦しさや、
変なにおいは、もちろんありません。

お時間のございますときに
事務所にお越し下されば、工事中の写真や
高気密になってしまう防湿工事、

こだわって監理しなければ実現できない理由も
写真でお見せできます。


もし、土地をまだ契約していないのであれば
土地の事前確認や契約時のアドバイスもさせて頂いております。

お気軽にお問い合わせ下さい。





断熱工事を隙間なく行ったあと、
防湿フィルムで、正しく工事を行います。

重ね、破れなども確認して補修が必要な場合は
それを指摘し、完了を確認します。












防湿工事は空気よりはるかに小さい分子の水蒸気を
想定しています。

コーキングでごまかすのではなく、
防湿フィルムでしっかりと防湿工事を行うので
自然に、長期に渡って高気密を維持することになってしまいます。


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