トリオTS-500の修理記録(その2)
オシロで3390KHzのキャリア発振を確認しようとしたが、発振していないようだ。
テスターなどで発振回路の回路定数を調査しましたが、特に問題はありません。
このことから、発振しない条件は外部要因と考えられることから、まず、真空管の交換をしましたが効果ありません。
次に、予備機から水晶発振子3390KHz交換したところ、発振することができました。
これで、SSBもキャリアがあるので完全復調することが可能となりました。
やはり、年代物の無線機の修理となると予備機を含む準備するこみとが肝要のようです。
今後の対策ですが、以下のとおりです。
当面、7MHzバンドの試験を行いましたが、各バンドでの調査が必要です。
また、エージングを行い、長時間運用が可能となるように各部品の調査を行います。
受信部がOKとなれば、送信部の確認試験をおこなうます。
最後、前回撤去したIF-AMPもどきの追加モジュール(トランジスター回路)の詳細写真を添付します。
どう考えても、トリオのメーカー純正の部品とは思われません。
いまでも、疑問です。
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