minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

KLEPTMANIAC とジャケットの話

2015年06月10日 | 環境
ツアーが終って一休みする暇もなく、新譜のデザインの締め切りに追われ、デザイナーとのやりとりが続きました。いつも私たちのCDジャケットを手がけてくれているKLEPTMANIAC。彼女は広島出身の美人アーティストです。

Kちゃんと出会ったのはある、アンダーグラウンドHip Hopの若者達(当時20代だったのでw)と一緒にイベントや録音に参加した時。キラキラした目で「さちさんたちの音楽、すげ〜っす!」

あまりに可愛くて素敵な女の子なので、トシキもRIOもデレデレ。すぐに仲良くなりました。RIOも小学4年生くらいだったかなあ。一緒に川遊びしたりキャッチボールしたり・・・。

出会った当時は音楽ライターでしたが、その後、DJをやったり、ライブペインティングを始めて・・・。女性アーティストばかりの集団も作って個展なども行って、とにかくただものではなかったのです。

我が家に遊びに来てはペンと画用紙にいつもちょこまかと何かを描いていたので、もしかしてジャケット頼んでみたら面白いかも。とお願いしたのが「East Village Tales」。フェローンと共演した、NYライブ録音のCDでした(N009)。



NYのライブハウスの写真を渡したのですが、それを緻密なタッチで書き込んでくれた渾身の作品です。感動ものでした。やはり頼んで大正解!
以降、ンバギレコードは全てKleptmaniacの作品になりました。







そんな素敵なKちゃんですが、2年くらい前から体調を崩して、実家がある広島に戻っていました。さらに冬が耐えられないと、全ての仕事依頼を断って、昨年の秋からタイに保養に・・。

それでもタイで高熱を出したり、調子の悪い日が続いていたようですが、「3枚目のTReSのCDデザインだけはなんとか手伝いたい」と言ってくれ、今回の作品がようやく完成。来月にはお見せできると思いますので楽しみにしていてください。

ぎりぎりまで待った甲斐がある、本当に渾身の作品。タイトルの「Viento Apasionado」の情熱の風をイメージして描いて欲しいという注文をしたのですが、見事なまでに想像を遥かに超えて・・・作品を見た時に涙がでてきました。かえちゃん、ありがとう!!ゆっくり休んで、また夏の広島で会いましょうね!!



私の周りは本当に素晴らしいアーティストがいっぱい。かえちゃん、大河くん、田尾さん、実樹、まりやちゃん、Ayaneちゃん、まささん、・・・みんな想像を遥かに超えた凄いものを見せてくれる。いや〜、本当に素晴らしいアーティスト達に支えられて生きてきたんだなあ。みんなみんな、本当にありがとう!!

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