シラユキカンアオイ(白雪寒葵）

つくば植物園で、とても珍しい花が特別展示されていました。詳細な説明がありましたので、紹介します。学名は「Asarum leucosepalum Hatus.ex Yamahata」で、琉球列島、徳之島の固有種で、林床の石灰岩土壌に生育するそうです。1994年に新種として登録されたもので、萼裂片が白くなることが特徴で、和名の「白雪寒葵」は、この白い萼裂片に由来するとのこと。まだあまり調査が進んでいないこともあってまだ絶滅危惧種に指定されていないが、とても貴重な植物だそうです。写真は2月19日に撮影しました。

オニシbリ

つくば植物園で寒い時期にひっそり咲く花です。昨年も掲載しましたが、この花を見るたびに勇気をもらいます。木陰の木漏れ日の下で薄緑色の目立たない花ですが、ほんのり芳香を放っています。説明板によれば、「Daphne pseudo-mezereum」、ジンチョウゲ科と記されていました。写真は2月19日に撮影しました。

Cym.Devon Gala×Devon Odyssey 'Joubert'

世界らん展2010で見かけた鮮やかなシンビジウムです。ワイン色をした花弁と濃い紫色の唇弁が誠に落ち着いた大人の美しさを感じさせます。銘板よれば、「Cym.Devon Gala×Devon Odyssey 'Joubert'」と記されていました。