michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

ぜんぜん「バリアフリーじゃない」んだけれど、

2012-12-17 07:43:29 | 聴こえ

きのうは、雨もあがり、あったかかったし

まずまずの投票日和。

投票場は、昭和の雰囲気漂う純和風建築なんです。

  歴史を感じさせます。(別の言い方では「すごく古い」とも云う

玄関に入ると、高めの段が2段あってそこを昇る。

 

これ、足の悪い方とかは、タイヘンかも。。

私と入れ替わりに車椅子の方が出て来られた。

 90才くらい?

どうやって昇ったのかしら?

数人で車椅子ごと抱え上げたのかしら――。

 

さて、投票場は畳で、係の方は正座しておられる。

当然こちらも膝を折って座り、

投票用紙を両手で受け取って、何となく押し頂くような格好に。

  ごく自然にそうなるんです。

そして立上がって、立って書くようになっている。

 

一般的な観方をすれば、バリアフリーとは程遠い状況なんだけど、

そして、スムーズに流れる形とは言いにくいかもしれないけれど、

あれはあれで、また別の味わい・関わり方などあるかも、って思いました。

 

           

もう一つ、私の場合は あまり聴こえない。

事前に調べられるだけは調べておいたけれど、

「小選挙区」「比例代表」「裁判官」の3つある、

その最初に どれを。そして どれと どれを一緒に、というのは行くまで分からない。

 

最初に渡された用紙は、見たら候補者名を書く、というのは分かったけれど、

その説明はナニ言ってるのか全く聴き取れなかった。。

 

それで、やっぱりチャンと聴きたいと思い、

次の係の方には「あまり聴こえないんです。ゆっくり言ってください」とお願いした。

すると、こちらの目を見て、ゆっくりと、聴き取れたか確認しながら、という感じで言ってくださった。

それで、安心して投票できたんです。

  ありがとうございました――。

 

特に行政関係の方などは、こんな風に、

「あまり聴こえない」と告げると、

シッカリ目を見て、話しが通じて理解できたか確認しながら言ってくださることが多いんです。

 

聴こえづらいことは不便なことだけど、それは日々タイヘンだったりもするんだけど、

難聴だからこその味わいとかも あるんだよネ、って感じることもあるんですよね。

 

いま、慌しい時季だけど、

こんなこと私の心は感じたよね、って書き留めておくことで

忙しい空気に流されないようにしたいんです。

 

 

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