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八重洲FT-400Sの修復作業記録 その5(令和4年09月03日)

2022年09月03日 14時17分37秒 | 07アマチュア無線機

八重洲FT-400Sの修復作業記録 その5(令和4年09月03日)
その5(令和4年09月03日) 送信機能試験の確認等の作業

INSTRUCTION MANUALに簡単な送信操作法の記載があります。
まずマニュアルでは、試験のためのダミーロードの作り方がありますが、当時SWR計などの洒落たものを購入する人は少なく、多くの人は電球で代用するのが一般的でした。
とりあえず、送信操作法に従って送信機の機能確認を行った結果、CWモードで約10Wの出力を確認しました。
また、試しにダミー電球でも送信機能を確認しました。

 

なお、SSBの実運用のためには、3極のプラグ付きの50KΩのダイナミックマイクが必要となるので、参考に接続方法を掲載しておきます。
八重洲の純正のマイクを所有していないため、既存のトリオのMC-50を少し改造して代用としました。
ただし、トリオのマイクは4端子のインターフェースですが、八重洲のものは3端子と異なっているので変換する必要があります。

最後に、八重洲の純正のスピーカーを接続し、スピーカーに問題がないことを確認して修理作業を完了としました。
最後の最後に、VFOの周波数校正をしようとして、SSGで7.000Mhzを注入したところ、校正誤差0でした。
トリオの製品ではVFOの校正は必須でしたので、八重洲製品の完成度の高さにビックリした次第です。
全ての修理が完了したので、梱包しなおして来年の断捨離品として出品するためお倉入れとします。


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参考文献
FT-400SユーザーマニュアルPDF版

https://drive.google.com/file/d/1SUGPZh-8eP70hTNBDhj14L5slYWt4vbB/view?usp=sharing

 

広島戦時通信技術資料館及は下記のアドレスです。
http://minouta17.web.fc2.com/


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