河野美砂子の「モーツァルト練習日記」+短歌+京都の日々の暮らし

4/19(金)15時30分 ショパン「マズルカ」全曲⑧ NHK文化センター京都 第30~32番、「ノートルタン」他

蟷螂 in 京都芸大

2007-10-17 23:54:23 | 京都の暮らし
昨日火曜日は芸大のレッスン日。

朝10時から
音楽棟1階、107号室で。

この部屋は日当たりが良くて
南面がほぼ全面大きなガラス
(ガラスが汚れてるのが残念)。

その向こう側は
小高い土手のようになっていて
一面の草原。

今の季節なら
拙いピアノが聞こえてくるとき、
窓の外に揺れるてる芒(すすき)を見るのが
ナグサミとなる。

昨日はお天気がよかったので
日差しがけっこう強く
暑いくらい。

大きく外に開く窓を開けてレッスンしていたところ
きゃっっ!!
という学生二人の声。

見ると、お~おきな蟷螂が床に。

彼女たちは
蟷螂が飛来(!)したのを目撃したらしい。

たぶん私が今まで見た中で
一番大きな蟷螂で、
彼(?)は上半身をちょっと持ち上げて
じっと様子をうかがっている。

私としてはどうしようもないので
そのまま蟷螂にはそこに居てもらって
レッスンを続けることに。

しばらくすると
その蟷螂さん、
床に設置してある
大きなエアコンの下側に入りだした。

ややこしくなると困るので、
やっぱり出ていってもらおうかと
エアコンの下にあった電気コードを引っぱると

そのコードといっしょに蟷螂は出て来たのだけど
なんと
コードを抱くような形で仰向けになってる。

ぴくりとも動かない。

死んだふりって
蟷螂もするんやったかな?

私も学生さんも
蟷螂を触ることができなくて
どうしよどうしよ、と言いながら
グッドアイディアひらめく。

ナナメ向かいの
コントラバスのレッスン室にいた男の子を呼んできた。

彼はやさしくその蟷螂をつかんで
窓の外に置いてくれて
一件落着。

と思いきや、
まだお話はつづきます。



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 京響定期と神楽岡歌会同日の場合 | トップ | 蟷螂つづき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

京都の暮らし」カテゴリの最新記事