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2021.10.20 高価なコーヒカップ20客を、1客千円で手に入れた話。

私は、神戸から15年前に引っ越して来た。(この12月には、満16年になる。)
それと、時を同じくして、知り合いの喫茶店が閉店した。

ある時、そこへ行った私に店主が、「まだ、誰にも話していないけれど、実は、閉店
することになった。もし、このコーヒーカップの中から、好きなものがあったら、20
個まで、1個千円で譲ってあげるので、先に選んでくれて良いよ。」と言ってくれた。
喜んだ私は、コレとコレと…と、20個をカメラにパチパチと納めて、ツバを付けた。

その後、すぐキャリーを押して、段ボールやガムテープなどを持って訪問し、チャッ
チャッと1個ずつ紙で包み、チャッチャッと段ボールに詰めて、その段ボールを
カートに乗せて、2万円をスッと渡し、ありがとうございましたと言って、風の様に
去って行った。
(引越しの一時期、私は、奇跡的に足が治っていて、お陰様で無事引っ越しができた。足が治ったのには、理由があった。また、いつか書くかもしれない。)
その格好良い見事な行動は、今も元店主夫婦の語り草になっている。

では、なぜ、ノロマの私がそんなに手早い、見事な離れ業が出来たのか?
それは、何を隠そう、たった一つ、当時私自身が引っ越し最中で、我が家に来た
引越業者のアルバイトさんの手際を見たからだった。
コーヒーカップの処置が見事だったので、私は見とれていた。そこでコツを掴んだ。
それを、そのまま、真似ただけなので、本当に楽だった。

おかげで、荷物を、あっという間に纏めて、楽々と運び終えることが出来たし、
「あの人は、これをどうやって運ぶつもりやろうか?」と心配していたという
ご夫婦には、尊敬されるし、良いことづくめだった。



こうして、悠々と、引越し後の我が家へ運び込まれた20個のコーヒーカップ。
これは、我が家の食器棚の正面の真ん中に飾られている。




なお、このコーヒーカップについて、別に書きたいことがあって、
書き始めたものの、おしゃべりな私は、そこへ辿り行く前に、
前置きの段階で、すでに長文になったので、今回は、喫茶店の
高級カップ20個を、1個たった千円で手に入れたと言う、
その自慢話だけで終了したい。

ということで、コーヒーカップについては、あと2話ほど続きます。^^

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