つくば実験植物園の熱帯雨林温室で毎年見かけます。黒い色をした珍しい花です。薄暗い場所では見過ごしてしまいそうです。説明によれば、中国南部やインド東部から東南アジアにかけての湿潤な熱帯地域を中心に分布してるとのこと。最近の研究では、この植物の成分が医療用に効果が注目されているそうです。写真は8月14日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧植物展示区画に数種類のスズカケが展示されています。その中の一つが、この「キノクニスズカケ」です。紀伊半島南部の固有種であり、絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定して保護されています。写真は8月14日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯資源温室で咲いていました。白い厚みのある花びらで、近づくとほんのり芳香があります。ハワイではこの花をレイにして飾るようです。熱帯アメリカ原産の常緑低木です。写真は8月14日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯産地雨林温室の観察路に展示されていました。食虫植物の多様性が展示されており、各種のムシトリスミレを観察できます。今回は「アシナガムシトリスミレ」です。とても小さなか花ですが、何となく凛として見えます。写真は8月14日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧・希少植物管理温室で始めて観ました。別名は「ヤクシマネジバナ」と言われるそうです。とても小さな花がらせん状に咲くので、こちらの名前がなんとなくイメージに合います。ラン科の多年草で、ネジバナの変種のようです。写真は8月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の多目的温室で見かけました。沖縄県の石垣島・西表島に分布する美しいピンク色をした多年草の花です。日本に自生するシュウカイドウは二種しかないのですが、そのうちの一つがこの「マルヤマシュウカイドウ」です。写真は8月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の熱帯産地雨林温室で見かけました。日本~朝鮮半島・中国に分布するランで、樹木の枝の根元などに張りついて生育する着生ランです。花に近づくとほのかに良い香りがします。江戸時代には園芸用に特異な品種が栽培され、その系統が「富貴ラン」として伝えられています。写真は8月9日に撮影しました。
つくば実験植物園の絶滅危惧・希少植物管理温室で見かけました。黄色いマメ科独特の花が印象的でした。図鑑によれば、奄美大島以南の南西諸島、熱帯~亜熱帯の海岸で咲くつる性の多年草だそうです。八重山諸島などでは一年中浜辺で咲いている花だと記されていますが、本州などでは植物園の温室でしか見ることはないでしょう。初めて見ました。写真は8月9日に撮影しました。