つくば実験植物園の入り口付近の花壇で咲いていました。薄紫色のくっきりした花で印象的です。欧州・北アフリカ原産の多年草です。春先に葉が出て6月頃になると葉が枯れてしまいます。そして秋9月頃に地面から直接花茎をのばして花が咲きます。春先に葉が出るとギョウジャニンニクやぎぼうしなどに似ているため、誤食されることがあると言われます。最近新聞報道などで「ギョウジャニンニク」と間違えて食べて食中毒事件があったと伝えられています。ギョウジャニンニクは、葉を摘まんで揉むとニンニク臭がしますが、イヌサフランはそれがありませんので、区別できると記されていました。間違わないように、花が咲いた時にしっかり場所を表示できるようにしておきたいものです。写真は9月30日に撮影しました。
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