michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

否定しない。良いところを評価したいね。

2013-04-29 11:24:30 | TV

今朝、あるサイトでの投稿にグッと惹かれた。

他の人たちがやっていることを、全く否定せずに尊重し、

その上で、元プロとしての

もっと良くしていくためのアイデアを提案しておられる。

  こういう姿勢でいきたいわね。

みんながそんな風に尊重し合い、足していく風潮になれば、

  きっと社会は 変わる。

 

と、誰かに言いたいような気がして、ふと自分を振り返ると…、

否定的な観方を、かなりやってるわね。。人に対しても、自分に対しても。

 

(この花壇、上から見るとかなり花と花の間隔があいてて、土がよく見える。

 でも、しゃがんで横から見ると、「花がいっぱい」って感じ。

 自分の立ち位置や視点しだいなんですね。)

 

 

                 

 

わたしは短歌や俳句が好きで、日曜朝の番組をいつも観てるんです。

どちらも月の最終週には、初心者講座がある。

メンバーは、若いタレントさんなど。

年度初めの作品は、率直に言ってまるで小学生並み。(私もそうなんですが)

それが、一年やっていくと、とても味のある作品を作れるようになるんですねぇ。

 

短歌の番組は、メンバー6人(男性・女性各3人)のうち、

良い作品が作れた4人だけが次の回に出られるんです。

  (私は最初、これビックリしたんですが)

女子チームは、いかにも「今どきの娘さん」といった方々なんですが

かなり本腰が入ってて、

自分で「短歌ノート」を用意したりして、ちょっとした時間を見つけては

短歌を作って取り組んでおられるとか。

 

きのう、次の回に出られる人の発表があった時、選ばれた一人の娘さんが

感涙。もう顔を覆って泣いてしまった。

隣りのもう一人の娘さんも、もらい泣き(実はライバル同士なわけですが)。

 そこまで打ち込んでおられるなんて――。

 

でも、逆に言えば、「君、ヘタだから、次来なくて良いよ」と(暗に)言われた時には、

それはショックでしょうね。。

 

 

俳句の方は、番組の後半、作品の作者名を伏せて、それぞれが評価。

良い作品と、ダメだと思う作品にそれぞれ印をつけていく。

  え? ダメな作品…?

  私は、こういう考え方って、あんまり好きになれないんです。

 

 

評価の低かった作品の作者に、先生は宿題を出された。

分厚い『歳時記』を手渡して、

「この中から好きな作品5つ選んで、暗唱してください」。

…こんな風に、もっと勉強していく手立てを教えてくれるのは良いと思うんです。

 

ある先生は、投稿作品一つ一つを講評されるとき、

「この部分が、こうこうで良いと思いました」

といった感じで、良い部分を取り上げて評価される。

どの作品についても、「ここが良いと思いますね」。

――こういうことは色んな意見があるでしょうが、

   なにか、あったかい空気を感じるんです。

 

 

 

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